「そんなもん、書かんでもええて」
「わ~・・まだ送りました葉書、書いてない!! 今日出さないと、お礼を先に言われる葉書が後になるわ~」
どうしようって今朝私がうろたえているものだから、夫はそう言った。
「なんで書かんでもいいの? 出さなあかんでしょう」
私が京都のお医者さまの家に住み込んでいた時、奥さまが「お中元やお歳暮みんな送りっ放しやけど、先生の奥さまだけは必ず丁寧に葉書を送ってきはるえ」
今でもそう言っていた奥さまの言葉や声を覚えている。 花嫁修業のつもりでここへ来たので、色々なことを
教えてもらった。 それらは、結婚生活を送る上でとても役にたっている、本当にいい経験をさせてもらった。
だから、送る時は必ず葉書を書くように心がけている。
だけど私はたいていなんでも、ぎりぎりにならないと出来ないタイプで着く頃か、1日遅れることもあった。
お世話になったお礼で送るのに、何の言葉もないのは礼儀を欠くことになりはしないかと思うのだけれど。
ましてや目上の方なら特に。 電話でも事は足りる。
突然に送られてきて、先方さまからお礼の電話を頂くようでは申し訳ないような気がする。
本来ならば持参して手渡すのが礼儀だけれど、遠方やそれが叶わなければデパートさんにお願いすればい訳で。
高齢で手も思うように行かない場合は、全く問題は無いと思う。
年賀状もまだ手をつけてないけれど、お歳暮送りました葉書は年賀状が遅れることより大事な気がする。
セイ君のご両親へはお見舞いやお礼で手紙にした。
最近撮った写真を葉書の隅に小さく入れて印刷、心を込めて書いた。 一枚の葉書でも、念が届くかと思うと、
自己満足かもしれないが3時には出し終えてすっとした。 書いて良かった。
愛ちゃんはまだ完ぺきに体調はもどって無いが、仕事が休み。
今日はゆいちゃんも保育園へ行ったので休めるだろう。 なつめも保育園へ行った。
貴重な一日をもらって葉書が出せて有り難かった。
夜夫は卓球の会の忘年会に出かけた。 卓球のって毎週、忘年会しているみたいなのにね。
夫にとって、ラケットは命よりも大切・・なんて学生時代を過ごしていた訳だから、年忘れ・・まいっか。、
冷たい雨の夜・・今日はあいさんの初七日。