<新刊情報>
書名:COSMOS~コスモス いくつもの世界~
著者:アン・ドルーヤン
発行:日経BP
米国の科学者カール・セーガンとアン・ドルーヤンによってつくられ、40年前に科学ブームを巻き起こした「COSMOS」シリーズの最新作。美しいビジュアルとともに同書で伝えられるのは、これまで語られることのなかった、宇宙の真実を果敢に求めた人たちの物語。彼らの行跡や発見を通じ、私たちがやがて目にするかもしれない輝かしい未来が描かれる。
<新刊情報>
書名:COSMOS~コスモス いくつもの世界~
著者:アン・ドルーヤン
発行:日経BP
米国の科学者カール・セーガンとアン・ドルーヤンによってつくられ、40年前に科学ブームを巻き起こした「COSMOS」シリーズの最新作。美しいビジュアルとともに同書で伝えられるのは、これまで語られることのなかった、宇宙の真実を果敢に求めた人たちの物語。彼らの行跡や発見を通じ、私たちがやがて目にするかもしれない輝かしい未来が描かれる。
ソニー、東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「宇宙感動体験事業」の創出に向けて三者で共同開発・技術実証契約を締結し、ソニーのカメラ機器を搭載した人工衛星の共同開発を開始する。
地上から自由にリアルタイムで遠隔操作できる人工衛星上のカメラシステムを構築し、宇宙空間の映像を宇宙飛行士さながらのリアリティある視点で人々に届けることを目指す。
同活動は、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)プログラム(事業共同実証)」に基づいて、東京大学およびJAXAの支援の下、ソニーが主体となり技術実証・事業探索を行うもの。
<新刊情報>
書名:地球・惑星・生命
編者:日本地球惑星科学連合
発行:東京大学出版会
各分野の第一人者が、いま地球惑星科学の何が面白いのか、研究の最前線を紹介し、その課題と今後の展望までをわかりやすく生き生きと語る。私たち人類を取り巻く自然の成り立ちを理解し、これからの地球とともに生きるために最適の入門書。日本地球惑星科学連合30周年記念出版。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機(HTV9)が、8月20日(木)午後3時40分(日本時間)に第3回軌道離脱マヌーバを実施し、大気圏に再突入したと発表した。
これにより、HTV9は、所期の目的である国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を完遂した。
キャステム(広島県福山市)と、インターステラテクノロジズ(IST、北海道広尾郡大樹町)は協同し、ISTが開発した観測ロケットMOMOを使い、「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクトを成功させるため、1年後しに再始動することが決定した。
それに伴い、同プロジェクトのSTEP2で新たな挑戦となる「超小型カメラ」「通信機器」「軽量バッテリー」「遠隔操縦」の4つの開発の支援参画企業・教育機関・個人の募集を行うことになった。
◇
プロジェクトの期間:2020年8⽉〜2023年頃を予定
プロジェクトの⽬標:1. ロケットに紙ヒコーキを搭載し、宇宙空間で紙ヒコーキを⾶ばす。2. 宇宙空間で⾶ばす紙ヒコーキにカメラを搭載し、紙ヒコーキからの映像を地上へ送る。3. カメラを搭載した紙ヒコーキを遠隔操縦して地球上(⽬的地)に着陸させる。
募集期間:2020年8月19日(水)~2020年10月31日(土)(URL:https://www.castem.co.jp/ist.html/)
国際宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」9号機(HTV9)は、以下の日時でISSからの分離及び大気圏への再突入を実施する。
◇
【ISSからの分離】
予定日 :2020年8月19日(水)
予定時刻 :午前2時35分頃(日本標準時)
【大気圏への再突入】
予定日 :2020年8月20日(木)
予定時刻 :午後4時07分頃(日本標準時)
米航空宇宙局(NASA)は、米宇宙企業スペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」を国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて10月23日にも打ち上げる。
この10月の飛行には、野口聡一飛行士のほか3人の宇宙飛行士が乗り込む。
<新刊情報>
書名:宇宙の謎に迫れ!探査機・観測機器61
著者:小谷太郎
発行:ベレ出版
宇宙の観測とひと口に言っても様々なものがある。地球の上空160kmから3万kmを超える範囲の地球周回軌道から宇宙を見つめるもの、月をはじめ、太陽系の惑星に直接向かうもの、高い山の上などの地上から宇宙を見つめるもの、逆に地下深くで宇宙に飛び交う粒子を捕えるものなど、場所も方法も様々。これらは一体、宇宙の何を調べているのか。どのようにして何を調べ、それによって宇宙の何がわかるのか。同書は現在稼働している宇宙の探査機・観測機器の活躍を知ることで、宇宙の謎に迫ろうとする企画。
アイスペース(東京都港区、袴田武史社長)は、7月30日、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のMission1で実際に月に行く予定のランダー(月着陸船)の最終デザインを公開した。
HAKUTO-Rのランダーは、着陸脚を広げた状態で幅約2.6m 、高さ約2.3m、重さ約340kg(ドライマス)と、2018年9月に発表したデザインに比べコンパクトかつ低重心になった。月への航行ルートに低エネルギー遷移軌道をとることで推進剤の消費量を最小限におさえ、燃料タンクを小型化した。
また、ランダーの上部には約30kgの重さのペイロード(宇宙機に搭載する荷物)の搭載が可能で、HAKUTO-Rのコーポレートーパートナーである日本特殊陶業の全固体電池をはじめ、科学探査または実証試験用の機器を月に運ぶ計画であり、現在は残り数kgの最終積載枠を調整している。
また、HAKUTOのクラウドファンディング支援者の名前を刻印したパネルも月面に届ける予定。
打ち上げロケットは、SpaceXのFalcon9で、2022年の打ち上げに向け、時期の調整を行っている。
キヤノン電子は、 7 月 5 日打上げの Rocket Lab 社 Electron に搭載した同社製の超小型人工衛星 2 号機「CE-SAT-ⅠB」の軌道投入は、ロケットの不具合により失敗に終わったが、3 号機 「CE-SAT-ⅡB」 を同ロケットにて、2020 年(令和 2 年) 下期以降に打上げることを決定した。
「CE-SAT-ⅡB」は、新たに開発した超高感度カメラにより、深夜の地上観測も可能。キヤノン製ミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラを合わせた 3 種類のカメラを搭載し、Ⅰシリーズの超望遠鏡と共に、望遠鏡のシリーズ化に向けて、2 年間の実証実験に挑む。
◇
打上げ予定日:2020 年(令和 2 年) 下期以降
打上げ場所 : ニュージーランド マヒア半島 Rocket Lab 社 第 1 発射施設
予定ロケット :Rocket Lab 社 Electron
主な同社製開発部品:反射望遠鏡、超高感度カメラ、地磁気センサ、太陽センサ、恒星センサ、慣性基準装置、磁気トルカ、リアクションホイール、オンボードコンピュータ等