民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

早い早い・・・・

2011-06-05 19:36:48 | Weblog
今日大阪から見えるお客さんにAM5:00に電話で起こされた~~~

何をしたのかと思ったら「羅臼にコンビニが有りますか??」と言う事だ

田舎だから仕方がないが「コンビニは有ります」「此れから小樽から走ります」

「気を付けていらしてください」走り出すと電話が掛けれないと思って居るんだ。

小樽からだと高速を走って10時間かな???PM3:00頃には着けるかな・・・・

AM11:00から誠諦寺の前住職の49日の法要が、長い間ご苦労様でした~~~

今日から忌明けになり喪に服して精進料理に耐えてきたのでやっと終わる。

午後から荷物を送る支度をしてお客さんが見えるのを待つとPM2:50分に

待ち人来る、長旅ご苦労様です~~~~~

大阪から新潟に移動して新潟からフェーリに乗って来たという

夕食になりメンメの湯煮に舌包み美味しいと言って食べてくれ全て完食を

してくれた良かった、今日もごみゼロの日に~~~

石田君今日の天気に大変な山奥に・・・・・決行だ!!

知床の秘湯


知床の奥地に、場所も定かでない秘湯があると聞いたのは2年前。
話を持ってきたのは、羅臼の漁師であり猟師でもあるSさん。

知床随一の秘湯探検、本日決行しました。
名づけて「オペレーションU」(今適当に付けただけです)

廃道のヤブを漕ぎ


稜線を超えて


雪解けで増水した沢を遡り


歩くこと5時間。ついに発見しました!

沢水の半分が白いのは、硫黄の温泉が流れているから。
源泉温度は約45℃で湯量は豊富です。

ちょい熱めでしたが、約一時間ほどまったり入浴。天然の岩風呂は極楽でした。

汚い足でスミマセン。

帰路は湯あたり、疲労でヘロヘロ。往復10時間の作戦は天気にも恵まれ無事完了です。

温泉に入るためにこんな山奥まで行く物好きはあまりいないと思いますが、もし行こうと考える方、
時間には余裕を持ちましょう。過去に温泉が見つからず遭難騒ぎまであったそうです。
日が短いとき、日帰りは困難でしょう。


毎日がガスで悩まされている観光船シャチに出会えたようですよ

ミラクルミラクル


本日は3便出航しました。
午前便はなんと!!ガス、ガス、ガス…見渡す限りガスのみ。
視界が悪く、海鳥オンリーのクルーズとなりました。
ガスの中のフルマカモメ^^



みんなでリベンジ!!午前便に乗船されたお客様全員と一緒に午後1時便出航。
ガスは朝に比べたらよくなりました。
そして、観測初?ミサゴという鳥が沖合を飛んでいるのが見られました。



イシイルカにミンククジラも見られましたね。それからなーんと、シャチの登場です。
近くで見られたのはこちらの2頭、ずっと一緒に進んでいくと北方領土・国後島側に
家族であろうシャチの群れがじゃれあっていました。
撮ってる最中は全く気付かなかったのですが、潮吹きに虹がかかっていた^^
無理を言えば、潮吹きがちょっとハートのようにも見え…



そして3便目15時便出航間近に濃霧発生、鳥好きの方々のツアーだったのですが
鳥もこんなに濃いならどうしようもない…という中イシイルカが船を見つけ自ら遊びに来てくれました。



君たちが天使に見えたよ(泣)そして長いこと船の舳先で遊んでいってくれました。
待ってもガスは晴れることなく過ぎていくと…お次は船の前にいきなり



シャチーーー!!
よく見ると何頭も…そのうちガスがやーっと晴れてきてくれてあちらこちらにシャチが。
本日は、昨日に引き続きすごい数のシャチたち。約60頭ほどはいたと思われます。
みんなちょっと急ぎ足で北へ向かっていたのですが、船を取り囲むように広く分散しておりました。

シャチはもういいよ、と鳥好きのお客様に言われながらもシャチを見て(笑)
それから、ハシボソミズナギドリの群れも見られました。



鳥ばかりに集中しすぎていたのですが、ミズナギドリの近くではマッコウクジラも確認されました。
鳥類はその他、ウトウ、ウミスズメ、アカエリヒレアシシギなども見ることが出来ました。
濃霧で苦戦の1日となりましたが、皆さん大変お疲れ様でした。