■二枚舌/東京五輪「立候補ファイル」矛盾問題

■原発をめぐり国内外で使い分ける安倍首相の発言

■安倍政権が原発や原発技術の輸出を目指す国々
<「日本は、世界一安全な原子力発電の技術をご提供できます」5月1日、サウジアラビアのジッダ。同国の政府関係者らを前に、首相は自信満々の様子で、日本の原発を売り込んだ。首相は福島事故を受け、国内向けには「(原発に)絶対安全はない」と述べ、事故の究明も終わっていないことを認める。(中略)ところが海外に対してはまるで別人だ。(中略)首相の本音は世界への貢献と言う以上に、一基5000億円以上とされる経済利益にあるようだ。日本はこれまで原子炉そのものを輸出した例はない。だが安倍政権は世界の原発が2030年までに最大370基増えると試算し、成長戦略に掲げたインフラ輸出の中でも柱の一つに位置付けた。政府100%出資の国際協力銀行(JBIC)も融資を検討している。単なる民間企業の支援にとどまらず、世界中で原発輸出の旗を振っている。(中略)「(日本は)廃炉技術や被害者救済の施策を提供することが、尊敬を集めるのではないか。人に人柄があるように、国家に国柄がある。そういう国を目指すべきだ」。福島県出身の荒井広幸参院議員は15日の参院予算委員会で原発輸出に進む首相に苦言を呈した。二人は、同期当選で政界入り前から付き合いがある。荒井氏の言葉に、首相から明確な答えはなかった。>(東京新聞2013年5月30日付 輸出へ首相の方便「原発は安全」「絶対はない」濃くない向けと使い分け/リスク、相手国持ち)
<安倍晋三首相は7日、フランスのオランド大統領との日仏首脳会議で、日本国内では日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅのずさんな管理が問題になっている高速炉について、日仏両国で開発や共同研究を強化し、核燃料サイクル政策を推進していくいことを確認した。もんじゅは原子力規制委員会が運転停止を命じている。安倍政権は安全面を無視したまま、破綻同然と指摘される核燃料サイクの維持に突き進んでいる。>
(東京新聞2013年6月8日付 日仏首脳会談 安全棚上げ高速炉推進/規制委頭越し もんじゅお墨付き)

■原発をめぐり国内外で使い分ける安倍首相の発言

■安倍政権が原発や原発技術の輸出を目指す国々
<「日本は、世界一安全な原子力発電の技術をご提供できます」5月1日、サウジアラビアのジッダ。同国の政府関係者らを前に、首相は自信満々の様子で、日本の原発を売り込んだ。首相は福島事故を受け、国内向けには「(原発に)絶対安全はない」と述べ、事故の究明も終わっていないことを認める。(中略)ところが海外に対してはまるで別人だ。(中略)首相の本音は世界への貢献と言う以上に、一基5000億円以上とされる経済利益にあるようだ。日本はこれまで原子炉そのものを輸出した例はない。だが安倍政権は世界の原発が2030年までに最大370基増えると試算し、成長戦略に掲げたインフラ輸出の中でも柱の一つに位置付けた。政府100%出資の国際協力銀行(JBIC)も融資を検討している。単なる民間企業の支援にとどまらず、世界中で原発輸出の旗を振っている。(中略)「(日本は)廃炉技術や被害者救済の施策を提供することが、尊敬を集めるのではないか。人に人柄があるように、国家に国柄がある。そういう国を目指すべきだ」。福島県出身の荒井広幸参院議員は15日の参院予算委員会で原発輸出に進む首相に苦言を呈した。二人は、同期当選で政界入り前から付き合いがある。荒井氏の言葉に、首相から明確な答えはなかった。>(東京新聞2013年5月30日付 輸出へ首相の方便「原発は安全」「絶対はない」濃くない向けと使い分け/リスク、相手国持ち)
<安倍晋三首相は7日、フランスのオランド大統領との日仏首脳会議で、日本国内では日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅのずさんな管理が問題になっている高速炉について、日仏両国で開発や共同研究を強化し、核燃料サイクル政策を推進していくいことを確認した。もんじゅは原子力規制委員会が運転停止を命じている。安倍政権は安全面を無視したまま、破綻同然と指摘される核燃料サイクの維持に突き進んでいる。>
(東京新聞2013年6月8日付 日仏首脳会談 安全棚上げ高速炉推進/規制委頭越し もんじゅお墨付き)
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