静岡大学は、国際宇宙ステーション(ISS)おいて、同大学が製作した衛星による宇宙エレベーターの実験を行い、輸送用の昇降機が伝うケーブルが宇宙空間で20~30m伸びたとみられると発表した。
ケーブルは最大100m伸ばす計画であったので、「実験は半分成功した」としている。
静岡大学は今年度中に、2つの超小型衛星の間にケーブルを伸ばし、それに沿って昇降機を移動させる実験を行う計画。
静岡大学は、国際宇宙ステーション(ISS)おいて、同大学が製作した衛星による宇宙エレベーターの実験を行い、輸送用の昇降機が伝うケーブルが宇宙空間で20~30m伸びたとみられると発表した。
ケーブルは最大100m伸ばす計画であったので、「実験は半分成功した」としている。
静岡大学は今年度中に、2つの超小型衛星の間にケーブルを伸ばし、それに沿って昇降機を移動させる実験を行う計画。
宇宙エレベーター協会は、「SPEC(宇宙エレベーター・チャレンジ)2017 IN MITO」を12月1日(金)~4日(月)に千波公園内緑地(茨城県水戸市千波町)おいて開催する。
同大会は、宇宙エレベーター向けに開発された自立昇降機の性能を競う競技会で、テザードバルーン(複数係留索を持つ係留気球)の係留とこれを用いた各種競技、自走式昇降機によるテザー昇降性能の評価で競われる。
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主催:宇宙エレベーター協会 SPEC実行委員会
協催:水戸観光コンペティション協会
協力:水戸市、茨城県、公益財団法人水戸市公園協会、水戸商工会議所、神奈川大学(各予定)
会期:2017年12月1日(金)~4日(月)<前後2日間は準備/撤収の予定となり、昇降は2日(土)~3日(日)>
場所:茨城県水戸市千波町 千波公園内緑地
内容:宇宙エレベーター向けに開発された自立昇降機の性能を競う競技会
・テザードバルーン(複数係留索を持つ係留気球)の係留とこれを用いた各種競技
・自走式昇降機によるテザー昇降性能の評価
目的:宇宙エレベーター関連技術並びにスピンアウトの開発・研究の促進
・メディア等を通じた宇宙エレベーターについての正しい知識の普及
・自走式昇降機とその実験に必要な設備について、各大学による共同実験
参加費:運営協力なし:20万円、運営協力A:12万円、運営協力B:8万円
参加資格:大学、高校、高等専門学校などの教育機関、一般企業、個人チーム 等
宇宙エレベーターの技術実証イベント「SPEC 2015 第7回宇宙エレベーターチャレンジ」(主催:宇宙エレベーター協会SPEC実行委員会)が、福島県いわき市の曙ブレーキ工業「Ai-Ring(アイリンク)」で、8月11日(火)から14日(金)まで実施されている。
「SPEC 2015」は、1000m昇降に必要なクライマー技術の成熟を目指し、より多くのチームによる高高度昇降クライマー技術の共有を目指している。
宇宙エレベーターのクライマーモデルとテザードバルーンを使った共同実験で、上空に係留したバルーンから地上までつないだロープ/ベルトを連続昇降する昇降機の性能を計測する。
各チーム、持ち時間20分以内に合計600mの連続した昇降を達成しなくてはならない。
宇宙エレベーター協会は、宇宙エレベーターの技術実証イベント「SPEC 2015 第7回宇宙エレベーターチャレンジ」を8月11日から4日間、福島県いわき市内(予定)で実施する。
内容は、宇宙エレベーターのクライマーモデルとテザードバルーンを使った共同実験で、上空に係留したバルーンから地上までつないだロープ/ベルトを連続昇降する昇降機の性能計測(バルーン高度は調整中)を行う。
参加チームは、国内外20チーム程度を予定(2014年は海外含む19チームが参加)。
ヘリウム入りバルーンによるテザーの掲揚高度は、実行委員会と参加チームで今後決定する予定。
これまでの記録で、地上から1000m以上のテザー昇降を達成したのは4団体のチーム。
SPEC 2015では1000m昇降に必要なクライマー技術の成熟を目指し、より多くのチームによる高高度昇降クライマー技術の共有を目指すことにしている。
大林組は、静岡大学と有人宇宙システムと共同で、航空宇宙産業向け先端材料の宇宙環境曝露(ばくろ)実験を開始する。
これは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「簡易曝露実験装置(ExHAM)」の利用テーマとして採択されたもので、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームを利用して行うもの。
この実験は、カーボンナノチューブ(CNT)の宇宙エレベーターなどの建設材料としての可能性を探る各種実験の一環として、宇宙曝露環境における耐久性を検証することを目的としている。
第7回宇宙エレベーター学会(JpSEC)が3月28日(土)、日本大学理工学部駿河台校舎で開催される。
宇宙エレベーターの最新情報・関連情報の発表や講演、または宇宙エレベーターそのものについてのオープンなディスカッションなどが行われる。
<開催概要>
名称:第7回 宇宙エレベーター学会(JpSEC)
日時:2015年3月28日(土) 13:00~17:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館 5階151教室
内容:JSEA2014年度活動報告、宇宙エレベーター最新事情解説 他
参加費:なし(無料)、事前登録は不要(会場定員180名)
懇親会:予算5,000円程度、当日会場にて参加希望者を募る。
宇宙エレベーター協会は、2014年8月6~9日に、静岡県富士宮市の大沢扇状地で実施した、「第6回宇宙エレベーターチャレンジ(SPEC2014)」の記録映像を同協会ホームページ上で公開した。
同大会においては、バルーン到達高度1,200m、クライマーの昇降高度1,200mの2回連続昇降が記録された。
宇宙エレベーターの技術力を競う世界で唯一の「SPEC2014」(8月6日〜9日)の結果が発表された。
1000mを超える昇降結果を残したチーム(昇降順)は、次の通り。
・チーム慶應&まんてんプロジェクト(ロープ) 1000m
・チーム奥澤(ベルト) 1200mの2往復 (1回の昇降チャレンジでの最長記録)
・神奈川大学江上研A(ロープ) 1200m
・神奈川大学江上研C(ベルト) 1100m
・神奈川大学江上研D(ロープ) 1150m
・ミュンヘン工科大学(ロープ) 1000m (上空で停止)
いずれも、バルーンを高高度に掲揚した8月9日の記録で、距離は概算。
宇宙エレベーター協会は、昨年に引続き、2014年も「宇宙エレベータークライマーモデル」とテザードバルーンを使った「宇宙エレベーターチャレンジ」を下記の通り実施する。 .
主催:一般社団法人 宇宙エレベーター協会 SPEC実行委員会
月日:2014年8月6日(水)~9日(土)、予備日10日(日)
場所:静岡県富士宮市 大沢扇状地(2013年と同様、国土交通省富士砂防事務所様管理ストックヤード)
内容:A.高度 200~1,200mに係留したバルーンから地上までつないだロープ/ベルトを連続昇降する昇降
機の性能計測(速度、重量、効率、到達高度、制御能力等)
B.テフロン加工低μベルトテザー5mを昇降する昇降機の性能計測
参加費:団体30万円、個人10万円
ただし運営を補助する運営担当者がいる場合、団体20万円(運営担当者2名)、個人5万円(運営
担当者1名)
運営:実行委員会+各参加チーム運営担当者(各参加チームにも運営を補助して頂きます)
参加:国内外20チーム程度を想定(2013年は国内17チーム)