徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

♯6 安西美穂子

2004-12-28 21:41:00 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「まだレースができるほど体調が回復していない。能力検査については高知県競馬組合と話し合いたい」安西美穂子(競馬エッセイスト)

高知競馬(高知市長浜)でデビュー以来113連敗し、栃木県の牧場で休養中の人気牝馬ハルウララが28日、再出走に能力検査が必要となる「休養150日」の期限を迎えたが、出走申し込みはなった。ハルウララの気質や現在の体力などから、検査に合格するのは困難との見方もあり、関係者はこのままでは武豊騎手で来年3月に予定している引退レースも危うくなる」と心配している。(中略)馬主で競馬エッセイストの安西美穂子さんは「まだレースができるほど体調が回復していない。能力検査については高知県競馬組合と話し合いたい」としているが、同組合は「ウララだけ特別扱いはできない。ファンのためにも引退レースは実現させたいが…」と困惑している。サンスポ

結局今年は有馬記念も買わなかった。馬券を買うモチベーション下がってるなあ。
しかし競馬周辺で蠢く怪しい人々は相変らずだ。オグリキャップ登場以降の競馬ブームで台頭した女性ターフライター(死語?)の代表格、安西美穂子女史のこの逞しさはどうだろう。競走馬を擬人化して、自分の都合の良い物語を妄想する彼女の、今の獲物がハルウララだ。そもそも休ませないことで調整して大連敗記録を積み重ねてきたハルウララは、レースに使えないほど疲弊していたのか。それは俗に言う「(馬体が)ゆるんでしまった」だけではないのか。合格する可能性が低いという能力検定を、今更「高知競馬と話し合いたい」とは何なのか(彼女は宗石調教師と高知競馬からハルウララを“強奪”し、無理やり休養させた)。

世の中ってもしかしたら甘いのかも。

「電車男」が書籍化から映画化、漫画化と一気に盛り上がる中、今更ハルウララもないよなあ。ハルウララも消費されたし、電車男もいずれ消費される。安西女史がハルウララをどう決着させるか、まだ注目である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