アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

国本武春追善公演へ

2016-04-03 | キモノ


Eテレ「にほんごであそぼ」でうなりやべべんを演じておられた国本武春氏が昨年12月に急逝され、その追善公演が道頓堀で開催されました。
千松ちゃんとの腹拵え、今井さん。


私は黄身を崩さずに口に入れたい派なんですが、どうしようもない。それがどーした。
11時半までに入店したのですぐに座れましたが、出る頃には行列が出来ていました。
美味しゅうございました。

道頓堀すごいですね。観光客でごった返しておりました。

浪曲は、春野恵子さんから武春氏に因んだ話を絡めて。
特に天中軒雲月師匠には泣かされました。
どれだけ大きな存在であったか、最後の武春氏のライブ映像で身に染みました。三味線のさくらさんまで棹から手を離して涙を拭かれるのだもの、堪りませんでした。
しかし今回は、病気治療に専念されていた京山幸枝若師匠がついに復活!良かったね~。
えらいマニアックな話になりましたが、大人の読み聞かせのようなもので、なかなか面白いものです。

道頓堀を後にして、堀江方面へテクテク。
喉が渇いたので太陽の塔Gardenで休憩~


久しぶりや…若向きのカヘ…ソファから立ちあがられへんかった…誰か引っ張って…

そんな日の着物は、小紋に半幅帯、薄羽織で。


たまたまバッグも着物も羽織も菊の模様になりました。


なんとなく選んだ着物、追悼の気持ち。いやいや、残念です。