ハッ!
のシーン。
早いもので孫も七五三の年齢になりました。
我が娘もキモノを着たいと言うてきました。
それも、卒業式に袴で着たキモノを希望してきました。
小紋で、青海波の文様です。
青海波(せいがいは)は、大海原で永遠に繰り返される波を表します。
平穏な暮らしがいつまでも続きますようにという願いを込めた吉祥柄です。
地元のお宮さんへの参詣で、大仰なこともしないので
まぁ、付下げ小紋?程度の感覚で着せました。
私自身が二十代の頃に、母が拵えてくれたキモノなので
八掛も赤くて可愛い類になります。
帯は「う~~~ん、地味じゃない?」という感じ。
だって、持ってないんだもん~ということで、お許しを。
本人も喜んだし、きちんと感があってよかったと思います。
しかし
道行コートでグッと昭和の母になってしまいましたね。すごいね。
見渡すと他の方々も同じような感じ、よしよし。
襦袢はふぁんじゅ。
これだけでも着付けの時間は大幅に短縮です。
雨の予報でしたが、なんとかお天気の良いうちにお詣り。
現地では金襴緞子?金屏風?みたいな訪問着のご家族もいらして、
雇われカメラマンも連れていらした。すげー。
まぁ我々とは暮らしがまったく違うであろうご一族でした。
娘のお義母さんも「あらすごい」と驚いていらしたぐらい。
此方はこちららしくお詣り出来てホッとしました。よかったねぇ。
髪の毛がサラサラなところへピンが止まらなかったのと痛がったので
髪飾りは却下。
なんとか2歳児が喜んで草履で歩けたのが救いでした。
「ゴムじょり」なんて言ってましたけど。
私は
準備やら着付けやら荷物持ちやら、終わったら飛んで帰るというわけで洋服。
それも長いこと買ってないし、結局、毎度おなじみ、ほぼ着付け仕事の格好でした。
トホホ~