日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 願いを込めながら過ごす 文月(七月)は特別な月 * 

2010年07月01日 | 雑感

29日に港警察署の前の花壇で撮った花 まとても夢のような素敵な花、”クレオメ”。
好きな花のひとつです。 我が家にもあったのですがいつの間にかいなくなっていました。
蝶が群がったように見えるので、フウチョウソウとも呼ばれているようです、長いしべに華やかさを感じます。
ちなみにこの花言葉は、小さな愛、秘密のひと時、思ったより悪くない・・なんて書いてありました。

6月はいっぱいなんだかあれもこれもやろうと意気込んでいたのですが、思うようにはいきませんでした。
でもそれなりに充実はしていたと思うのですが、色々な事柄にばたばたと過ぎて行ったような気もします。
が、思ったより悪くない? クレオメの花言葉のように、いいこともいっぱいいただいた月でもありました。

7月、早いですね、一年の折り返しです。
原点に帰るのもよし、新たに目標を持ち直してみるのもよし、大切な今日一日を何かを意識しながら、
進歩の跡が見えるような月に・・いえ、また大きなことは言えません、せめて後退でなく現状維持で、
今月も私らしくありたいと思います。 と言っても、大がつくくらい夏が苦手な12月生まれの私故期待は薄く。
皆さまと同様に、水分補給、身体に気をつけながら暑さをなんとか爽やかに乗り切られますように。

文月・・七日は七夕、願いはいっぱいあります、家族のこと、身内のこと、知人やブログのお友達のことも。
さまざまなことへの願いを込めながら、三人の子供たちの生まれた月、私には特別なこの月を、
思い深く大切に過ごして行きたいと思います。

1日早朝より4日間、滞在中のセイ君の招待で、長女、セイ君のお母さん、夫と香港に行きます。 
ネットは出来ませんが、素敵な景色を堪能しながら文月にかける心を、いっぱい充電をしてきたいと思います。
こんな私ですが、今月もどうぞよろしくお願いいたします。


* 香港旅行 1日目の思い出・・ *

2010年07月01日 | 風景・お出かけ
参議員選挙が終わった。 こう言う結果になるだろうなぁとは思っていたが・・。
4日間日本を離れたが、選挙でさぞ街は騒々しくなると思っていたにも関わらず選挙カーには一度も合わなかった。
香港旅行からはや10日以上が経ったが草稿中を含め、その日付に記事を置いて7月を追ってみたい。

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長女の婿殿セイ君が中国出張へ行って、2ケ月になる。 当初はこんなに長くなると思っていなかった。
中国は雨季でほぼ日本と似通った気候なので、汗かきのセイ君は仕事以上に雨の後の蒸し暑さに
大変な思いをしているようだ。 時差は日本より1時間遅い。 9時なら8時と言う訳。

「中国にいる間に、是非香港の観光を」と、お母さんと(お父さんはパス)私たちを3泊4日の香港旅行を招待してくれた。
前日からセイ君宅に泊まっていたお母さんと共に長女4名は、AM10時発のJALで経った。


「なんで飛行機怖いと言うてるあんたがいつも窓際やねん」 座席に着くなり、夫が不足そうに言った。
「ええやん、怖いから窓際がええのよ」 「どう言うこっちゃ」全く訳が分からんと言った風な夫は仕方なく内側に。
お母さんと長女は中央座席。 海外旅行3度目だが、中央以外の座席の時、私はいつも窓際をとる。
正直飛行機は苦手、怖い、だから景色が見えていないと、音や揺れに身構え肩に力が入るのだ。
(わ・・・怖・・ いざまさかの時は手帳やボールペンで状況をメモする)夫には言わないが、そんな事まで考えている。

窓際を優先する理由はもうひとつある。
怖さはさておいて、雲の上を見たいと言う夢が昔からあった。 7年前のハワイのときそれは叶ってもう感激で・・。 
知識はないものの、雲の下は雨でも雲の上はそうではないわけで、そんな不思議は未だに興味と感動をそそるのだ。
だから私は窓際。


