久しぶりの東京文化会館で興奮、島岡美延です。コロナ禍で約3年ぶりの全幕バレエの鑑賞、鳴りやまない拍手の中で幸せでした。
東京バレエ団『ドン・キホーテ』、初顔合わせの秋山瑛・宮川新大、フレッシュなペアのときめきが伝わるような舞台。小柄でバネがあって華のある秋山さん、軽やかで回転も速い、速い。足のラインが美しい宮川さん、回転もジャンプも見せつけてくれました。
私がレッスンを受ける先生も長身で伸びやか。マスクなしの顔を初めて見るって不思議な感じ。群舞でもソロも素敵でした。バレエ団の得意演目なので、観客にもある種の安心感と期待感。井田勝大指揮の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とダンサーたちがともに「最速」に挑戦するようなワザに沸きまくり。
「会話控えて」「ブラボー禁止」のアナウンスはあれど、皆さん、ロビーのおしゃべり止まらず。カーテンコールもたっぷり。ダンサーがマスクでリハーサルした大変な日々は、この瞬間のため。エンターテインメント、万歳!
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