●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査<新刊情報>●「入門 現代の宇宙論」(辻川信二著/講談社)

2022-04-24 22:35:29 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

 

<新刊情報>

 

 

書名:入門 現代の宇宙論~インフレーションから暗黒エネルギーまで~

著者:辻川信二

発行:講談社

 最新の観測に基づき、学部学生の理解を重視しつつ現代宇宙論の標準的体系を記述する。国内第一人者が説く、最新にして最高の入門書。【目次】第1章 宇宙の観測 第2章 宇宙膨張の記述と物質 第3章 宇宙の歴史 第4章 インフレーション理論 第5章 物質の進化 第6章 原始密度揺らぎの生成 第7章 宇宙背景輻射と温度揺らぎ 第8章 宇宙の大規模構造の形成 第9章 暗黒エネルギー 付録 A 一般相対論による宇宙膨張の式の導出 B 重力波の作用 C 線形スカラー摂動の方程式

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●宇宙探査●2021年度宇宙飛行士候補者、2,266名が書類選抜合格

2022-04-22 19:38:43 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補者募集への応募者4,127名から提出された応募書類について書類審査を行った結果結果、2,266名の書類選抜合格者を決定した。

 今後は、第0次選抜の英語試験を5月8日(日)に実施し、英語試験合格者のみ一般教養試験等を5月29日(日)に実施する(いずれも、オンラインで実施)。

 

 

書類選抜合格者数:2,266名

・男性1,778名(78.5%)、女性485名(21.4%)、他を選択された方3名(0.1%)

・宇宙飛行士候補者 書類選抜合格者の年代別内訳

書類選抜合格者        応募者
総数 2,266名          4,127名 
20代以下:483名(21.3%)   811名(19.7%)
30代:1,084名(47.8%)        1,850名(44.8%)
40代 :513名(22.6%)        973名 (23.6%)
50代:163名(7.2%)          424名(10.3%)
60代以上:23名(1.0%)        69名(1.7%)

 

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●宇宙探査●「イプシロン」6号機、民間衛星打ち上げを初受注 

2022-04-20 05:39:11 | ロケット

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ロケット「イプシロン」6号機が、宇宙ベンチャー企業のQPS研究所(福岡市)の小型観測衛星の打ち上げを受注した。

 民間衛星の受注は初。今年度中に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる予定。

 固体燃料を使うイプシロンは大型の液体燃料ロケットよりも安価で、準備期間が短い。

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●宇宙探査●スペースデブリの軌道を精緻に把握する新解析システム、筑波宇宙センターにおいて稼働を開始

2022-04-18 19:53:07 | 人工衛星

 富士通は、このたび、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する地球周回軌道上のスペースデブリ(宇宙ごみ)の状況を把握する「JAXA宇宙状況把握(SSA:Space Situational Awareness)システム」において、スペースデブリの軌道を計算する解析システムを新たに構築し、2022年4月1日より筑波宇宙センターにおいて稼働を開始した。

 同解析システムでは、スペースデブリの効果的な観測を行うための観測計画を作成し、光学望遠鏡およびレーダーによる観測から得られたデータに基づいて計算したスペースデブリの軌道を、JAXAの衛星の軌道と比較解析する。

 両者の接近を検知した場合は、衝突確率に加え、衝突を回避するための軌道制御に必要な情報を添えて、JAXAの衛星運用者に自動で通知することで、人工衛星の速やかな軌道修正の対応を支援する。

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●宇宙探査●JAXA、ISS日本実験棟「きぼう」における実験テーマを公募

2022-04-11 17:38:54 | 宇宙ステーション

 宇宙研究開発機構(JAXA)は、ISS(国際宇宙ステーション)日本実験棟「きぼう」における実験テーマを公募(Asian Try Zero-G 2022)している。

 応募は 2 つのカテゴリーに分かれており、カテゴリー1 は 18 歳以下の学生、カテゴリー2 は27 歳以下の学生・若手科学者・技術者を対象としている。

 「Asian Try Zero-G 2022」 は、「きぼう」を利用したアジア協力イニシアティブ(Kibo-ABC)の加盟国・地域のうち、参加を希望する国・地域の担当機関により実施される(日本ではJAXA が担当機関)。

