今も続いている🇷🇺ロシアによる🇺🇦ウクライナ侵略。そのさなかキーウに向かっていた🇷🇺ロシア軍が撤退した後で「🇷🇺ロシア軍占領地だった場所から多数の非戦闘員の死体が発見された事件」です。
もちろん🇷🇺ロシア軍の仕業です。
今では「🇷🇺ロシア軍の行った浄化作戦の結果」だと明らかになっています。
ブチャの虐殺は🇷🇺ロシア軍が行った「浄化作戦」の結果です。https://t.co/lxZeY3ySWl
— 吉良 吉影 (@3bnT85Ws66duVLx) July 26, 2024
しかしながら一部に「ブチャの虐殺はウクライナによる自作自演」という意見も根強くあります。
なぜ、そんなデマを信じてしまうのでしょう。理由は🇷🇺ロシア政府が虐殺への関与を否定し続けているからです。
否定だけならともかく、様々な偽情報を流布して責任逃れを図っているのです。いわく、死体ではなく生きている人間が死体を演じている、事件後に虐殺があったかのように死体が配置された、等々。
これらの偽情報はファクトチェックされて嘘だと明らかになっています。
🇷🇺ロシアはその場かぎりの嘘ばかりついてますから主張に一貫性がありません(嘘をつくには賢くないとダメなんですよね~)。
— 吉良 吉影 (@3bnT85Ws66duVLx) June 23, 2024
ブチャの虐殺に関するフェイクを流しているのは🇷🇺ロシアです。
すでに時系列で分析されています。https://t.co/wLva8gRe2X
偽情報を信じて🇷🇺ロシアを擁護する人々の主張をまとめると、こうなります。
当時イスタンブールで行われていた停戦交渉を潰すためにブチャの虐殺はでっち上げられた。🇷🇺ロシア軍はキーウ方面から撤退し始めていたのに「もっと🇷🇺ロシアを叩くべきだ」との世論を盛り上げるために。
呆れた考えです。太平洋戦争末期の日本でも(自決を強要することはあっても)自国民を殺したりはしていません。
🇷🇺ロシアと戦うための貴重な戦力となる自国民を虐殺しても🇺🇦ウクライナには何の得にもならないことは明らかです。
この欺瞞を明らかにしたのは何と衛星画像でした。いまや地球上のあらゆる場所が衛星軌道から監視されている時代なのです。
時系列で並べますと・・・
3月19日:マクサー衛星がブチャ市街を撮影
3月31日未明:🇷🇺ロシア軍ブチャから撤退
4月1日:一部地域で戦闘が続いていた
4月2日:AFPがブチャ市街を撮影
3月19日の衛星画像と4月2日の市街撮影写真において死体の配置が同一だと確認されています。
確かにマクサー衛星は19日にブチャ市街上空を通過しています。
撮影された写真も19日のものとして矛盾がありません。
解放されて最初にブチャ市街に入ったAFPの記事でも死体がかなり前から放置されていたことが指摘されています。
現代社会は民間の最新テクノロジーが国家単位での嘘を暴く、そういう時代になっているのです。
🇷🇺ロシアの嘘は暴かれました。
しかし性懲りもなく偽情報を拡散するヤカラはいるものです。
死体(の一部)からフレシェット弾が摘出されたことを、絶対的な証拠のように言い張るオロカ者が後を絶ちません。
オロカな輩が論拠としているデマ情報は引用できないのでURL(↓)だけを示しておきます。
https://mishajp.livejournal.com/6176936.html
フレシェット弾とは旧ソ連軍が使用していた「炸裂して無数のダーツを飛び散らせる榴弾」で現在は非人道兵器とされています。
これは虐殺とはナンの関係もない「言い掛かり」みたいなものです。
いわく「進軍していた🇷🇺ロシア軍は空挺部隊で榴弾砲は持っていない」、「🇷🇺ロシア軍は自軍の占領陣地内でフレシェット弾は射たない」、等々。
すべて誤りです。
フレシェット弾を発射できるD-30 122mm榴弾砲は『P-7機材用パラシュートによって輸送機から空中投下できる唯一の榴弾砲であるため、ロシア空挺軍では今だに唯一の榴弾砲として現役で使用されている』と解説されています(↓)。
また、🇷🇺ロシア軍の砲兵陣地跡から未使用のフレシェット弾(ダーツ入り砲弾)が見つかっています。
#Ukraine: The remains of a Russian artillery position in #Kyiv Oblast.
— 🇺🇦 Ukraine Weapons Tracker (@UAWeapons) April 10, 2022
One Russian 2S1 Gvozdika SPG can be seen totally destroyed, along with many 3Sh1 122mm flechette and 3BK13/3BK6 series HEAT-FS-T projectiles. (Thank you @blueboy1969 for assistance) pic.twitter.com/NJM3fuYyOD
親露派サイトが『ウクライナの仕業』の証拠だとしていたフレシェット弾に関する話はスペインメディアの誤報だったことが明らかになっています。
ついでですから、親露派が「住民を虐殺したのは🇺🇦ウクライナ軍」だと主張する「白い腕章」の一件についても言及しておきます。虐殺された住民の多くが「白い腕章(らしきもの)」を付けていたのを根拠に「🇺🇦ウクライナ軍が親露派住民を粛正した」とする偽情報のことです。
少し調べると「白い腕章」は🇷🇺ロシア軍が「民間人のシルシ」として住民に着用を強いていた事実が明らかになります。
侵攻中🇷🇺ロシア軍が「白い腕章」を、🇺🇦ウクライナ軍が「黄色い腕章」を識別のために着用していたことから始まる誤解に過ぎませんでした。
これで現在確認できる偽情報はことごとく論破したことになります。
Q.E.D.(証明終わり)
ここからは蛇足です。
実は🇷🇺ロシアには前歴があります。
カチンの森虐殺事件です。
第二次大戦中に起こったこの事件への関与を1990年になるまで🇷🇺ロシアは認めませんでしたが、今では🇷🇺ロシアの犯行だと明らかになっています。
ところがウクライナ侵攻に伴い🇷🇺ロシアはカチンの森事件さえ否定しようとしています。
このような恥知らずな国🇷🇺ロシアをを隣国に持っていることを🇯🇵日本は忘れてはなりません。
まさに「おそロシア」です。
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