●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●イスラエルの民間初の月面探査機、打ち上げに成功

2019-02-27 13:56:11 | 月面探査

 イスラエルの非営利団体「スペースIL」は、2月21日夜、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から民間初の月面探査機「ベレシート(創世記)」を打ち上げ、打ち上げは成功した。

 4月11日に月に着陸し、地場測定などを行う。

 これまで、月面の着陸に成功したのは、米国、旧ソ連、中国の3か国。

 「スペースIL」が成功すれば、イスラエルが4か国目となり、民間初の快挙となる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「はやぶさ2」、「リュウグウ」へ接地に成功

2019-02-22 09:36:37 | 宇宙探査機

 宇宙探査機「はやぶさ2」は、2月22日、小惑星「リュウグウ」へのタッチダウン(接地)に成功した。

 「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンス(手順)が実施されたことを確認することができた。試料採取の可能性が高い。

 「はやぶさ2」の状態は正常に作動している。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「はやぶさ2」、タッチダウンライブ配信2月22日(金)6:45から開始

2019-02-20 14:42:27 | 宇宙探査機

 小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在、リュウグウの中心から約20km上空のホームポジションの位置にいて、タッチダウンの運用を開始するが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、 このタッチダウン運用の様子をライブ中継(配信)する。


放送予定日時:平成31(2019)年2月22日(金)6時45分~9時15分頃

ライブ中継 :YouTube・JAXA TVにて中継予定(https://www.youtube.com/watch?v=WmPQmVVtE5A) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●イスラエルの民間団体、2月22日に月面探査機打ち上げ

2019-02-19 18:41:31 | 月面探査

 イスラエルの宇宙探査民間団体「スペースIL」は、2月22日(日本時間)に米フロリダ州ケープカナベラル宇宙基地から月面探査機「ベレシート」を打ち上げる。

 月面着陸に成功すれば、民間初の快挙となり、米国、ロシア、中国に続き4か国目となる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●3月12日に「国際宇宙探査シンポジウム」開催

2019-02-15 14:56:34 | 宇宙政策

 2018年3月3日、日本は第2回「国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)」を文部科学大臣のホストにより開催した。このフォーラムでは、40を超える国・機関の代表により、持続的な宇宙探査事業の推進に向けた国際連携の強化について確認がなされるとともに、産業界の参画や次世代人材育成の重要性も確認された。

 この結果を受け、現在、日本政府及びJAXAが参画を検討中の国際的な枠組みで行う宇宙探査(国際宇宙探査)活動に関し、国内外の最新の状況をご紹介することを目的として公開シンポジウムを開催する。

日時:2019年3月12日(火)10:00~18:00

会場:虎ノ門ヒルズフォーラム・ホールA

【プログラム】(日英同時通訳)

<Session1> 国際宇宙探査の最新動向と展望

国際宇宙探査に向けて~世界の動向と日本の取組み

   若田光一(JAXA理事/宇宙飛行士)
 
米国の惑星科学とExploration Campaign

   NASA
 
欧州の宇宙探査計画

   ESA
 
カナダの宇宙探査計画

   CSA
 
インドの宇宙探査計画

   ISRO
 
<基調講演>

国際宇宙探査への期待(仮題)

   松本 紘(理化学研究所理事長)
 
<Session2> 宇宙探査産業の拡大~持続的な探査活動に向けて

パネルディスカッション

モデレータ:
 
   西村 真里子(株式会社HEART CATCH代表取締役)

パネリスト:
  
  中須賀 真一(東京大学工学系研究科教授)
  小笠原 宏(三菱重工業株式会社 防衛・宇宙セグメント宇宙事業部副事業部長)
  金山 秀樹(清水建設フロンティア開発室宇宙開発部部長)
  小山 浩(三菱電機株式会社役員技監)
  袴田 武史(ispace CEO)
  Stephane Bonardi(宇宙科学研究所国際トップヤングフェロー)
  土田 誠行(産業革新機構(INCJ)専務取締役)
 
対談:All-Japanで挑む月面活動

  ゲストスピーカ×宇宙飛行士
 
<Session3> 国際宇宙探査の展望~科学×産業×社会の共創可能性

パネルディスカッション

モデレータ:
  
  藤本 正樹(JAXA宇宙科学研究所副所長)

パネリスト:
 