 参加機関は、それぞれ実験テーマを公募し、各国・地域で候補テーマを選抜する。

 その後、全参加機関で最終選考を行い、選ばれた実験を JAXA 宇宙飛行士が「きぼう」で実施する。

 これまでに 「きぼう」で実施されたことの無い、ユニークで斬新なアイデアを期待しており、以前採用されたことのあるアイデアでは応募できない。

 過去の実験アイデアは、URL(https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/kuoa/tryzerog/) の「過去の実験報告」や「動画集」をご参照のこと。

 A) 実験は「きぼう」日本実験棟船内で完結すること。
 B) 実験は視覚的に結果が確認できるものであること。
 C) 実験は特別なツールを必要としないか、または ISS で使用可能な物を利用すること。

 スケジュールは次の通り。 

 2022 年 5 月 各国・地域での一次選考
 2022 年 6 月 最終選考
 2022 年 12 月~2023 年 1 月頃 軌道上実験実施(実施日は軌道上の日程調整にて決定)
 2023 年 3 月頃 実験報告会・表彰式

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●宇宙探査●初の民間人団体客、ISSに到着

2022-04-10 07:57:24 | 天体観測施設

 国際宇宙ステーション(ISS)に、史上初となる民間人の団体客が到着した。

 ISSに到着したのは、アメリカ人などの民間人3人と、今回の旅を企画した企業の副社長、それに元宇宙飛行士の4人。

 今回の宇宙旅行は10日間の予定。

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●宇宙探査●米スペースX、完全民間で初となるISSへ宇宙船打ち上げ

2022-04-09 05:25:58 | 宇宙ステーション

 民間人4人を乗せた米スペースXの宇宙船が4月8日、米フロリダ州から国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。

 民間人のみの団体が民間の宇宙船でISSに向かうのは初めて。

 ISS到着は4月9日午前7時45分(日本時間同日午後8時45分)ごろの予定。

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●宇宙探査●PDエアロスペース、世界初となる回転デトネーションによるジェット/ロケット切替エンジンの実証に成功

2022-04-06 18:48:31 | ロケット

 PDエアロスペース(愛知県名古屋市、緒川修治社長)は、世界初となる回転デトネーションによるジェット/ロケット切替エンジンの燃焼実証に成功した。

 従来の航空機エンジン(ジェットエンジン)は、空気の無い宇宙空間で使えない。そのため、ロケットエンジンが必要となる。大気中と宇宙空間をまたがって飛行するには、両方のエンジンを結合・複合して搭載するか、それぞれのエンジンを搭載した機体を分離・分割して運用するしかなかった。

 この課題を解決する方法として、同社では、「ジェット/ロケット切替エンジン」を提唱。

 2017 年に「パルスデトネーションエンジン (PDE)」に拠る、燃焼モードの切り替え実験に成功した。続いて、連続的に燃焼/推力発生させる「回転デトネーションエンジン (RDE)」の開発に着手。

 この度、世界初となる RDE によるジェット/ロケット切り替えの燃焼実験に成功した。

 同技術は、2022 年3 月8 日に特許出願、同10 日に日本航空宇宙学会 第61 回 航空原動機・宇宙推進講演会にて発表した。

 今後、更なる開発を進め、無人サブオービタル実証実験機(PDAS-X07)のメインエンジンへ発展させると伴に、その先の宇宙旅行の実現、宇宙輸送コストの低減に繋げていく計画。

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●宇宙探査●JAXAの日本人宇宙飛行士候補者、過去最高の4,127名が応募

2022-04-05 23:16:06 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)、「きぼう」日本実験棟、そして月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面での活動を想定した新たな日本人宇宙飛行士候補者の募集を2022年4月4日(月)正午に締め切ったが、4,127名の応募があったと発表した。

    応募総数:4,127名

 応募総数は過去最高(これまで最高だった前回の963名と比べ約4.3倍)、男性3,204名(77.6%)、女性919名(22.3%)、他を選択された方4名(0.1%)であった。

 今後は、第0次選抜の英語試験を5月8日(日) に実施し、英語試験合格者のみ一般教養試験等を5月29日(日)に実施する。

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