宇宙研究開発機構(JAXA)は、ISS(国際宇宙ステーション)日本実験棟「きぼう」における実験テーマを公募(Asian Try Zero-G 2022)している。
応募は 2 つのカテゴリーに分かれており、カテゴリー1 は 18 歳以下の学生、カテゴリー2 は27 歳以下の学生・若手科学者・技術者を対象としている。
「Asian Try Zero-G 2022」 は、「きぼう」を利用したアジア協力イニシアティブ(Kibo-ABC)の加盟国・地域のうち、参加を希望する国・地域の担当機関により実施される(日本ではJAXA が担当機関)。
参加機関は、それぞれ実験テーマを公募し、各国・地域で候補テーマを選抜する。
その後、全参加機関で最終選考を行い、選ばれた実験を JAXA 宇宙飛行士が「きぼう」で実施する。
これまでに 「きぼう」で実施されたことの無い、ユニークで斬新なアイデアを期待しており、以前採用されたことのあるアイデアでは応募できない。
過去の実験アイデアは、URL(https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/kuoa/tryzerog/) の「過去の実験報告」や「動画集」をご参照のこと。
A) 実験は「きぼう」日本実験棟船内で完結すること。
B) 実験は視覚的に結果が確認できるものであること。
C) 実験は特別なツールを必要としないか、または ISS で使用可能な物を利用すること。
スケジュールは次の通り。
2022 年 5 月 各国・地域での一次選考
2022 年 6 月 最終選考
2022 年 12 月~2023 年 1 月頃 軌道上実験実施(実施日は軌道上の日程調整にて決定)
2023 年 3 月頃 実験報告会・表彰式