東京でやっていた「ギュスターヴ・モロー展(サロメと宿命の女たち)」がとうとう関西にもやってきたのです。こっ、これは逃してはならぬ・・・と早速行ってきました。
※ギュスターヴ・モロー展(2019年7月13日(土)~9月23日(月) / あべのハルカス美術館)
あべのハルカス美術館は18階・・・かなり上の方です。
※美術館へ向かうエスカレーターが長いっ!
男を滅ぼす宿命の女(ファムファタール)を描いて天下一品のモロー。
モローの描いた『サロメ』はそれまでのイメージ(ヘロデヤに操られた少女)を覆し、男を破滅させる魔性の女のイメージを定着させました。ワイルドの『サロメ』はこの絵画をもとに着想されたのでした。
サロメを描いた『出現』では斬られたヨハネの首が空中に浮かびます。
※ファムファタールとしてのサロメを決定づけた『出現』
『エウロペの誘拐』・・・ゼウスに微笑みかけて、これじゃ『エウロペの誘惑』です。
※キチンと完成させると古典的な仕上がりに・・・『エウロペの誘拐』
処女にしか懐かない一角獣。
※未完成作の方が近代的な仕上がりに・・・『一角獣』
色面による画面分割は流石ルオーやマティスの先生だっただけのことはあります。
※この椅子に座って一角獣を愛でましょう!
中にこんな『モロー!どうした?』と思うような(恋人を描いた)無邪気なデッサンもあって笑えます。
※『雲の上を歩く翼のあるアレクサンドリーヌ・デュルーとギュスターヴ・モロー』
セイレーンやトロイのヘレネーなど悪女満載のこの展示会・・・楽しめます!
※ギュスターヴ・モロー展(2019年7月13日(土)~9月23日(月) / あべのハルカス美術館)
あべのハルカス美術館は18階・・・かなり上の方です。
※美術館へ向かうエスカレーターが長いっ!
男を滅ぼす宿命の女(ファムファタール)を描いて天下一品のモロー。
モローの描いた『サロメ』はそれまでのイメージ(ヘロデヤに操られた少女)を覆し、男を破滅させる魔性の女のイメージを定着させました。ワイルドの『サロメ』はこの絵画をもとに着想されたのでした。
サロメを描いた『出現』では斬られたヨハネの首が空中に浮かびます。
※ファムファタールとしてのサロメを決定づけた『出現』
『エウロペの誘拐』・・・ゼウスに微笑みかけて、これじゃ『エウロペの誘惑』です。
※キチンと完成させると古典的な仕上がりに・・・『エウロペの誘拐』
処女にしか懐かない一角獣。
※未完成作の方が近代的な仕上がりに・・・『一角獣』
色面による画面分割は流石ルオーやマティスの先生だっただけのことはあります。
※この椅子に座って一角獣を愛でましょう!
中にこんな『モロー!どうした?』と思うような(恋人を描いた)無邪気なデッサンもあって笑えます。
※『雲の上を歩く翼のあるアレクサンドリーヌ・デュルーとギュスターヴ・モロー』
セイレーンやトロイのヘレネーなど悪女満載のこの展示会・・・楽しめます!