ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

情熱大陸

2011-08-08 08:09:49 | フェス、イベント
8月6日、情熱大陸というフェスに行ってまいりました。妻がチケ買ったものの行けなくなったので変わりに観てきたんですけど、正直な話、特にお目当てのアーティストさんが出る訳でもないので、気楽にダラダラと過ごしてきました。

沢山のアーティストが出演しましたが、個人的なベストアクトはフラメンコギターの沖仁さん。初めてライヴを観ましたが素晴らしいギタリストですね。リズムのキレとエモーショナルな表現にどんどん引き込まれていきました。途中、フラメンコギターの解説をしてくれたり、フラメンコ流12拍子でディープ・パープルの「Smoke On The Water」を披露してくれたりと、初心者でも楽しめるようなサービスもありました。J-POP勢中心のラインナップの中では異色の雰囲気でしたが、確実に空気を変え、存在感を発揮していました。

そしてもう一人、感動的だったのはさだまさしさん。もう余裕しゃくしゃくで、流石としか言いようのないステージでしたが、「精霊流し」「秋桜」「広島の空」「北の国から」など、ただ楽しいだけの夏フェスでは終わらない、深い歌声が響きました。特に原発問題を抱えた今年、8月6日に聴く「広島の空」は感慨深かったですね。そしてそれに続いて「北の国から」のあのメロディーを観客みんなで歌う。嗚呼、日本の自然って美しいな。大切にしないといけないな。そんな思いが脳裏を過りました。

その他では、中孝介さんとのお中元として出演した元ちとせさん、やはり良い声してましたね。そして鈴木雅之さんのゲストのような形で登場したお姉ちゃん鈴木聖美さん。ディープでした! またほとんどの出演者に絡んだ葉加瀬太郎さんにも拍手。


終日ほぼ快晴だったこともあり、夏らしい日射しの中、爽やかな夏フェス気分を満喫しました。ですがフジロックに慣れた私には、あまりにもJ-POP的な健全なノリにはちょっぴりアウェー感を感じたり…。さらに場内をぐるっと一周しても、途中に橋があったり、道がぬかるんでたりしてないとなんか物足りない…、みたいな。


さて、次はサマソニです!

そそるライヴ 8月編

2011-08-06 10:25:12 | そそるライヴ
関東近辺にて8月に行われるライヴ、フェス、イベントのなかで、気になるものをピックアップしてみました。


8/01(月)CONGOTRONICS vs ROCKERS @渋谷 Club Quattro
8/03(水)Mamas Gun @ビルボードライヴ東京
8/03(水)WILDBIRDS&PEACEDRUMS @西麻布Super Deluxe
8/04(木)DEVENDRA BANHART  @恵比寿LIQUIDROOM
8/04(木)MARC RIBOT Y LOS CUBANOS POSTIZOS @渋谷 Club Quattro
8/05(金)ひかり祭 @旧牧郷小学校
8/06(土)ひかり祭 @旧牧郷小学校
8/07(日)ひかり祭 @旧牧郷小学校
8/06(土)ABDULLAH IBRAHIM TRIO  @ブルーノート東京
8/07(日)AMANDA BRECKER featuring JESSE HARRIS  @丸の内コットンクラブ
8/08(月)We'll Make It Right @タワーレコード新宿店(インストア・イベント) 観覧フリー!
8/09(火)TIM ROBBINS & THE ROGUES GALLERY BAND @ブルーノート東京
8/10(水)Nick Lowe  @ビルボードライヴ東京
8/11(木)寿町フリーコンサート @寿町職安前広場
8/12(金)ZIGGY MARLEY @横浜 BAY HALL
8/12(金)SONICMANIA  @幕張メッセ
8/13(土)SUMMER SONIC @千葉マリンスタジアム 他
8/14(日)SUMMER SONIC @千葉マリンスタジアム 他
8/13(土)Bootsy Collins & the Funk U Band @川崎 CLUB CITTA'
8/15(月)J.D. Souther @ビルボードライヴ東京
8/17(水)Priscilla Ahn @ビルボードライヴ東京
8/20(土)TONE RIVER JAM'11 @利根川ゆうゆう公園 ENTRANCE FREE!
8/21(日)TONE RIVER JAM'11 @利根川ゆうゆう公園 ENTRANCE FREE!
8/21(日)copa salvo @由比ヶ浜 Green Room Cafe ENTRANCE FREE!
8/21(日)RAMSEY LEWIS ELECTRIC BAND @ブルーノート東京
8/23(火)Michel Camilo Trio @ビルボードライヴ東京
8/24(水)すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り @墨田区竪川親水公園特設会場
8/27(土)MOUNT SUGAR @松田山ハーブガーデン
8/28(日)SWEET LOVE SHOWER @山中湖交流プラザ きらら
8/30(火)INCOGNITO @ブルーノート東京
8/31(水)Raul Midón  @ビルボードライヴ東京



*お出かけの際は事前のご確認をお願いいたしま~す!

フジロックの10曲!

