しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

「天空の城」に登る 常山城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
常山城
岡山県岡山市南区灘崎・玉野市常山


岡山平野の南に、山の姿が美しく「児島冨士」と呼ばれる山がある。
それが「常山」で、戦国時代は常山城。










常山城は天正3年毛利に攻められ落城。
城主・上野氏は城で腹を斬り、姫と侍女34人が奮戦し討ち死や自害した。

34基並ぶ、「女軍の墓」。







常山は眺めもいい。


南の玉野市と瀬戸内海方面を展望する。








東の児島湾方面。

藤田伝三郎が、日本の大規模農業化を目指した干拓地がどこまでも広がる。





登城日・2007.3.17ほか

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「天空の城」に登る 若桜鬼ヶ城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
若桜鬼ヶ城

鳥取県八頭郡若桜町若桜


若桜の町並みの、どこからでも鬼ヶ城が見える。







城は鎌倉時代からつづき、江戸時代の初めに廃城となった。
戦国時代には尼子の山中鹿之助が城取りをしたり、毛利と織田の攻城戦もあった。

今は石垣の遺構が多く残ることで知られている。







本丸からの眺めは素晴らしく、若桜市街地をはじめ鳥取県や兵庫県の山々が望める。
季節によれば雲海もみえるそうだ。





登城日・2013.7.17

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「天空の城」に登る 大野城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
大野城

福岡県太宰府市・大野城市


史跡”太宰府跡”。
後方の山が、古代山城”大野城”。
標高410mの山の、山頂付近を周囲7kmにわたり強固な城が残っている。







大野城には、太宰府跡から登城の道が整備されている。
ただ登って行けばいい。大野城に着く。









城は大唐帝国から防御が目的で、岡山県の鬼ノ城や香川県の屋嶋城と同時代のもの。
大和朝廷の国家事業。






この場所に来てみれば、
玄界灘が見え、国家存亡の興廃を掛けた山城であることが容易に想像できる。


玄界灘から寄せる敵に、”水城”で防御する。
水城が破れたら”大野城”で守る。












城の規模は戦国時代の小田原城や大坂城にも匹敵するそうだ。

城門跡や石垣が残り見どころ満載の史跡となっている。





なお、整備された道は下れば太宰府天満宮に着く道で、健康にも観光にも適した古代山城だ。



登城日・2014.1.12


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