  秋池 玲子(ボストンコンサルティング・シニアパートナー/宇宙探査イノベーションハブ諮問委員)
  羽生 哲也(三菱総合研究所シンクタンク部門統括室 副室長)
  宮本 英昭(東京大学工学系研究科システム創成学教授/TeNQ所長)
  向井 千秋(東京理科大学宇宙コロニーセンター長)
  佐々木 宏(JAXA国際宇宙探査センター長)
  調整中

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●アルマ望遠鏡、天の川銀河中心の近傍に潜む中間質量ブラックホールを発見

2019-02-13 14:42:05 | 宇宙

 アルマ望遠鏡が、天の川銀河中心付近にある特異な分子雲のこれまでにない詳細な構造を捉え、その運動を解析したところ、太陽の3万倍もの質量を持つブラックホールの存在が明らかになった。

 この結果は、天の川銀河の中心付近にこのようなブラックホールが他にも多く潜んでいる可能性があることを示している。

 今回、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の竹川俊也特任研究員と慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、天の川銀河の中心核「いて座A*(エー・スター)」から約20光年離れた位置に発見された異常な速度を持つ分子ガス雲について、高解像度の電波観測を行った。

 そして、この分子ガス雲は複数のガス流から成り、それらが「見えない重力源」に強く引っ張られるように公転運動をしている様子を捉えた。詳細な運動解析により、太陽系よりもずっと小さな領域に太陽の3万倍にも匹敵する莫大な質量が集中していることが明らかになった。このことは、天の川銀河中心核の近くに重い中間質量ブラックホールが漂っていることを強く示唆する。

 同研究は、超大質量ブラックホールの起源解明や銀河進化の理解につながるだけでなく、周辺のガスの運動を調べるという、ブラックホール探査の新たな扉を開く可能性があるという点で極めて重要な成果。

 アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は南米チリ共和国北部、標高5000mのアタカマ砂漠に建設された電波干渉計。2011年に科学観測を開始し、日本を含む東アジア、北米、欧州南天天文台の加盟国と建設地のチリを合わせた21の国と地域が協力して運用している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●宇宙探査イノベーションハブで世界最高クラスの小型高効率モータ開発に成功

2019-02-12 07:49:43 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブでは、地上における事業化と宇宙応用についてそれぞれ共同研究先とJAXAが分担する研究開発を推進してきたが、このたびその成果として、小型で高効率な、世界最高クラスのモータを開発した。

 開発した小型高効率モータの特徴は以下の通り。

      (1)質量が25g、出力50Wで連続運転が可能

      (2)低速回転から高速回転、低出力から高出力の広範囲に亘って80%以上の効率

      (3)毎分15,000回転以上の高速回転では広範囲に亘って85%以上の効率を達成し

      (4)発熱が極めて少ない

のが特徴で、これは世界最高クラスのモータ。

 宇宙利用においては、真空状態の月表面や大気が薄い火星表面においては対流による放熱はほとんど期待できないため、高効率で発熱が少ないモータは宇宙探査用機器に搭載するモータとして非常に重要。

 地上での事業化としては、モータ質量が航続時間に直結するドローン、ロボットの関節、温度変化を避けたい精密計測器の駆動などの用途などが考えられる。

 この成果は、JAXA、新明和工業、大分大学、日本文理大学、茨城大学、静岡大学で実施した共同研究によるもの。共同研究において開発した小型高効率モータは、吉川工業(北九州市)が、ベクトル磁気特性技術研究所および日本金属と開発・量産化した高速高効率コアを採用し、その特性を十分に引き出す設計・解析技術、性能測定・評価技術、およびそれらの技術を総合した設計・組立技術により製作された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「はやぶさ2」、2月22日午前8時過ぎに小惑星「リュウグウ」へ着地目指す

2019-02-06 15:07:01 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙探査機「はやぶさ2」を2月22日午前8時過ぎに小惑星「リュウグウ」へ着地させると発表した。

 「はやぶさ2」は、2019年末までに、合計3回着地して試料採取を行い、その後、地球に向けて出発。帰還は2020年末となる予定。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「はやぶさ2」、「りゅうぐう」着陸地点を近く発表へ

2019-02-02 21:03:36 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙探査機「はやぶさ2」を早ければ2月19日(火)に小惑星「りゅうぐう」着陸させる計画を進めているが、現在2か所ある候補地を1か所に絞り、近く発表する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする