これはT師匠から頂いたリゾーム瓶苗(S23-19)からシュートした小苗です。
リゾームの移植は2024.3.2に行っていますので半年でここまでシュートしたことになります。
シュートは大小合わせて10本ありました。
培地周辺を拡大してみると、シュートの様子が良くわかります。苗は瓶の底から出ています。
師匠によると寒天培地に移植したリゾームは成長して瓶の側面に当たると、下方に潜ります。瓶底に達して行き場が無くなったところで上向きにシュートが始まります。
その通りになっているのがよく分かります。
瓶の底にはシュートした苗の根が伸びています。
右端のマザー瓶からリゾームを拾って、左2個の培養瓶に移植します。これに寄って同じことを無限に繰り返すことが出来ます。
左の移植したリゾーム瓶の拡大です。
師匠のように上手く並べらません。
本当は中心から外に向かって伸びる向きにリゾームを放射状に並べます。
マザー瓶の小苗10本です。
寒天を洗い流しました。
この後、瓶出ししてコンポストに植えて順化します。
植え出しました。
以前、瓶出し一年後の順化済み春蘭苗を棚入れし植替えたときに、ミズゴケで巻いて周りに鹿沼小粒を入れてありました。この方法を真似てエビネ苗の順化にもやっていますが、春蘭にも試してみます。