インターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は7月31日、同町の発射場から小型観測ロケット「MOMO(モモ)」6号機を打ち上げ、高度約92キロに到達し、民間企業初となるマスコットの放出に成功した。
「MOMO」は2回連続、3回目の成功となった。
インターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は7月31日、同町の発射場から小型観測ロケット「MOMO(モモ)」6号機を打ち上げ、高度約92キロに到達し、民間企業初となるマスコットの放出に成功した。
「MOMO」は2回連続、3回目の成功となった。
インターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は、小型観測ロケット「TENGAロケット」を、7月31日午前11時に同町の発射場から打ち上げる(予備日は8月1日)。
7月3日に打上げを行なったロケットに続く2機連続の宇宙空間到達を目指す。
同ロケットは、国内の民間初となる「宇宙空間へのペイロード(荷物)放出と回収」ミッションを担うロケットとなる。
ロケット打上げの様子は、TENGAとインターステラテクノロジズの公式YouTubeでそれぞれライブ配信する。
今後の火星探査のテーマは、火星の土壌のサンプルを採取し、地球に持ち帰ることである。
米国は、欧州と協力し、2030年代初頭にも、火星本体の土壌のサンプルを地球に持ち帰る計画を進めている。
一方、日本は、火星衛星探査計画「MMX」を現在進めている。
このMMX計画は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機が火星の衛星「フォボス」に着陸し、土壌を採取し地球に持ち帰るというもの。
MMX探査機は、2024年度に打ち上げ、2025年度中にフォボスに到着し、土壌のサンプルを採取し、2029年度中にサンプルを地球に持ち帰ろうとする計画。
もし、MMX計画が成功すると、人類史上初めて地球と火星とを往復することになり、火星の衛星「フォボス」の土壌のサンプルを地球に持ち帰り、この結果、生命の証拠の発見にもつながる可能性を秘めている。
米宇宙開発ベンチャー「ブルーオリジン」は7月20日、自社開発した宇宙船「ニューシェパード」で初の有人飛行を行い、高度100キロ超まで上昇した後、約10分後に地上に着地した。
同宇宙船には、アマゾン・コム会長のジェフ・ベゾス氏ら民間人4人が搭乗した。
ZOZOTOWNの創業者で実業家の前澤友作氏は、ロシアのモスクワ近郊で宇宙飛行士の訓練を受講。この訓練は4週間にわたって行われ、その内容は宇宙船「ソユーズ」のシステムのなど。
その後、前澤氏は、2021年12月にロシアのソユーズに搭乗して宇宙へと向かい、日本の民間人としては初めて国際宇宙ステーション「ISS」に12日間滞在することになっている。
さらに、前澤氏は、2023年に米スペース✕の宇宙船で月に向かう計画。
米ヴァージン・ギャラクティック・ホールディンングスは、7月11日に、創業者のリチャード・ブランソン氏らを乗せ、自社開発した民間有人宇宙船「スペースシップ2」の試験飛行を行い、目標の高度80キロに到達した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米国航空宇宙局(NASA)は、NASAの月探査「アルテミス計画」初号機「ArtemisI」に搭載されるJAXAの超小型探査機2機の打上げ及びデータの交換等に関する協力に合意し、JAXA 國中均 理事/宇宙科学研究所長およびNASAカレン・フェルドスタイン国際局長が了解覚書に署名した。
アルテミス計画の初号機「ArtemisI」では、新型ロケット(Space Launch System、SLS)による無人のOrion(オリオン)宇宙船の打上げが予定されている。
ロケットの余剰能力をいかして超小型探査機を相乗りさせ、将来の探査につながる様々な技術実証・科学観測を実施することが計画されており、日本からEQUULEUS(EQUilibriUm Lunar-Earth point 6U Spacecraft)およびOMOTENASHI(Outstanding Moon exploration TEchnoligies demonstrated by Nano Semi-Hard Impactor)の2機の搭載が選定されている。
EQUULEUSは、月のラグランジュ点への航行を通じた技術実証や地球磁気圏プラズマ観測等を、OMOTENASHIは、月面へのセミハード着陸の実証や地球・月周辺の放射線環境測定を予定している。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部門は、日揮グローバルと「月面推薬生成プラントの構想検討に係る連携協力協定」をオンラインで取り交わした。協力期間は一年間。
この連携協力は、月の水資源を利用して、月近傍および月面において推薬(水素や酸素)の供給を可能とする月面推薬生成プラントの実現に必要な技術要素、研究課題の洗い出しおよび研究開発計画の検討を目的としている。
JAXAは、2040年代以降の月面での持続的な探査活動の実現を目指すことにしている。
米ヴァージン・ギャラクティック・ホールディンングスは、7月11日に、創業者のリチャード・ブランソン氏らを乗せ、自社開発した有人宇宙船「スペースシップ2」の試験飛行を行う。
また、米アマゾン・ドット・コムは、子会社のブルーオリジン製の有人宇宙船に、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスらを乗せ、7月20日に試験飛行を行う。
米ヴァージンは、2022年から商業宇宙船事業を開始する計画。
インターステラテクノロジズは、7月3日、小型ロケット「MOMO7号機」を北海道大樹町から打ち上げ、高度およそ100kmの宇宙空間へ到達し、打ち上げは成功した。