しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

「天空の城」に登る 矢筈城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
矢筈城
岡山県津山市加茂町山下


「矢筈城」は、美作の山中に聳え立つ、まさに”天空の城”。


矢筈城の麓に加茂川が流れ、因美線「松ボウキ橋梁」。











正面の山が矢筈城。
標高は756m。比高410m。

この城は羽柴秀吉の中国攻めにも耐えたことでも知られる。
難攻不落の城。


とにかく、高くて、険しい。










山頂が近くなると、堀切や石垣が幾重にも本丸へつづく。

山頂本丸からは中国山地の山々が望め、下を見ると、この城の高さを実感する。

岡山県指定の史跡、最強の山城かも知れない。





登城日・2015.4.18

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 津和野城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
津和野城

島根県鹿足郡津和野町後田


観光都市、石見の国の津和野に聳える津和野城。





お城は鎌倉時代に築かれていたが、近世の城は坂崎家三万石の城。
坂崎家とは、”千姫様”の救出で有名な坂崎出羽守直盛。

その後、因幡国鹿野藩から亀井政矩が4万3千石で入城し、幕末まで続いた。
末裔の方は国会議員で活躍している。







太皷谷稲成神社に登山口があり、山頂へ道が続いている。
登城の道の上を、観光リフトが上下している。










山頂の石垣群は迫力がある。
出丸・三の丸・二の丸・本丸と石垣が連なる。









山陰地方の田園風景。
津和野の町、JR津和野線、前に聳える青の山。
すばらしい展望を楽しめる。





登城日・2011.10.27

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天空の城」に登る 鬼ノ城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
鬼ノ城(きのじょう)
岡山県総社市鬼城山


吉備路サイクリングロードから見る古代山城「鬼ノ城」。
お城が築かれた頃は、この付近は海。






山の麓(海岸線)だった場所に「砂川公園」という大きな児童公園があり、そこが駐車場兼登城口。
砂川公園からスタートして、経山を越えて鬼ノ城山へ向かう。







経山から鬼ノ城を見る。







「鬼ノ城ビジターセンター」に着いたら、そこが鬼ノ城の入口。



鬼ノ城は大野城と同じく、大唐帝国の倭国侵攻に備えた古代山城。
石垣が延々とつづくのが見どころ。

お城の周囲は約3km、城門が4ヶ所。
標高は400m。













鬼ノ城は海からの敵に備えた城だが、その海は城門に立っても望むことはできない。
海は陸地化し、総社市や岡山市や倉敷市を構成している。

晴れた日には四国の、小豆島・屋島・五色台を見ることができる。






登城日・2013.1.31
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする