議会は何をするところなのか。
随分とストレートな問い掛けですな。
地方議員が最も重要視し、多くの時間を費やすのは一般質問だと書いてありました。議員が関心を持っているだけじゃ無く、マスコミも注目しているの。そして何よりも小さなマチなら住民自体もそこが一番の注目どころと思っているんじゃ…。
質問をするかどうかが議員評価の基本…、そんな感じかな。
でも、行政は議会が決定した予算や条例を実施するもの。
議会が自治体の施策を決定する機関だとすれば、議会がやらなきゃならないのは住民全体の利益であり、行政が実施する施策で不利益が生じないよう注意し、悪いところは改善しなきゃならない責務も議会側にだってあるのだと。
議員はその一員だから。
改善しなきゃならないことを質問で要望するのでは無く、議会議員の中で議論して改善策を探さなきゃ。
そんな風に書いてありましたわ。
議論した結果、何かしらの提案をする時、それが適切なのかを検討し、議会の議決事項として行政に是正を要請する。
財源が必要なら予算を審議し、条例が必要なら制定を議論するとか。一般質問の辿るべき道筋と言うものはそうじゃ無きゃとも。
住民のために予算を策定すること。
予算案を住民にわかりやすく説明する任務は議員が負わなきゃ。関係住民の意見を聞き、それを持って議員全員で検討する。価値のあるお金にするために。
議員自身が関係住民のヒアリングを行い、住民のためになるのかどうか、それを判断して、予算や行政施策そのものを審議するの。
さて、ここではどうなんだろう。