NHKBS2で今夜から「ゴジラ」映画を10本放送。録画しておいたその宣伝番組を見る。
途中でハリウッド版ゴジラ監督のローランド・エメリッヒが登場。今さら着ぐるみでもねえだろ、みたいな
コメントをした上で、
「日本の人々が、僕のゴジラを見て不愉快に思うだろうと感じていた。でも今までのゴジラはマニア向け。
そうではない僕のゴジラは興行的には成功している」と語った。「興行的に成功」しているのは優れているからと言うより、
宣伝に長けたハリウッド映画であり、英語圏はマーケットが広いからというほうが大きいと思う。
怪獣ヲタなどからさんざん叩かれた末、こういう開き直りの域に達したのだろう。いや、ヲタなど視野に入ってないか。
思うに、CGは万能であるというわけではまったくなく、CG、人形アニメ、操演、着ぐるみ、それぞれに
ふさわしいものがあって、日本の特撮については、アクション俳優のグレードの高さから言っても着ぐるみがベスト、
ということだ。わかったかエメリッヒ。