2011-08-05 08:17:50 | フジロック
数日遅れですが、月末恒例の今月の10枚! と行きたいところですが、今月はお休み。という訳で、毎年恒例の「フジロックの10曲」!! (実際に何曲並んでいるかは数えないでください…。)


Amadou & Mariam / Africa(7/29 heaven)
Sam Moore / I Take What I Want(7/29 orange)
CSS / Art Bitch(7/29 white)
Widespread Panic / Tall Boy(7/29 heaven)
G Love & Special Sauce / The Things I Used to Do(7/30 green)
Jojo Swing Quintet / It Don't Mean a Thing(7/30 paris)
Marc Ribot & Los Cubanos Postizos / Dame Un Cachito Pa'Huele(7/30 orange)
Congotronics vs Rockers / Super Duper Rescue Heads ! (7/30 orange)
なぎら健壱&OWN RISK / 夜風に乾杯(7/31 orange)
木村充揮 / 嫌んなった(7/31 orange)
Kensington Hillbillys / Cocaine Blues(7/31 avalon)
Wilco / Via Chicago(7/31 white)


今年は初日から大充実の3日間でした。まずはヘヴンで観たマリの盲目夫妻アマドゥ・エ・マリアムが衝撃的に格好良かった!特に「アフリカ~!アフリカ~!」というサビが印象的なその名も「Africa」という曲の熱気にやられました。どことなくニュー・ソウルっぽいと感じたのは私だけでしょうか? 当初の予定ではアマドゥ・エ・マリアムを途中で切り上げ、オレンジのサム・ムーアを観に行くつもりでしたが、あまりの格好良さにその場を動くことが出来ず、結局最後まで観てしまいましたから…。そして急いでオレンジに向かい、私の目がミスター・ソウル・マン、サム・ムーアを捉えた瞬間に始まったのがサム&デイヴ時代の名曲「I Take What I Want」。痺れましたね。しかし残念ながら私はそこにゆっくりしていられなかったのです。なぜならこの日の個人的メイン、CSSがホワイトで始まってしまうからです。なんとか間に合った1曲目が「Art Bitch」。バッキバキの爆音と同時にステージに躍り出たラヴフォックスのアクションが格好良いこと!!!この3日間で間違いなく最も興奮した瞬間でした! CSSで踊りまくった後は、ヘヴンに戻りワイドスプレッド・パニック。終盤、ボナルーのライヴ盤で聴き馴染んだ「Tall Boy」のイントロがなった瞬間はまさに至福でした。

2日目、グリーンで観たGラヴ。自身の代表曲の前にギター・スリムのカヴァーで「The Things I Used to Do」を披露。これにはやられました! そしてこの日は再奥の小屋、カフェ・ド・パリを堪能。ジョジョ・スウィング・クインテットは良かったですね~。ドラマーさんが曲によってはウォッシュボードを擦るんですけど、これが上手い上手い! さらにギターがジプシー・ジャズ的なバカテク奏者で、痺れました。女性シンガーもチャーミングでしたね。さらにこのクインテットの後にはこの小屋を賑わすセクシーなテキーラ・ガール達がポール・ダンスでアクロバティックな技を見せ、続いてビッグ・ウィリーズ・バーレスクがコミカル且つ猥雑なステージで沸かせてくれる。カフェ・ド・パリ、ディープでした! そしてオレンジでマーク・リーボウと偽キューバ人たち。もうね、これはどの曲もみんな最高に格好良かったです!とにかくマーク・リーボウのギターですよ!異形な程にギラギラと響くその音色とフレージングに痺れまくり! そして最後はコンゴトロニクス VS ロッカーズ。アフリカンなリズムのあまりの祝祭感と官能性に大興奮でしたが、意外とディアフーフの「Super Duper Rescue Heads !」のメロディーが耳に残って離れません。これ名曲ですね。

最終日。意外にと言っては失礼ですが、なぎら健壱がやたら盛り上がってました! 3日間、ず~と雨のち曇りだった天気もこの人の時だけ何故か快晴! スティール・ギターの入ったカントリー・テイストが苗場の森にぴったりの雰囲気で、もちろん歌声も素晴らしかった!さらにチクチクと毒を刺すようなトークも絶好調でしたね。それも含め、全てが気持ち良いライヴでした。フジロックってほんの気まぐれが功を奏すことってありますよね。例えばヘヴンでコーナーショップを堪能中、ちょっとオレンジのFUJI BLUES PROJECTに浮気しようかな?と覗いてみたら、木村充揮が「おそうじおばちゃん」を歌ってて、ギターが内田勘太郎でびっくりするとか。これには参りました!その後も憂歌団時代のレパートリーを演って最後は「嫌んなった」を熱唱。なんか憂歌団のライヴをよく観に行っていた頃を思い出した一時でした。そしてアヴァロンでケンジントン・ヒリビリーズ。カナダからのカントリー・バンドだそうで、私はまったく知らないバンドでしたが、凄く楽しみにしていました。全編気持ちよい程ストレートなカントリー! 特に最後にやったジョニー・キャッシュで知られる名曲「Cocaine Blues」は格好良かった!こういったバンドを呼んでくれるフジってやっぱ素敵ですよね! 至福の3日間の実質的な締めはウィルコ。「Via Chicago」はアヴァンギャルドな展開になると分かっていても、その瞬間、あまりにも暴力的な音の乱れ方にビビりました!そして元のテンションに戻った瞬間の高揚感!堪りませんね!!


さて、次回からはいよいよ恒例の個人的ベストアクト5です。お楽しみに!














これにておしまい

2011-08-01 15:20:14 | フジロック
新幹線に乗って、現実へ戻ります。

フジロッカーズの皆様、お疲れ様でした。

私のフジロック携帯レポもこれにて終了です。これまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

今年も素晴らしい4日間でした。フジロックありがとー! また来年!




フジロック12まで、あと365日!

お土産

2011-08-01 15:07:31 | フジロック
さあ、お土産買うぞ! 今年のフジロック・クッキーの中身はこんな感じだそう。昨年より確実にグレードアップしてますね! ちなみに、このサンプルは、この世に3つぐらいしかない貴重なものだそうです。(お店の人談)

下界

2011-08-01 13:32:30 | フジロック
越後湯沢に到着。無理言ってバスの一番前に座らせもらったのに、妻が車酔いで廃人同然なので、駅前の喫茶店で休憩。ちょっぴりレトロでローカルなカフェながら、客層はフジロッカーズばかりという楽しい雰囲気!