銀河後悔日誌、つぶやき

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30周年に45年後

2010-01-10 23:47:18 | ドラえもん
 12月31日の『ドラえもん』(通算197回くらい)は、「大みそかドラえもん 映画30周年! 全部見せますスペシャル」と題して、「どら焼き伝説を追え!」・「海賊大決戦 ~南海のラブロマンス~」(再)・「バイバイン」 ・「45年後…~未来のぼくがやって来た~」(再)が放送された(2010年1月10日視聴)。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部


・「どら焼き伝説を追え!
 どら焼きのルーツは、平安時代、弁慶(べんけい)が牛若丸(うしわかまる)のために作ったおかしだった…という記事を読んだ、ドラえもん。
 その“元祖どら焼き”を食べてみたい一心で平安時代に向かったドラえもんは、むりやり2人を対決させる。だが、実は牛若丸はおくびょう者で、あっさり弁慶に負けてしまった。
 その後、現代にもどってきたドラえもんはガク然! 歴史が変わったせいで、なんと世の中からどら焼きの存在が消えていたのだ! あせったドラえもんはまた平安時代へ…!?


 「どら焼き大全集」を読んだドラえもん。どら焼きの元祖という記事に興味を持ち、大掃除をうっちゃって弁慶の時代へ。かなり適当な設定の話だし、まるで『キテレツ大百科』(アニメ版)。
 無理矢理牛若丸と対決させて歴史が変わったり(どら焼きの存在が消えてしまう)、最後はドラえもんから「どら焼き」を名付けたり…と、面白いところもあったわけだが、やっぱり『ドラ』と言うより『キテレツ』っぽいお話でありました。

 ちなみに、先代でもおなじみの内海賢二さんが弁慶役で出ていたのは良かった。


・「海賊大決戦 ~南海のラブロマンス~」(2007年6月29日放送)
“大航海時代”の海賊たちにきょうみを持ったしずかは、ドラミにたのんで、16世紀末のかれらの生活をのぞいてみることに…! するとそこで、子どもたちを守って戦うハンサムな海賊・ケネスの姿を発見! しずかとドラミは時空をこえて、ケネスを助けに行くことに…!
 その直後、2人を追って大航海時代にやって来たドラえもんたち。悪い海賊・モッケにだまされ、ケネスをおうえんするドラミ&しずかと戦うことに…!?


 放送当時は外画が上映中だったか何かで、そのタイアップとしての作品。ゲストのジョニー船長が、散々引っ張った挙句に画だけというお粗末さで、あまり印象は良くない。出来はまあまあなので、悪い印象だけが残ってしまう残念なお話。


・「バイバイン」(2008年7月25日放送)
 おいしい栗まんじゅうを前に「食べてもなくならないようにできないかなぁ」と思いなやむのび太。それを聞いたドラえもんは、何でも5分ごとに2倍に増やす『バイバイン』を取りだした。
「増やしたまんじゅうは残さず食べること」というドラえもんの注意を聞き流し、どんどん数を増やしていく、のび太。さすがにおなかがいっぱいになってしまい…!?


 この話は、やはり最後のくりまんじゅう。アニメ『ドラ』史に残る恐怖作品であった(笑)。


・「45年後…~未来のぼくがやって来た~
 りっぱなおとなになるためにちゃんとした生活を送ろうと一大決心したのび太だったが、みんなからどうせ3日ぼうずだとバカにされ、すぐにやる気をうしなってしまう。
 そんなとき、見知らぬおじさんが親しげに話しかけてきた。おどろいたのび太が「だれ?」とたずねると、おじさんは「45年後のキミだよ」と答えたからビックリ! つまり、そのおじさんこそ、未来ののび太だったのだ。
 未来ののび太は、小学生ののび太と1日だけ入れかわりたいという。2人は『いれかえロープ』で体を入れかえるが…!?


