徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

「普通」に戦うということ

2004-11-24 02:10:40 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
セレッソ大阪戦、負け。
やはり柏戦で彼らが見せたモチベーションは「勝利への渇望」ではなく「残留争いの恐怖」であったのかもしれない。それ以前にセレッソの純度の高いモチベーションには敵わなかったかもしれないが。浩太は「普通にやろうと思った…」とコメントしていたけれども、結果的にセカンドステージで一度も連勝することもなかった清水に「普通」の状態などあり得なかったのだから、根本的な危機感の欠如があったのだろう(比較的「普通の状態」があったとしたらファーストステージのFC東京戦から静岡ダービーまでか)。

今のJで「普通」に戦って勝てるクラブは少ない。

柏レイソル対浦和レッズ。このゲームの浦和こそ「普通」に戦って、順当な結果を得ることができたチームだ。今だに浦和の実力が抜けたのか他クラブが相対的に伸び悩んでいるのか判断がつかないが、その意味で浦和の実力は本物だったと言わざるを得ない(前節の「負けて優勝」に対する勝利への渇望、「バックアップのメンバー中心」というゲームプランに対する、スタメンの高いレベルでのモチベーションがあったと思う)。それにしても、最近特に清水と似たようなメンタリティの香りがする柏は、「今ごろ普通に」浦和と対峙してしまい、あり得ない大敗を食らってしまう。とても今日の柏にゲームプランなどなかった。スローガンのような掛け声はあったんだろうけどね。絶対に負けられない戦いがそこにある@テレ朝みたいなヤツ。

神戸戦をどう戦い、12月をどう過ごすのか、これは注目である。
ま、その前に更改が来る…。

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