飛行中は個々の席で映画を見た。 私は「孤高のメス」 17日から臓器移植に関しての法律が変わる、
映画「クライマーズ・ハイ」で堤慎一を見て、興味があったので見て良かったと思った。
もちろん時々、雲をチェックしながら見た。  3時間半でどうやら香港上空にさしかかる。
 

飛行機からしか見ることの出来ないこの景色はもうわくわく、それは夫も同じで二人で何度もシャッターを押した。
 
 
雑誌ではみてはいたが、高層な建物が林立する驚き、(来たんだ・・香港) そんな気持ちになった。
 
 
「わ・・すごいなぁ」二人はわくわくしてきた。
 
 
関空の何倍あるのだろう。  広すぎる滑走路、半端でない飛行機の種類と数、広いターミナルのハブ空港。
飛行機を降りて入国手続きに向う無人電車、今シンガポールに出張中の義弟君が「僕らが作ったんやで・・」
出発前にメールをくれていたのに、まるでお上りさん状態できょろきょろわくわくの私はすっかり忘れていた。


セイ君とパートナーのジャッキーさんの笑顔の出迎えを受け、九龍(クーロン)にあるシェラトン香港へ向う。
2か月ぶりに見るセイ君がまぶしく見えた。 日焼けしてとっても元気そうで私でもちょっとうるっときたから
慣れない異国での仕事、案じられるお母さんはどんなに嬉しかったことだろう、抱き合った気持ちが分かる。

(すごいなぁ・・)建物の高さに、心の中で叫びながら口にも出しながらシャッターを押す私。

 
シェラトン香港ホテル&タワーズには3泊。 部屋は14階、長女が景色が良く見えるように直前に部屋の変更手配、
ハーバービューである。 眺めが良くて、(は~これが香港なんやね・・) ビル全体が広告だ。


4日間この景色を見ながら寝たり起きたりする贅沢。
 
 
ふ~う・・なんて素敵な、ちょうど観光用のジャンク船が通りいっそうエキゾチック。
 
 
ジャッキーさんの奥さんが加わり、ホテル・インター・コンチネンタル香港のロビーラウンジでのアフタヌーン・ティー。
奥さんも日本にいたことがあるので、日本語が話せるから心強い。 
セイ君ママや娘は何度か会っているので「ミンナ アエテウレシイ  ミンナカゾク イイカゾク! )」
現地の方の日本語には助詞が少ないので色気がある、好きだこんなの。
思わず同じ風に話しそうになる。 「ジャッキーオクサン アエテ ウレシイ ムスメ イツモオセワニナッテル」 
いくらなんでも書いても、実際にはこんな風には言えない。

娘が何時間か前まで、浜崎あゆみがこのホテルにいるとツイッターでつぶやいていたと言う。 あ~残念とか。
国際色豊かな人々が総ガラス張りのラウンジからヴィクトリア湾、香港の景色を眺めながら語らいを楽しんでいた。

三段トレーとボックスのお菓子が二人分、サーモンやチーズチョコ、フルーツ、スコーンなど一口サイズのお菓子。
味わってみたいのと残してはもったいないの思いで、夫も私も結構いった。 HK$で398(二人で!)
 
 

ジャッキーさんご夫妻と別れてセイ君とお母さんはホテルに残り、娘と3人でヴィクトリア湾沿いへ向う
夫がじっとしている訳がない。 貴重な滞在である、ホテルにいては時間がもったいない!

ジャッキー・チェーンやブルー・スリーのオブジェや手形、人がいないときにシャッターを押しているが太陽が照りつける
そんな中、人々は思い思いに写真を撮っていた。 映画の女神像が美しく青空に映えていた。
 


上海万博のポスター 未来の文字にみくと反応。


夕食はジャッキーさんの招待でペキンロードワン11階にある王子飯店へ。
初めて歩く九龍の街並み、立派なブランドの店が立ち並ぶ建物、きょろきょろしながら・・

 
お店には賞を頂かれた賞状や八代亜紀さん、藤原紀香さん、倉木麻衣さん、中居正広君等など、
有名な芸能人の方の色紙が飾ってあった。 (日本人しか読めなくて・・)
 
 
ジャッキーさんは、そこで一室しかない個室をチョイスして下さっていて招待してくれた。
今日が香港の独立記念日と言うお祝いの日、良くとれたものであるとセイ君が敬意を表し。
ジャッキーさんのお母さん、奥さん、小6の息子さん、メイドさん、総勢10名のディナー。
 

時間前まで歓談している間に、日が落ちながら窓の向こうの景色色が変わって行った。

 
部屋に料理が持ち込まれ、支配人さんが素敵な笑顔で次々と料理を手配される。
こちらの料理は素材は何か知らないがお箸、ただ先が細くないので取りにくいものもあるが、
取り箸も一人ひとりついている。 割り箸と違ってエコなんだろうなぁ。

う・・・ん、美味しい。 日本人の口にも合うんだなぁ。 フカヒレのスープ、量が半端でなく今まで食べた中で最高。
 
 
毎夜8時対岸の香港島で始まる、シンフォニー・オブ・ライツ。 
レーザー光線や高層ビルからのサーチライト、ネオンの点滅、建物がライトアップされ美しく輝きをかもしだす。 
部屋のガラスからは撮りにくいが、皆席をたって眺めた。 何もかもが美しく輝いて感激だった。
(明日は一番高い建物IFCモール・・88階へ)
 

15分のショーが終わり、再び席について、また楽しく話しながら食事する。
こちらの方は、人が来ると家族のようにみんなで歓迎し食をともにするような習慣らしく奥さんは嬉しいを連発。
息子さんと来ていた女性はインドネシアから来ているメイドさんで6年間働き、日曜帰国するそうだ。
結婚もされているようで、えらいなぁ。 早く子供も欲しいのでとやめて帰国、中々出来ることではない。 

最後のマンゴプリン・・さすがになめらかで上品な濃さで美味しい。  
八代亜紀さんや藤原紀香さんも同じように料理を絶賛しながら食べられたのだろうか。
中居君もスタッフの方たちとこの部屋をチョイス?もしかして。  
ジャッキーさん、ご馳走さまでした!
 
 
皆さんと別れて、私たち5人は海岸沿いを歩いた。 少し蒸し暑いが昼間とまた違い異国情緒たっぷり。
それにしてもセイ君のお母さんは強い、毎日午後3時間ほどゲートボールをしておられるそうだが、
とても私より17もの大先輩だなんて。 77歳にして私、海外旅行出来るだろうか。 娘曰く、「無理!」

ホテルに向いながら、再びメインストリートネイザン通りを。 
「オネエサン、ニセモノアルヨ」行きも声をかけてきた黒人さんが腕時計を指さしながらまた勧誘する、
5人の団体だからいいようなもののちょっと夜は怖い。

 
部屋に帰ったのが11時半だったろうか、窓いっぱいに見える香港島のネオンの景色に見とれながら
朝家を出て、夜にこうしてホテルにいる現実が不思議な気さえした。 

娘たちも久しぶりに家族4人、ここに孫たちの声はない私たちも久しぶりに静かな夜、お互い水入らずだ。
閉じたらもったいないからカーテンは開けっぱなしでいようと、えらい夫らしくないことを言い笑った私だが、 
ゴルフを見ながら即効大いびきだ、ムードも何もあったものではない。 
枕が変わっても眠れる私なのだが、中々寝つけなくてずっとTVを見たり目を閉じて一日を振り返っていた。
ブログにはどう書こうか・・と頭に描きながら眠れない夜を過ごした。 
目が覚めてはそのたびにベッドから降りて、窓際に行き眠静まった街並みを眺めた。