ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

児玉奈央&GREENMASSIVE@自主法政祭 前夜祭

2011-11-06 12:34:45 | フェス、イベント

11月3日、市ヶ谷の法政大学。その学園祭にはライヴ目当てで何度も足を運んでいますが、年々、エネルギッシュな大学生ノリに対するアウェー感が強まる感じで困ってます…。そんな中、野外ステージまで辿り着くと、そこの客層は代々木公演辺りのイベントと似たような雰囲気でちょっとホッとしたり。そして始まった児玉奈央&GREENMASSIVEのステージ。良かったですね~。なんかレゲエ&ラテン&グッド・タイム・ミュージックな雰囲気。児玉さんの緩いモカモカした感じの歌声が心地良かったです。彼女は邦ジャム・バンド界の雄MAJESTIC CIRCUSのヴォーカリストであり、最近はソロ活動も注目されている人。以前、代々木のイベントでチラッと観た時はキャロル・キングを思わすようなシンガー・ソング・ライター振りだったように記憶しているのですが、今回はレゲエをベースにしたオーガニックなバンド・サウンド。バックをつける光風&GREEN MASSIVEは今年のフジロックにも出演したロック・ステディのグループ。このバンド良いですね~。彼等のグルーヴと児玉さんの歌声っていうのは、なんかグッド・タイムなヴァイヴを感じさせてくれましたね。そしてギタリストの方がスウィートなフレーズ連発で痺れました。ホーン隊も良かったですね。さらに鍵盤奏者はcopa salvoの小西英理さん!! 彼女の鍵盤はやはりラテンの切れ味! そんな彼女の存在が抜群のスパイスになってました。この組み合わせのライヴはまた観てみたい!!

この日の出演者はもちろん児玉奈央さんだけではありません。次に登場したのが、やけのはら+ドリアン。正直、ラップ系は苦手なのですが、グルーヴィ且つポップで、アングラ感もあって、なかなか良かったです。ざっくばらんなMCも良い感じでした。さらにトリを務めたのがDachamboですよ! 邦ジャム・バンド界にあって、今一番元気なバンドなのではないでしょうか? ここでもメチャクチャ盛り上がってました。トランシーに始まり、ファンク、ロック、ラテン、全てを飲み込んでぐるぐるとうねるミクスチャー・グルーヴ。幸福感いっぱいの凄まじいライヴでした!

ステージ終了後はケミカル・ブラザースの「The Sunshine Underground」をバックに花火がポンポン上がる演出があって、これがなかなか良かったり。法政大学、やりよるな!