一日中、本降りの雨、島岡美延です。風も強くなりそうで、しっかりした傘でお出かけを。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ・・・、こんな家族の中で宮沢賢治は育ったのですね。映画『銀河鉄道の父(5月5日公開)』をご紹介します。究極の家族愛を描いた傑作、門井慶喜の直木賞受賞作の映画化。手掛けたのは『八日目の蝉』『いのちの停車場』などの成島出監督。豪華出演者たちの演技合戦がすごい、役所広司と菅田将暉が父と子。
宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から裕福な質屋で長男である賢治は、家を継ぐ立場だが、適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人造宝石、宗教と我が道をいく賢治。政次郎は質屋を継がせたいし、厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためならと、つい甘やかしてしまう。やがて、妹トシの病気を機に、賢治は筆を執る・・・。
妹は森七菜、弟は豊田裕大、母は坂井真紀、祖父は田中泯。宮沢賢治、没後90年、あらためて賢治の言葉が響きます。
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