●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●キャノン電子、超小型人工衛星 3 号機の軌道投入・通信確立に成功

2020-10-31 15:06:01 | 人工衛星

 キャノン電子は、 10 月 29 日、超小型人工衛星 3 号機「CE-SAT-ⅡB」 の軌道投入に成功した。

 ⅡB は、新たに開発した超高感度カメラにより、深夜の地上観測も可能。キヤノン製ミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラを合わせた 3 種類のカメラを搭載し、Ⅰシリーズの超望遠鏡と共に、望遠鏡のシリーズ化に向けて、今後、2 年間の実証実験に挑む。

 

 

■ 打上げ日: 2020 年 10 月 29 日(日本時間)

■ 打上げ場所 : ニュージーランド マヒア半島 Rocket Lab 社 第 1 発射施設)

■打上げロケット :Rocket Lab 社 Electron

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●宇宙探査●野口聡一宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船、11月15日に打ち上げ

2020-10-27 17:48:45 | 宇宙ステーション

 野口宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の打上げは、2020年11月15日午前9時49分(日本時間)に決定した。

   2020年11月15日(日) 午前9時49分(日本時間)
   2020年11月14日(土) 午後7時49分(米国東部標準時間)


 なお、上記の打上げ日時は、ISSの運用状況等に応じて変更される可能性がある。

 

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●宇宙探査● JAXA、2021年秋頃に日本人宇宙飛行士を新たに募集

2020-10-24 16:30:25 | 月面探査

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2021年秋頃に日本人宇宙飛行士を新たに募集する。

 今後、国際宇宙ステーション(ISS)から、米国主導の有人月探査「アルテミス計画」に参加し、日本人の月面着陸を目指す。

 これまでのJAXA主体による募集・選抜、訓練と異なり、民間企業と連携を強化し、募集・選抜、訓練に企業ノウハウや新しいアイデアを活用することを想定している。

 また、多くの方々に応募していただけるよう、募集開始までの間、広報活動やイベントを想定している(実施時期未定)。

例)・野口、星出によるISSからのメッセージ、SNS等を用い展開
  ・オンラインワークショップにおける国際宇宙探査と募集内容の説明会
  ・過去の募集・選抜試験、海外の募集・選抜の説明会
  ・募集・選抜経験者・宇宙飛行士、選抜受験者等による講演会

 今回の募集開始までの予定は以下の通り。

 ~2020年末 募集・選抜、訓練に関する情報提供要請(RFI)
 2021年初頭 情報提供者との意見交換
 2021年春頃 募集・選抜、訓練に関する提案募集開始(「募集・選抜」と「訓練」のいずれか、あるいは両方を提案)
 2021年夏頃 募集・選抜、訓練を実施する企業の選定
 2021年秋頃 募集要領発表(募集開始)

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●宇宙探査●米宇宙無人探査機、小惑星に接地し初のサンプル採取に成功

2020-10-21 12:31:08 | 宇宙探査機

 米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」が10月20日、小惑星「ベンヌ」に接地し、初のサンプル採取に成功した。

 オシリス・レックスは、2023年9月に地球帰還を予定しており、サンプルを無事持ち帰れば、月面探査計画アポロ以降で最多となる宇宙物質サンプルを持ち帰ることになる。

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●宇宙探査●キヤノン電子、超小型人工衛星を10 月 21 日(水)にニュージーランドから打ち上げ

2020-10-20 19:39:40 | 人工衛星

 キヤノン電子は、超小型人工衛星 3 号機「CE-SAT-ⅡB」を10 月 21 日(水)にニュージーランドから打ち上げる。  

 「ⅡB 」は、新たに開発した超高感度カメラにより、深夜の地上観測も可能。キヤノン製ミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラを合わせた 3 種類のカメラを搭載し、「Ⅰ」シリーズの超望遠鏡と共に、望遠鏡のシリーズ化に向けて、2 年間の実証実験に挑む。

 

 

■ 打上げ予定日:2020 年 10 月 21 日(日本時間)<天候等により延期の可能性あり>

■ 打上げ場所 : ニュージーランド マヒア半島 Rocket Lab 社 第 1 発射施設

■ 予定ロケット :Rocket Lab 社 Electron

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●宇宙探査●日本政府、「アルテミス合意」に署名 

2020-10-15 15:07:30 | 月面探査
 米航空宇宙局(NASA)は「2024年までに有人月面着陸を成功させる」というアルテミス計画を発表しているが、このほど日本政府は、米欧8か国で、月や火星などの宇宙探査や宇宙利用に関する基本原則を定めた「アルテミス合意」に署名した。

 同合意には、日本のほか、カナダ、英国、イタリア、オーストラリア、ルクセンブルグ、アラブ首長国連邦(UAE)が署名している。

 アルテミス計画では、男女2人が月面へ送られ、成功すれば「女性の宇宙飛行士として人類史上初の月面着陸」という偉業も達成される見込み。

 日本は、月周回軌道の宇宙ステーション「ゲートウェイ」の建設や物資輸送などで協力する。
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●宇宙探査●野口宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船「Crew-1」の打上げ、2020年11月上旬から中旬以降に延期

2020-10-11 20:56:31 | 宇宙ステーション
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、野口宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船「Crew-1」は、2020年10月31日(日本時間)打上げに向けて準備を進めていたが、打上げを2020年11月上旬から中旬以降として進めることとなったと発表した。

