ジェイムス・ブラウンについて思いを馳せています。私が始めてJBを知ったのはブルース・ブラザーズの映画だったかもしれません。神父の役で登場したJBがど派手なパフォーマンスを決める場面は、同映画の名シーンでもあります。この映画を初めて見た時、私はまだ黒人音楽に興味を持っていない頃でしたが、JBのシーンはガツ~ン!ときましたね。
その後NHKBSかなにかで彼の特集番組を見て、若いころのパフォーマンスに完璧にノックアウトされました。ひとつは「Please Please Please」でのマントショー。
曲の後半、感極まったように膝から崩れ落ちるJBに、お付の人が派手なマントを被せます。ゆっくりと立ち上がり、ステージを去りかけるJB、そのJBを慰めるように肩をさする付き人。すると突然何かに目覚めたかのようにマントを振り払い、マイクスタンドに駆け寄りシャウトするJB。そしてまた感極まったかのように膝から崩れ落ち、お付の人がマントを…。これを永遠、何度も何度も繰り返すのです。え?まだやるの?また?みたいな感じで。
このパフォーマンスを見て、その濃さと意味不明さに衝撃を受けました。黒人って凄いなと。それともう一つ、何度見ても興奮させられるのが彼の足技。
若きJBがファンキーな曲で見せる独特の足技はホント最高でした。激しくクネクネと小刻みに震わすように、どうしてそんなに速く動くんだー!って感じ。さらにその足技は前後左右に滑るようにJBを移動させるんです。なんでアレで動くんだー!って感じに。かのミック・ジャガーも若いころしきりに似たような足技を披露してました。私はJBの真似だと思っているのですがどうでしょう?
さて、日本には何度も来日しているJBですが、残念ながら私は彼のライブを2回しか見たことがありません。一度は92年の代々木体育館、2度目は98年の赤坂BLITZです。初めて生のJBを体験した代々木も印象的でしたが、何と言ってもBLITZでしょう!
あのJBをライブハウスで見れた幸せは一生忘れないと思います。オールスタンディングの熱気溢れる中、ソウルレヴュー的な展開で進むステージ、目の前で次々にバンドやコーラス隊を指揮していくJB、そして世界遺産レベルのシャウトとアクション! もちろん若い頃に比べれば劣ろえは隠しきれないかもしれません。ですがステージから発散されるエネルギーとオーラは唯一無比のものであり、JBという帝王のみが成し得たブラックミュージックの最も濃厚なエキス。それは猥雑でありながら至高の味わい。本当に神がかったライブでした。そして私はただただ放心するばかり…。
そして何故かこの後度々来日しているJBを全て見逃している私なのです。それはおそらくこの日の興奮が忘れられず、ホールではなくライブハウスで観たいと言う気持ちが強くなってしまったからだと思います。今は後悔しています…。
そう言えば、2000年にロック・フェスであるサマーソニーックにも出演してるんですよね。その時はトリ前に登場し予定時間を遥かに超える熱演だったとか。おかげでトリのジョン・スペンサーの演奏時間ががかなり短くなってしまったり。これもJBらしいエピソードですね。押しとアクの強さも流石は帝王でした。あっぱれです!
その後NHKBSかなにかで彼の特集番組を見て、若いころのパフォーマンスに完璧にノックアウトされました。ひとつは「Please Please Please」でのマントショー。
曲の後半、感極まったように膝から崩れ落ちるJBに、お付の人が派手なマントを被せます。ゆっくりと立ち上がり、ステージを去りかけるJB、そのJBを慰めるように肩をさする付き人。すると突然何かに目覚めたかのようにマントを振り払い、マイクスタンドに駆け寄りシャウトするJB。そしてまた感極まったかのように膝から崩れ落ち、お付の人がマントを…。これを永遠、何度も何度も繰り返すのです。え?まだやるの?また?みたいな感じで。
このパフォーマンスを見て、その濃さと意味不明さに衝撃を受けました。黒人って凄いなと。それともう一つ、何度見ても興奮させられるのが彼の足技。
若きJBがファンキーな曲で見せる独特の足技はホント最高でした。激しくクネクネと小刻みに震わすように、どうしてそんなに速く動くんだー!って感じ。さらにその足技は前後左右に滑るようにJBを移動させるんです。なんでアレで動くんだー!って感じに。かのミック・ジャガーも若いころしきりに似たような足技を披露してました。私はJBの真似だと思っているのですがどうでしょう?
さて、日本には何度も来日しているJBですが、残念ながら私は彼のライブを2回しか見たことがありません。一度は92年の代々木体育館、2度目は98年の赤坂BLITZです。初めて生のJBを体験した代々木も印象的でしたが、何と言ってもBLITZでしょう!
あのJBをライブハウスで見れた幸せは一生忘れないと思います。オールスタンディングの熱気溢れる中、ソウルレヴュー的な展開で進むステージ、目の前で次々にバンドやコーラス隊を指揮していくJB、そして世界遺産レベルのシャウトとアクション! もちろん若い頃に比べれば劣ろえは隠しきれないかもしれません。ですがステージから発散されるエネルギーとオーラは唯一無比のものであり、JBという帝王のみが成し得たブラックミュージックの最も濃厚なエキス。それは猥雑でありながら至高の味わい。本当に神がかったライブでした。そして私はただただ放心するばかり…。
そして何故かこの後度々来日しているJBを全て見逃している私なのです。それはおそらくこの日の興奮が忘れられず、ホールではなくライブハウスで観たいと言う気持ちが強くなってしまったからだと思います。今は後悔しています…。
そう言えば、2000年にロック・フェスであるサマーソニーックにも出演してるんですよね。その時はトリ前に登場し予定時間を遥かに超える熱演だったとか。おかげでトリのジョン・スペンサーの演奏時間ががかなり短くなってしまったり。これもJBらしいエピソードですね。押しとアクの強さも流石は帝王でした。あっぱれです!