 本日というか、2009年というか、これまでの放送のトリになる作品である。
 この原作に出合ったのは、まだ20歳くらいの頃だった。子どもの頃に読めなかったのが、逆に良かったもかも知れない。
 大人になってみても、子どもの頃に戻ってみたいとは思わない。これから20年も経つと、あるいは数十年前に戻りたいと思う日も来るのか?

 のび太というのは、あまり出来が良いとは言えない少年だが、その頃に戻ってみたいというのは、あるいは一番人生の中で幸福な時間だったのではないか。

 原作はそれほど長くもなく、わりとあっさりとしている作品である。それを「小学六年生」で読めた子どもは幸せであり、F先生からの、最高の送辞と言える。でも、そういう雑誌も消えてなくなる時代、単なる新しい年へのメッセージで留めてしまうのは、ちょっと残念でもある。


 合間にはクイズ形式の映像が流れた。ここでは過去の劇場版からの名場面(?)が流されたが、先代の作品は、一部分だけ観ても、やはり数度観ていることもあってよく思い出される。
 それにしても、大山さんの初期の高い声から、だんだんと低くなっていくところが面白い。そして、何の違和感もなく聴き続けていた不思議さも感じる。

 そして、すっかり過去の作品として捉えてしまっている自分にも…。


 2010年もよろしくお願いします。


 次回1月8日は、「長い長いお正月」が放送された(当日の記事参照)。

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 2010年の劇場版は下記のとおり。

 「のび太の人魚大海戦」公式サイト

天皇が ご覧になれない 裏相撲

2010-01-10 18:37:51 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年一月(初)場所(於・國技館)は初日。仕事だったので、後半くらいから観た。後半戦から賜天覧。

 場所後の2月1日は、2年に一度の役員改選がある。親方衆は本場所よりも、こちらの方が重要。選挙になれば、色々と不都合もありそうで…。

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・三段目
 弓取りの男女ノ里(西27)は黒星発進。


・幕下
 期待の星である竜電(西9)は力龍(東9)に敗れる。
 今年こそ関取に上がって欲しい宇映たかてる(東7)が松谷(西7)を送り出して白星発進。
 佐田の富士(東3)が中西(西3)を突き落として先勝。先に関取になるのはどっち?
 徳真鵬(東筆頭)を下し、駿河司(西筆頭)が先勝。関取までもう3歩?


・十枚目(十両)
 ヴェテランの十文字を押し出し、新十枚目の宮本改メ妙義龍1勝。
 臥牙丸に敗れ、新十枚目の蒼国来は1敗。
 だいぶ陥落した山本山、霧の若を寄り切って1勝。
 幕内も狙える若天狼、土佐ノ海に敗退。
 幕内間近の隠岐の海、琴春日を寄り切って初日。
 瀬川を押し出し、磋牙司も初日白星。


・幕内
 幕内に残った豊響、光龍を叩き込んで1勝。
 猛虎浪を寄り倒し、高見盛が元気に初日。
 玉鷲を下し、若の里が1勝。

 後半から、3年ぶりの天覧相撲。この場合、土俵入りは普通だったのだろうか。
 旭天鵬が嘉風を寄り切って、天覧相撲を飾る。
 豪風を一気に押し出し、垣添の勝ち。
 もと大関の千代大海は全然相撲にならず、稀勢の里の勝ち。大海は引退まであと5敗。
 北勝力が突いて出たが、まったく把瑠都には効かず。逆に邪魔邪魔邪魔よとばかりに押し出して、把瑠都が幸先良く1勝。

 “角界無形文化財”として顕彰したい魁皇。雅山に押し出され、幕内807勝目はならず。
 良い形になりながら、豪栄道に逆転負け。琴光喜は残念な新年初日。
 栃ノ心を内無双で下し、日馬富士は初日を飾る。
 豊ノ島を超特急で寄り切って、琴欧洲も初日。

 琴奨菊に相撲をとらせ、朝青龍の勝ち。
 打ち止めではなく、「本日の結び」。1回突っ掛けて、白鵬が慎重に(?)鶴竜を寄り倒し。初日の緊張なのかどうか、ちょっと注目。

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