『昨年がクラーナハの年なら、今年はブリューゲルの年だ!』誰が言ったかって!? いま私がそう決めました。
『一生に一度は見たい名画』と銘打って来日!これは是非見ておかないと・・・いそいそと中之島に向かったのだった。
会場前には大友克洋の図解『INSIDE BABEL』が展示され、いやがうえにも期待が高まります。
※大友克洋版『バベルの塔』内部構造を想像して描いたもの。
地下3階へと降りて行き、いよいよ会場へ・・・。
お目当ての『バベルの塔』は最後の方、最初はネーデルラント絵画を観て回ります。
ボスの『放浪者』と『聖クリストフォロス』が最初のヤマ場。
『放浪者』
放浪者は人生の選択にあたって、思い入れタップリに娼館を振り返る・・・うんうん分かるナアその気持ち。
『聖クリストフォロス』
聖クリストフォロスは幼子を背負って河を渡ろうとしたら、幼子が実はキリストでだんだん重くなり・・・という漱石『夢十夜』に出てくる『青坊主』みたいなお話(近いけど・・・違うだろっ!)。
お馴染みのブリューゲル作品をもとにした版画『大魚は小魚を呑む』にもお目に掛かれます。
※『大魚は小魚を呑む』円内のモンスター・・・可愛いと思いませんか!?
さて、いよいよ『バベルの塔』ですが、本物は実に小さい!近づいてもよく分かりません。
ここは並ぶのをやめて列の後ろから肩越しに鑑賞し『小さい絵なのに凄く存在感がある(!)』絵全体の印象を確かめるのがベスト!
※わざわざ並ばなくてもこの感じで見ることができます。
長い行列に並ばなくてイイうえに、2列目から肩越しに鑑賞する分には時間制限がナイのがウレシイところです(列に並ぶとどうしても『立ち止まらないでください!』状態になってオチオチ観ていられません)。
細部を鑑賞したい方のためには超拡大した複製画が用意されていますので、これとCG映像で確認するのが正しい鑑賞法です。
※『バベルの塔』は推定500メートル以上、スカイツリーよりもやや低い高さまで建設が進んでいます。
全体に上の方が赤っぽく見えるのは煉瓦がまだ新しいから、よく見ると漆喰(白)と煉瓦(赤)を運び上げているラインが確認できます。
細部を見ていくとキリがないくらい描き込んであり、気が遠くなりそうな労力がつぎ込まれているのが分かります。
中央(第4層)やや右の教会部分(これでほぼ実寸大か?それより少し大きいか?くらいです)。
さらに拡大・・・
凄い!凄過ぎるっ!
※超々々拡大した複製模型でも十分鑑賞に堪えるって・・・いったいどんだけ描き込んであるんですかぁ!?と驚きます。
鑑賞が終わったら売店へ。今回の展覧会はグッズが充実しているのも楽しい点です。
お手頃価格のエッグスタンド。さて、どれにしますか・・・・。
※やっぱりコレです!
全体の構成は少し物足りない感じがしないでもありませんが、メインの3点は掛け値なしに充実!
見逃すと後悔する展示会です。
『一生に一度は見たい名画』と銘打って来日!これは是非見ておかないと・・・いそいそと中之島に向かったのだった。
会場前には大友克洋の図解『INSIDE BABEL』が展示され、いやがうえにも期待が高まります。
※大友克洋版『バベルの塔』内部構造を想像して描いたもの。
地下3階へと降りて行き、いよいよ会場へ・・・。
お目当ての『バベルの塔』は最後の方、最初はネーデルラント絵画を観て回ります。
ボスの『放浪者』と『聖クリストフォロス』が最初のヤマ場。
『放浪者』
放浪者は人生の選択にあたって、思い入れタップリに娼館を振り返る・・・うんうん分かるナアその気持ち。
『聖クリストフォロス』
聖クリストフォロスは幼子を背負って河を渡ろうとしたら、幼子が実はキリストでだんだん重くなり・・・という漱石『夢十夜』に出てくる『青坊主』みたいなお話(近いけど・・・違うだろっ!)。
お馴染みのブリューゲル作品をもとにした版画『大魚は小魚を呑む』にもお目に掛かれます。
※『大魚は小魚を呑む』円内のモンスター・・・可愛いと思いませんか!?
さて、いよいよ『バベルの塔』ですが、本物は実に小さい!近づいてもよく分かりません。
ここは並ぶのをやめて列の後ろから肩越しに鑑賞し『小さい絵なのに凄く存在感がある(!)』絵全体の印象を確かめるのがベスト!
※わざわざ並ばなくてもこの感じで見ることができます。
長い行列に並ばなくてイイうえに、2列目から肩越しに鑑賞する分には時間制限がナイのがウレシイところです(列に並ぶとどうしても『立ち止まらないでください!』状態になってオチオチ観ていられません)。
細部を鑑賞したい方のためには超拡大した複製画が用意されていますので、これとCG映像で確認するのが正しい鑑賞法です。
※『バベルの塔』は推定500メートル以上、スカイツリーよりもやや低い高さまで建設が進んでいます。
全体に上の方が赤っぽく見えるのは煉瓦がまだ新しいから、よく見ると漆喰(白)と煉瓦(赤)を運び上げているラインが確認できます。
細部を見ていくとキリがないくらい描き込んであり、気が遠くなりそうな労力がつぎ込まれているのが分かります。
中央(第4層)やや右の教会部分(これでほぼ実寸大か?それより少し大きいか?くらいです)。
さらに拡大・・・
凄い!凄過ぎるっ!
※超々々拡大した複製模型でも十分鑑賞に堪えるって・・・いったいどんだけ描き込んであるんですかぁ!?と驚きます。
鑑賞が終わったら売店へ。今回の展覧会はグッズが充実しているのも楽しい点です。
お手頃価格のエッグスタンド。さて、どれにしますか・・・・。
※やっぱりコレです!
全体の構成は少し物足りない感じがしないでもありませんが、メインの3点は掛け値なしに充実!
見逃すと後悔する展示会です。
空飛ぶナマズ?が最高にいいです。
あれは 悪魔なのですか?
あ、それと もちろん バベルの塔本物見たことないですが
この写真だと とても 絵が明るいことに気がつきました。
もっと くらい〜絵だと思っていましたが
緻密に線を描いていて 小さくても 明るい綺麗な絵ですね〜
やっぱ 京阪神に住んでると フットワーク良くて 羨ましいな。
去年のクラナハは旦那が解らず誰それ?状態で、違う展示へ行きますた。
ブリューゲルのバベル、大小のうちの小ですよね、来日。
私、ジグソーパズル屋でこれを見かけると、
「絶対に挑戦するわっ」て毎度思って今に至る。
老人ホームで挑戦するわっ、いずれっ。
ピース呆けて無くしそうだけどw
そして、この絵書き込み過ぎですよね、
拡大でこれだけって、唖然。
大はもっとすごいのかしら?
ホント壁紙発売してくだされば、家のどこかに貼りたいです。
トイレでじーっと鑑賞とか。
大友さんの内部の想像図も良かったでしょうね。そちらも欲しい。
それと、ブリューゲル、親子で画家でしたっけ、農民画家ですっけ、「怠け者の天国」っていう絵が、自分を見ているようです。
(親子で画家といえば、アンドリュー・ワイエスも三代で画家、才能って遺伝かしら。私も美大を目指した青春があり、笑)
ヒエロニムス・ボス、
私は選ぶならエッグスタンド先頭の、
マスオさんのぬいぐるみが欲しいでーす。
素敵な美術館巡り、ありがとうございまーす!楽しかったです!
バベルの塔が神の怒りをかって、
トンチンカン会話で、
製作不能にさせた話、
幼稚園の頃に知ったのですが、
何故か、脳内でピサの斜塔とごっちゃになり、
それで、曲がっているのか(゚д゚)!と、納得。
のちに、
ガリレオガリレイの実験で違うと知りましたw
んん~!?・・・絵の明るさは掲載した写真はちょっと明るすぎますね~。その下の拡大図版くらいのイメージでした。ちょっと暗く描いて実に不穏な感じを醸し出している・・・ワケなのです。
あああ、ごめんなさい、
サザエさんのマスオとなってます、
しみませーん。
クラーナハはこちらをどうぞ→http://blog.goo.ne.jp/mobilis-in-mobili/e/71220df2f6210d4b7eb841ab655a3f1d
実にエロい(!?)のです!!!
ジグソーパズルはあんまりしないのですが、人づてに『最も難しいジグソーパズル』の噂を聞いたことがあります。・・・それは『2001年宇宙の旅』・・・宇宙ステーションとタイトル文字以外は宇宙空間に星ばかり(!)というシロモノです。
ワクワク・ゾクゾクしますよね(*_*)
見れば見るほど引き込まれそうです。
こういう幻想的でファンタジー
ものを好む、
Mobileさんはセンス100点満点!
いよっ!ニッポンいち!
小さい頃からこんなものが好きだなんて私もずいぶん変な子供だったンでしょうな~。
地団駄を踏むような日々を過ごしておりました。
こちらの記事を拝見し、天にも登る気持ち*´ ³`)ノサティスファクション!でございます。
来月「怖い絵展」へもインフルエンザが流行る前に出向く予定です。
吉良吉影様と趣味が合うなんて幸甚の至りです♡