●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、観測ロケットS-520-34号機の打ち上げに成功

2024-11-14 14:54:44 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、11月14日(木)、「液体推進剤回転デトネーションエンジンシステム飛行実証実験」を目的とした観測ロケットS-520-34号機を内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ、ロケットは正常に飛翔し、内之浦南東海上に落下した。

 今後、搭載した実験装置が取得したデータについて確認し、評価を行う。

 観測ロケットS-520-34号機実験は、観測ロケットS-520-31号機でのデトネーションエンジンシステム(DES:燃料と酸化剤の混合ガスが爆発的に反応した際に生じる衝撃波<爆ごう波>を安全かつ効率良く推力に変換するロケットエンジン技術)の宇宙実証の成功を踏まえ、液体燃料(エタノール)と酸化剤(液化亜酸化窒素)を用いた旋回型デトネーションエンジンシステム(DES2)を開発し、実際に宇宙空間で作動させ、その推進性能等を評価することを目的としている。


ロケット機種・号機:S-520-34
打上げ時刻(日本標準時):11時30分00秒
発射上下角:76.0度
最高到達高度:217km(打上げ236秒後)
着水時刻:打上げ459秒後
打上げ時の天候:晴れ、北の風3.3m/秒、気温22.2℃
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●宇宙探査●アイスペース、月着陸船「レジリエンス(再起)」の打ち上げを2025年1月以降に延期

2024-11-13 21:38:19 | 月面探査
 アイスペース(ispace)は11月12日、早ければ今年12月に予定していた月着陸船「レジリエンス(再起)」の打ち上げを、2025年1月以降に延期すると発表した。

 ロケット打ち上げ契約を結ぶ米スペースXが延期を決めたため。

 着陸船の開発は順調で、近日中に発射場がある米フロリダ州に輸送する予定。

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●宇宙探査●AstroX、高度10km級のハイブリッドロケットの発射実験に成功

2024-11-13 11:27:32 | ロケット
 空中発射方式による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroX(福島県南相馬市、小田翔武代表取締役 / CEO)は、11月9日(土)に福島県南相馬市の沿岸部にて、高度10 km級のハイブリッドロケット(全長6.3メートル)の発射実験に成功した。

 AstroXは、気球で成層圏までロケットを放球し、そこからロケットの空中発射を行うロックーン(Rockoon) 方式での衛星軌道投入を行うサービスを研究開発している。

 同実験は、全長約6.3メートル、直径約330mmの機体「FOX1号機/C1-2ロケット」に、AstroXと千葉工業大学により開発されたハイブリッドロケットエンジンを搭載したハイブリッドロケットの打上げ実験。

 前回8月に実施した実験からロケットも大型化し、ロックーン方式でのサブオービタル打上げに使用するサイズのロケットとなる。

 地上からは高度10kmに達する推力のロケットで、ロケット打ち上げ実験を通してハイブリッドロケット発射技術の確認とともに、打ち上げにいたるノウハウの確立も同時に確認した。
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●宇宙探査●京都大学、木造人工衛星の打ち上げに成功

2024-11-06 21:57:29 | 人工衛星
 京都大学有人宇宙学研究センターは、11月5日、世界初となる1辺10センチの立方体の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」(共同開発:住友林業)を、米スペースXのロケットで、米ケネディ宇宙センターから打ち上げた。
 
 打ち上げは成功し、「リグノサット」はISSに到着。約1か月後に宇宙空間に放出され、強度と耐久性のテストが行われる。

 木造人工衛星は、役目を終えて大気圏に再突入する際、環境や通信に悪影響を及ぼす可能性のある金属粒子を発生させない。


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●宇宙探査●「H3ロケット4号機」、打ち上げ成功

2024-11-04 16:40:27 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、4日午後3時48分過ぎ、「H3ロケット」4号機を種子島宇宙センターから打ち上げ、搭載していた防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を予定軌道で分離し、打ち上げは2、3号機に続いて3回連続で成功した。

 H3ロケットは、JAXAと三菱重工業が共同で開発している。




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