 これは、打上げロケットであるファルコン9ロケットにおいて、他のミッションで見つかっていた第1段ロケットエンジンガスジェネレータの不具合に関し、調査及びCrew-1で使用する機体の確認に一定の期間が必要となったため。
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●宇宙探査●JAXA、美笹深宇宙探査用地上局から「はやぶさ2」へ指令信号の送信に成功

2020-10-09 00:26:37 | 宇宙探査機
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在開発を進めている美笹深宇宙探査用地上局(54m大型パラボラアンテナ)において、10月5日19:30~22:30(日本時間)にかけて、小惑星探査機「はやぶさ2」へのX帯(電波の周波数帯域の一つ:7GHz帯)による指令信号の送信に成功した。

 美笹局は、臼田宇宙空間観測所にて運用中の64m大型パラボラアンテナの老朽化対策として、新たに開発中の地上局。

 今回の「はやぶさ2」への指令信号の送信成功により、美笹局の開発で掲げている目標を全て達成できた。引続き、はやぶさ2を用いた試行運用を行い、2021年4月からの本格稼働を予定している。

 X帯の指令信号を増幅する大電力増幅装置として、深宇宙用7GHz帯としては世界初 の固体電力増幅器(SSPA)を新規に開発し、美笹深宇宙探査用地上局に導入した。

 臼田64mでは、クライストロン(マイクロ波用真空管の一種)を用いた送信機を使用しているが、、供給元が米国企業1社だけであることと、動作が不安定であることから、保守性や安定性等を高める必要があった。そこで、JAXAでは、国産によるGaN(窒化ガリウム)を用いた固体電力増幅装置をNECの協力を得て開発した。

 美笹局で据付試験中の30kW級 X-SSPA(X-band Solid State Power Amplifier; 固体電力増幅装置)は、GaNデバイスを内蔵した384本のPA(Power Amplifier、1本あたり125W出力)を多段合成して最終的に30kW出力を得るもの。

 複数本が故障しても送信運用を継続することが可能となるため、探査機に対するコマンド運用の持続性と安定性が向上する。

 今後、実績を重ねつつ、小型化、省電力化を図ることでクライストロンに代わって世界の主流になることを期待している。
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●宇宙探査●JAXAなど、過酷な月の宇宙放射線被ばく線量を縦孔利用で月表面の10%以下に

2020-10-07 06:40:04 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、量子科学技術研究開発機構、早稲田大学の研究グループは、月面の縦孔地形を利用することで宇宙放射線による被ばく線量が月表面の10%以下となり、地上における職業被ばくの基準値以下にまで低減できることをシミュレーションにより明らかにした。

 同究グループでは、将来の月面有人滞在を見据え、日本の月周回衛星「かぐや」(SELENE)によって発見された縦孔地形を放射線防護空間として利用することに着目した。

 火成活動により作られる溶岩洞のような地下空間へと繋がる可能性が高い縦孔は、直径・深さ共に数十メートルに及ぶ。

 溶岩洞は宇宙放射線の遮蔽に有用であることは知られていたが、その現実的な入り口となる縦孔の放射線環境についてはこれまで十分には知られていなかった。

 同研究では最新の放射線科学研究に基づく数値シミュレーションによって月表面と縦孔内の放射線環境を調査し、それらを比較することで縦孔による放射線防護効果を評価した。

 その結果、月表面では年間約420mSvと地球上に比べて200倍も過酷な環境だが、縦孔によって被ばく量は月表面の10%以下(年間約19~24mSv縦孔底面)まで低減され、地上における職業被ばく基準値(5年間で100mSv)以下の放射線環境が得られる可能性が高いことを明らかにした。

 同成果は、有人月探査や将来の恒久的な月有人滞在に向けて、新たに遮蔽材を持ち込むことなく、月に安全な放射線防護空間を確保できることを示した重要な知見。(宇宙航空研究開発機構<JAXA>)

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●宇宙探査●インターステラテクノロジズ、オンライン面接での入社希望者募集

2020-10-04 00:03:55 | その他

 インターステラテクノロジズは、この度、宇宙開発に本気で取り組む「ホリエモンのロケット採用」と題して、同社ファウンダーである堀江貴文が自ら最終面接を行う採用活動を行う。

 自身もロケットオタクと言われるほどロケットに詳しく本気で宇宙開発に挑む堀江だが、今回の採用活動では、ロケットに関する知識経験は問わず、ものづくりに対する情熱やこれまでの経験やスキルについて訊く。

 「いつか宇宙やロケットに関する仕事がしたかった」「日本に新たな産業をつくる手伝いがしたい」「スタートアップで新たなことにチャレンジしたい」など、多くの方のエントリーを期待している。

◇ 

《10/16(金)ホリエモンのロケット採用 会社紹介セミナー概要 》

■日時:2020年10月16日(金)19:00~20:00

■参加方法:Zoomウェビナー

■プログラム:トーク、会社紹介
         インターステラテクノロジズとは?
         なぜ、僕らは本気で宇宙を目指すのか?
         Q&A
         応募フローについて

■登壇者:堀江 貴文(インターステラテクノロジズ株式会社 ファウンダー)
     稲川 貴大(インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長)

■申し込み方法:①Peatixのイベントページからエントリー
           (URL:https://ist201016.peatix.com)
           【エントリー締め切り:2020年10月15日(木)12:00】

        ②エントリー者には、当日参加するためのzoomのURLを送る。

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