カビの話
前にもお話ししましたが、
生ゴミ堆肥やっています 。
カドタ式というやつです。
生ゴミに、作った堆肥の素を混ぜて土をかけて置くと、冬の間は2か月ほどで分解され土になります。 それを使ったせいか、この夏はベランダ菜園が豊作でした。
↓生ごみに素を混ぜています。
冬の間は温度が低いので 時間がかかります。夏は暑いから 堆肥になるのも早いはず!と思ったのですが、なかなかうまくいかず。
なんか臭かったんですよね 。アンモニア臭のような なんかこう発酵しきってない感じ。
そこで図書館でカビの本を借りて 色々調べました(^-^)
カビの適温は25度から35度くらいだそうです。その温度で活性化するカビちゃんが、まず柔らかい部分を腐らせて分解する。分解の際、発熱するので温度が上がります。
そうすると、その50度から60度で活躍するカビが活性化し、残った固い部分を腐らせて分解する。
それで完全に土になるそうです。
すごいですね。
では臭くなるのは?
臭くなるのは、違う菌が活躍しちゃっているから??
とその前に
我が家の生ゴミ堆肥の環境をお伝えしないと。
土を買ったときの土の袋で堆肥づくりをしているのですが、実は冬の間発酵しやすいように簡易温室に入れてあげていたのです。
で、暑くなっても
まあ、温度が高ければより発酵するのかな、と思って(めんどくさくて放置していただけだけど)、そのまま温室だったんですよね。
ピッカピカの太陽のもと、
温室の中は超高温、アッツあつでした
実証実験の結果、
高温すぎるとダメみたいです( `д´)
温室を止めて
サンシェードの下に入れてあげたら、変な臭いもなく、分解してくれました!
色々ググったら
温度が80°を超えると 本来堆肥に残るはずの窒素が気化してアンモニアとなるので臭いがするそうです(80度もあったってこと?)
解明!奥が深い。
インターネットありがとうです。
温室を止めてから2週間、ちゃんと臭いもなく、完熟堆肥になっています。
カビが生えるって嫌ですよね。
でも、カビがくさらせてくれないと大変なんです!ゴミとしてずっと残っちゃう。確かに不燃ゴミってずっと残るもんね。。。
動物が植物を食べ
出したフンをカビが分解し、
分解された栄養素を植物が吸収して
また動物が食べる。
自然界はそういう
素晴らしい循環社会だそうです。
これに則っていれば
何も残らないんだねぇ。
参考にした本