吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

『開国への潮流(開港前夜の兵庫と神戸)展』8月5日~9月24日/神戸市立博物館

2017-09-04 12:31:38 | 日々美しいものに触れようよ

 神戸開港150年記念事業の一環として、兵庫と神戸の歴史に関する展示が神戸市立博物館で開催されています。


 ※入口に設置された看板

 ここ神戸市立博物館には、日本と神戸の歴史を縄文時代から現代にいたるまで示した常設展があって、これに銅鐸とか一級の資料が展示されているのですが、今回の特別展は、いってみればこの『常設展が延長して詳しく説明されている(江戸後期から明治初期)』イメージです。で、資料としては一級なのですが、実に地味~(!)な展示になってしまいました。学芸員の方も頑張っているのは判るンですが、残念なことです。

 実は併設されている『絵画と古地図で読み解く日欧交流』展の方が面白い。


 ※教科書にも載っているフランシスコ・ザビエル像はここにあります。

 ここに古地図がかなりの量展示されているのですが、西洋人にとってアジア(特に日本)がどのように捉えられていたかが分かってとても面白いンです。日本が丸い島(利尻島ですか!?)として表示されていたり、日本の東に『銀の島』なるものが描かれていたり、また世界全図には各国の風俗や服装の図示が添えられたり、この誤って捉えられた日本像を見るのが、とても面白かったのです。

 土曜日にはサタデー・トークもあり、偶然参加することができたのですが、展示品の詳細な解説も聴くことができます。幸い観覧者もそう多くないので神戸の歴史を知るいい機会になります。入館は土曜日午後2時からのサタデー・トーク狙いがベストです。


 ※8Kスーパーハイビジョンによる展示・・・8Kって一体!?
  私は4K(キツイ,汚い,危険,給料が安い)までしか思いつきません(違うだろっ!!!)。


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15 コメント

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Unknown (みゃー大工)
2017-09-04 15:28:47
お洒落でモダンな都市、神戸の縄文時代が、
関東からは想像がつきませーん、
みんなで毛皮着て、ウホウホしていたなんて。
関東ならあり得る、
今もそーだろー地域がありますが。
(従弟など原始人に近いと思う。)
古地図はねぇ、どーしてそーなった系が大好きです。
地球が平面で、端から海の水が落ちて、かつ怪物がいたりのやつとか。
イイですね、神戸市立博物館。
我がゲーム相手の神戸の先輩達にも宣伝しなくては~。

ザビエルって、死後ミイラ化して右腕切られてませんでしたっけ?
手フェチでなくてローマ教皇に。
ちなみに家に来るシジュウカラは皆、
まとめてザビエルというあだ名がつきます。

3K。
バブリーの時に、女どもが、
自分を顧みずに、高学歴、高身長、高収入とやってましたなああ。
それを足しても一つ足りませんなぁ。

過去記事でパン屋、和菓子屋論争にグッときました、
管理人様のように頭が良ければスカッと論破なのですが。
頭が良くて羨ましいです!
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コメントありがとうございます。 (管理人)
2017-09-04 17:10:14
 竪穴式住居は後の時代まで結構残っていて、平安時代くらいまで庶民はみんな竪穴式住居に住んでいたようです。で、家々からかまどの煙が・・・。
 よくご存知で!ザビエルの躰はマラッカに手は欧州にあります。
 ザビエルが聖人に列せられたのはバチカンが奇跡を認定したからであります。嵐が鎮まるようにと海に投げ込んだ十字架を何と蟹が拾ってザビエルの元に返したそうで(蟹の恩返し!?)以降ザビエルのシンボルは蟹になってます。
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Unknown (みゃー大工)
2017-09-04 18:38:34
あああ、
この無料マンガがザビエルとカニについてのパロディなのです。
馬鹿を伝染してしまったら、すみませーん。
http://book.geocities.jp/monene39/paperakyu00.html
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感染しました。 (管理人)
2017-09-05 08:57:50
ああ・・・、小学校の頃校舎の裏で(先生に黙って)子犬を飼ってたのを思い出しました。給食の残りをあげたりして・・・。あの仔、その後どうなったんだったっけ!?
よく読むとこの作者の方、いろいろよく調べてますね!
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追記(ザビエルの真実) (管理人)
2017-09-05 10:03:16
実は『ザビエルの肖像画は彼の帰国後に想像で描かれた』ものだそうです。
本当はあんな姿ではなかった可能性も・・・!?
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そうなのね〜 (キナコまま)
2017-09-05 11:49:32
色々な裏話 そして 面白い漫画
お二人のやり取りを楽しませて頂きました。
この漫画 面白いです。
なんだか 昭和を彷彿とさせる場面もあり
小津安二郎の映画のような場面あり。。。
何でも良くご存知ですね〜
ビックリですよ。

神戸は鎌倉と同じくらい憧れる街です。
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ああっ! (管理人)
2017-09-05 12:54:05
ブログ拝見させて戴いたところです。
銀河を揺るがすスターキラーのような最終兵器が・・・ついに完成してしまった(みゃー大工さんところのデス・スターの数倍はありますな~)。平和利用を願うばかりです(スイマセン!うまくいくよう祈ってます!)。

この漫画、最初単なるナンセンスものかと思っていたら『20世紀少年』のテイストが加わって、さらに『彼岸島』のような展開にビックリ!です。
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Unknown (テクテク)
2017-09-05 18:47:49
ザビエルが嵐を鎮めるために十字架を
海に投げ込んだらたら、
蟹がそれを拾ってザビエルの元に
返したので、ザビエルのシンボルは
蟹さん。

え?パロディー?

蟹がシンボル?蟹の恩返し?

ミイラになったのに右腕切られた?

ザビエルの姿は想像した姿?

謎だらけですね。
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そうなんですよ・・・🐵。 (管理人)
2017-09-05 22:33:54
一つ気付いたことがあります。
このマンガ、下敷きは北原白秋の『あわて床屋』です。蟹が床屋を開くと兎がやって来ます。そこで『🎵邪魔なお耳はピョコピョコするし、そこで慌ててチョンと切り落とす、チョッキンチョッキンチョッキンな~🎵』これですね😅。
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Unknown (テクテク)
2017-09-05 23:18:54
最後の、チョッキン、チョッキン、
チョッキンナ~に覚えがありました!
でもメロディーが浮かばず、
早速、YouTubeで見ました(*^-^*)

あ、これか~と。
チョキチョキのところだけは、
記憶にありました(^^♪
(あわて床屋)という題名なんですね(^^♪
何だか懐かしいです~( ◠‿◠ )
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