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「第三文明」に杏さゆり

2004年11月02日 | Weblog
>>835前後、これ以上でも以下でもない



昨日放送のテレビ東京の人間ドキュメント「ザ・ヒューマンD/谷沢健一・57歳の新人監督」を見る。
社会人のクラブチーム、西多摩倶楽部の監督を務めている元中日の谷沢健一を追ったもの。テレ東は伝統的に
この手のドキュメントに強いが、この作品もそのイメージ通りの佳作だった。現役時代のアキレス腱負傷→復活劇で
知られる谷沢は、現在大学教授や解説業など多忙。その合間を縫うように、無報酬の監督業をもこなしている。
谷沢はその解説同様、知的かつ穏やかな態度で選手たちに接する。クラブチーム=身銭を切ってでも野球をしたい
人たちの集まりで、モチベーションも高いので、こういった指導者のほうが合っているのかも知れない。
西多摩倶楽部は、企業チームにも勝ったことがあるものの、クラブチームとしては中位くらいか。現時点では
発展途上といった感じ。クラブ存続の危機だとか選手との衝突とか、そういったインパクトの強いエピソードは
特になく、選手の就職の問題や、プロをめざしているエースのフォーム改造の悩みなどを、あくまで淡々と日常的に
描いていた。怒号が飛び交うような展開は皆無で、終始まったりしていたのも良かった。
谷沢が引退後にユニフォームを着たのは'94・95の西武での2シーズンだけ、というのが意外だ。将来はベイスターズ
やその時点でできているかも知れない新球団あたりのスタッフにどうだろう。




出来レース説も根強いが(実際そうだと思う)、東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球参入決定
ミキティは年寄りにウケがいいタイプでソツもなく、ビジョンやらマーケティングやら色々理論の裏付けも
あるのだろうが、個人的にはいかにも行き当たりばったりっぽいライブドアのほうを参入させたほうが面白かった。