気象庁は、多目的衛星ひまわり8号を今年中に打ち上げるのに続き、ひまわり9号を平成28年 (2016年) に打ち上げることにしている。
ひまわり8号・9号は、現在運用中の運輸多目的衛星ひまわり7号 (MTSAT-2) の後継衛星。
ひまわり8号は平成26年 (2014年) に打ち上げ、軌道上で機能の確認試験を実施した後、平成27年 (2015年) の運用開始を計画している。
一方、ひまわり9号は平成28年 (2016年) に打ち上げ、平成34年 (2022年) まで軌道上で待機する計画になっている。
ひまわり8号・9号は最先端の観測技術を有する放射計 (AHI) を搭載し、米国や欧州などの他の次世代静止気象衛星に先駆けて運用を開始することから、国際的にも注目されている。