＊ 貴重な休日 ＊

昨日の棚卸しで１階がさっぱりしたので、今日は普段荷物置き場と化している４階をとにかく片づけようと言う計画をたてた。
そして金曜日に行けなかった夫人の所に、月曜日に行くことになったのでお惣菜の献立やその買い物をすること。　

夫はもうさすがに腰が痛くて打ちっ放しは出来ず、飲み会と麻雀。　　（麻雀で座りっ放しも良くないと思うんだけど・・）
紅葉はもう本当に行けないなぁと言ったら、「８日休みやから、どこか連れて行ったるで」と優しい言葉をくれ、出かけて行った。

４階が、きれいさっぱり片付いた。　　ずっと気になっていたので、すっきり。
昔から部屋の物の配置を考えるの好きだし、工夫するのが大好きだし、そんな自分で良かったなぁううん、と自己満足している。　
亭主が元気でいい留守は片づく、貴重な休日である。

買い物を大きな紙にメモしてスーパーへ行く。　　４つ５つでも一生懸命、もう覚えてはおれないので必ずメモメモ！
４時過ぎのスーパーの店内はもちろん、レジも大混雑。　　チラシも入っていたし、「日曜はポイント３倍だものね」って言いながら皆さんすごいわ。　　
山もりの買い物をして自転車置き場で携帯を開いたら、愛ちゃんからメールが入っていた！　あれれ～。

「ゆいちゃんがヘルペスで、何も食べられないんです、明日は忙しくて休めないのですが子守いいですか？」　じゃじゃーん！　
電話をした。　「可哀そうにね、いいよみてあげる」　
さて、どうしよう山のような買い物、神戸の夫人の為の。　おやつも買ってあるし。　
ヘルペスは感染するし食べられないので保育園は無理、１日２日では治らないし・・。
夫人にまた分からない、行く日の延長を言うの辛いし、でも何より食料品が困るなぁ・・どうしようか。

「お母さま～・・」平身低頭・・・携帯で電話した第一声はそう言わずにおれなかった。　
「あのね・・明日・・実は・・」と言いかけたら、夫人は笑っていた、まるで察したかのように。　
「ゆいちゃんがね、ヘルペスになって・・」　「あんたとこも大変やね、４人も小さいのがおるから、ええよあんたとこで食べといて」
「夕方ゆいちゃんを送って行って、その足でお惣菜届けます、７時頃になるかも知れませんけど」　夫人は遠慮したが、もう言いきった。

ほらね、１年の終わりの月、特に寒くなった。　孫４人いるんだもの、色々計画立てても何があるか分からないのだ。
持って行ってあげれば無駄にならないわ、お野菜も。　　　　
それに何よりも、久しぶりに夫人は夫の顔が見られるし、返ってその方が良いかも知れない。