徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

中で弾けばいいこと/第9節浦和戦

2010-05-02 04:45:17 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
武田「半分しかやっていないけど、声が出ないくらい声を出した。(中略)みんなで守っているという感じがあるので、僕だけじゃないと思う」(J'sGOAL 5月1日付
平岡「サイドから攻められる分には中で弾けばいいことだし、あまり恐くはなかった」(J'sGOAL 5月1日付

GWシリーズが始まった。スカパー!で浦和戦。いい意味で一進一退という内容で力が入る。
サイドを押し切られる場面は多々あったが、クロスを入れられても「中で弾き返せばいいんでそ」というシンプル極まりないエスパルスの伝統は守られている。PA近辺で浦和の切り込みが意外と甘かったのは幸運だったかもしれないが。
こういうゲームを屋内のテレビで観るのは不健康だなと思う。

淳吾、宏介はちと空回り気味だったのが気になるが(その点でまだエスパルスを“絶好調”とは言えない、言いたくない)、エスパルスのしぶとさ、勝負強さが際立っている。まあ最後の場面、兵働はフローデの動きが「見えていた」というから、勝負強さというよりも、これは「チーム全体がゲームを見えている状態」というべきか。劇的勝利がアウスタの集客にも効果があることを願いたいものだ(でもエコパはもう勘弁)。

この後はプレーヤーにとっては地獄のような連戦が続く。
中3日で京都@西京極(5日)、中2日で新潟戦@アウスタ(8日)。さらに15日にはW杯中断前のリーグ最終戦で東京戦@味スタ。さらに、さらに22日から30日にかけてナビスコカップ予選3連戦横浜@アウスタ、神戸@ホームズ、浦和戦@埼スタが続くという、アホみたいなスケジュールである(中断前最終戦は6月6日の磐田戦@アウスタ)。
関東軍は5ゲームぐらい行けるか。

とにもかくにも5月は浦和で始まり浦和で終わる。

(追記)
<一日の長>の使い方が間違っているとしか思えない爆発的フリーライターに告ぐ。<一日の長>を使いたいなら、攻守の切り替えの早さ、守備ブロックの形成の徹底、さらには平岡のコメントのような“シンプル”な健太エスパルスの伝統でもある認識の浸透を指して、<レッズの攻撃に対してエスパルスの守備は一日の長があった>と使うべきなんじゃないかい。まあ彼はオフェンススタイルの比較で使ってるわけだが、それでは尚更意味不明である。
まあ先入観があると書くのが楽なのは判りますけどね、使い回しで書けるから。
<一日の長>があったけど負けましたってギャグか。

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