春の始まりがちょっと遅い東の庭にも
やっと陽射しが集まりだし
かわいいオーブリエチアが今年も開きだしました。
小さな花で地面を覆うように広がって育っています。
オーブリエチア
ヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。
夏の暑さや蒸れに弱いらしく
しかも半耐寒性と、厳しい寒さには勝てないようです。
建物と建物に囲まれた東の庭に植えて
もう2年。
夏も乾かし気味で育ち
バラの足元のグランドカバーになっています。
増えたでしょう?
とっても可愛いんですよ。
そして今朝、ちょこんと咲き出したスミレがいます。
この子も可愛いでしょう?
園芸種のエイザンスミレです。
普通のスミレよりもひと回り大きな丸顔で
とびきり明るくやってきました。
葉の姿もいいでしょう?
芽が出るのが遅くて心配しましたが
いきなりあちこちから現れました。
このスミレを大切にしている主人が絶賛。
「エイザンスミレは咲くとすぐにわかるね!」だって^^
そして、こんなスミレも咲き出したんですよ。
透き通るような淡い紫で
丸い葉にたくさんの蕾と花を咲かせています。
本当にきれい。。。
ずいぶん種が飛んだらしく
これもあちこちから咲き出しています。
脇で白い蕾を育てだしたスミレ。
この子も普通より少し大きめの・・・
素敵な姿の花だったと思います。
大きな株に育って東の庭のバラの株下に。
もうすぐお顔を見せてくれそうです。
咲いてきたら、また見てやってくださいね?
庭の片隅で今、ユキヤナギが満開です。
朝陽の中で耀きながら
真白な花を溢れるように枝垂れさせています。
その下にはビオラや水仙やチューリップの芽。
子供の頃から大好きだったユキヤナギ。
小さな花が寄り集まって放ってくる
沸き立つような香り。
そろそろ散りはじめた沈丁花と一緒に
庭を甘い香りで包んでくれます。
その脇ではトキワマンサクが色付いてきました。
赤い蕾が枝にいっぱい!
木全体で燃えるように赤く咲くのも
もうすぐですね。
この木が咲き出すとご近所のご主人たちが反応します。
「この花木はなんですか?いいですね~」って。
どうやら特に男性たちのハートを掴む花木のようです。
そして女性たちの心をしっかり掴む花木、ライラック。
こちらもいよいよです。
ほらほら、かわいいでしょう?
小さな蕾たちが湧き出てきました。
期待で胸がいっぱいになります。
ユキヤナギの側では気の早いバラが
もう蕾をぽつぽつと準備始めました。
大好きな大好きなオールドブラッシュ・チャイナです。
もうすぐ会えるかもしれません。
花木の今は、毎日がめまぐるしくて。
全てを見落としたくない・・・そんな美しい季節です。