小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星「りゅぐう」の試料が入ったカプセル試料は、12月6日(日)午前2時~3時頃(日本時間)、オーストラリアのウーメラ砂漠に着地する予定。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、カプセル内の試料の取り出しを、12月下旬にも開始する。
なお、「はやぶさ2」は、カプセル分離後、次なる目的地「小惑星1998 KY26」を目指す。
小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星「りゅぐう」の試料が入ったカプセル試料は、12月6日(日)午前2時~3時頃(日本時間)、オーストラリアのウーメラ砂漠に着地する予定。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、カプセル内の試料の取り出しを、12月下旬にも開始する。
なお、「はやぶさ2」は、カプセル分離後、次なる目的地「小惑星1998 KY26」を目指す。
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月29日午後4時25分、政府の「データ中継衛星1号機」、JAXAの「光データ中継衛星」などを搭載したH2Aロケット43号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ、予定の軌道に入った。
バスキュールと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に開設した宇宙と地上を双方向でつなぐスタジオ「KIBO宇宙放送局」のJ-SPARC事業共同実証活動に着手し、その一環で、2020年12月31日から2021年1月1日にかけて、第2回番組配信を実施する。
2020年8月、独自のISSと地上間の双方向ライブ番組配信システムを用いた「KIBO宇宙放送局」の初回技術実証に成功しており、今回の第2回番組配信は、「KIBO宇宙放送局」の定着・拡大に向けたJ-SPARC事業共同実証として実施する。
2回目の番組のテーマは、「宇宙の初日の出〜THE SPACE SUNRISE LIVE 2021〜」。新しい1年の幕開けを宇宙で迎える体験をみんなで共有することを通じて、宇宙への人々の関心・反応に関するデータを取得し、人々が宇宙に親しむ機会の創出及び定番化を目指し、本共同実証に取り組んでいく。
今回の事業共同実証の特徴は、宇宙メディア事業としての新たな技術実証・コンテンツ実証を、バスキュールとJAXAに加えて、バスキュール社の実証パートナーであるTwitter Japan、日本コカ・コーラ、ポケモンの3社と連携して実施すること。ビジネスモデルとしての成立性、事業展開の多様性(新たな事業分野からの参入)などを検証する。
<新刊情報>
書名:見えない宇宙の正体~ダークマターの謎に迫る~
著者:鈴木洋一郎
発行:講談社(ブルーバックス)
私たちが知っている原子や分子などの通常の物質は、宇宙に存在する全物質、エネルギーのわずか5%にしか過ぎない。残りの95%はよくわかっていない。全体の約68%を占めるのが、宇宙を加速膨張させるダークエネルギー、そして残りの8割5分、全体の約27%を占めるのがダークマターと呼ばれる未知の物質。どう書では、その未知の物質、ダークマターの正体について、これまでにわかってきたこと、今解明されつつあること、見つかりそうでなかなかその姿を見せてくれない実態を紹介。
中国は、無人月探査機「嫦娥(じょうが)5号」を24日午前4時半すぎ、海南島の文昌宇宙発射場から打ち上げ、打ち上げは成功した。
月の土を採取して地球に持ち帰る「サンプルリターン」を行う計画。
12月中旬に地球帰還の予定。
<新刊情報>
書名:すごい宇宙講義
著者:多田 将
発行:中央公論新社
空前絶後のわかりやすさ、贅言不要のおもしろさ! ブラックホール、ビッグバン、暗黒物質……異色の物理学者が宇宙の謎に迫る伝説の名著。補章を付す。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一宇宙飛行士及び古川聡宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在搭乗員に決定した。
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滞在時期:2022年頃(若田宇宙飛行士)、2023年頃(古川宇宙飛行士)
主な任務:ISS長期滞在クルーとして、「きぼう」を含むISSの各施設の維持・保全、科学実験等を実施する予定
クルードラゴン宇宙船(Crew-1)で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した野口宇宙飛行士は、長期滞在クルーとしてISSでの長期滞在を開始した。
野口宇宙飛行士は、同宇宙船で帰還するまでの約半年間、ISSに滞在する予定。野口宇宙飛行士は、今回が三回目の宇宙飛行であり、米国人以外で初めて米国の新型宇宙船に搭乗した。
野口宇宙飛行士は、ISSにおいて、微小重力環境等を利用した科学実験や将来の月探査に繋がる技術実証等、様々なミッションに取り組む。野口宇宙飛行士のISS長期滞在中、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」日本実験棟を利用し、立体臓器の創出を目指した培養技術の開発や、火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に関する実験等を計画している。
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1.ISSとのドッキング日時: 2020年 11月17日(火)13時01分(日本時間)
11月17日(火)4時01分(世界標準時)
2.ISSとクルードラゴン宇宙船(Crew-1)間のハッチオープン日時:2020年 11月17日(火)15時02分(日本時間)
11月17日(火)6時02分(世界標準時)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士ら4人を乗せた米国の新型民間宇宙船「クルードラゴン」が米東部時間15日(日本時間16日)、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、宇宙船は約10分後、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
野口宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の打上げについて、打上げに使用するファルコン9ロケットの第1段ロケットの回収船が、天候のため指定の海域に到達できないため、日本時間11月15日9時49分に予定していた打上げを11月16日(月)9時27分に延期した。
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1. 打上げ予定日時: 2020年(令和2年)11月16日(月)9時27分(日本時間)
11月15日(日)19時27分(米国東部時間)
2. ISSへの到着(ドッキング)予定日時: 2020年(令和2年)11月17日(火)13時頃(日本時間)
11月16日(月)23時頃(米国東部時間)