吉良吉影は静かに暮らしたい

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Halford(ハルフォード)『Resurrection(リザレクション)』・・・2000年リリース

2019-04-11 06:50:12 | 洋楽邦楽を問わず音楽はイイ
 今までイロイロご紹介してきた『Judas Priest(ジューダス・プリースト)』 ですが『God(ゴッド)』と尊称される彼らも、これまでの歩みが順風満帆だったワケではありません。

 傑作アルバム『Painkiller(ペインキラー)』 をリリースした後、レーベルとの契約問題から、ヴォーカルのロブ・ハルフォードが脱退するハメになってしまいます。衝撃的な出来事でした。

 ロブは新バンド『Fight(ファイト)』を結成、楽曲はより先鋭的で過激なものになっていきます。
 しかし、程なくして『Fight(ファイト)』は解散、新たに結成した『2wo(トゥー)』は鳴かず飛ばず・・・(↓脚註参照)。アメリカでロブの半ズボン姿(しかも自転車に乗ってる!)が目撃されるに至って「メタル・ゴッドが半ズボンは無いだろっ!」と幻滅したファンも多かったのでした。

 ロブの抜けたジューダス・プリーストはしばらくの休止の後、新たなヴォーカルにティム・オーウェンスを迎えて活動を再開しますが「ええっ?モダン・ヘヴィネスなのかっ?」といった印象で、その方向性は本来のファンの期待を裏切るものでした。当時、ジャギュレイターデモリションといったアルバムがリリースされたのを聴いて「ジューダス・プリースト?最近パッとしないなあ」と離れていったファンが多かったと思います。

 そんな時です。友人たちが騒ぎ始めたのは・・・。
 「ロブが結成した新しいバンド『Halford(ハルフォード)』は凄い!今やこれがジューダスよりもジューダスらしいバンドだ!


※Halford『Resurrection(リザレクション)』2000年リリース

 聴いてブッ飛びました。「俺たちの求めていたのはコレだ!」とかつてのファン達が飛びつきました。
 これがキッカケとなり、ロブ復帰の気運が高まり、ジューダス再生へとつながった記念すべきアルバム、その名も『Resurrection(リザレクション)』文字通り『復活』です。

 では聴いていただきましょう!超音波の雄叫びを!(ライヴ・ヴァージョンでどうぞ!)
 

※Halford - Resurrection (Live at Rock In Rio)

<収録曲>
1.Resurrection     
2.Made In Hell     
3.Locked And Loaded
4.Night Fall     
5.Silent Screams   
7.Cyberworld    
8.Slow Down    
9.Twist       
10.Temptation   
11.Drive   
12.Saviour   
13.Sad Wings
14.Hell's Last Survivor

 オススメは1,2,7,13,14です。

※脚註(ご参考)


※ロブ・ハルフォードの当時のアルバム
 左の2つは『Fight(ファイト)』時代のもの、右端は『2wo(トゥー)』時代のもの(うわっ!売れなさそう!)

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