高知、松山と満喫し
いろんな方々と出会い、話し、色々吸収することができました。
四国イイとこだな。大学のとき鳴門、徳島に旅行したときも思いましたが、再確認。
来年の夏は高松にも行ってみたいな。
旅人は西を目指します。
朝日を浴びる66号車。昨日はいなかった車ですね。
高浜線に乗って観光港へ。
なかなか痺れる木造駅舎が多く残ってますね。いつか時間をとってじっくり観察したいかも。
観光港、着。
こっからルートは色々ありますが、オーソドックスに呉までフェリーで渡って、そっから18切符で西を目指そうという魂胆。
高速船のほうが早いですが、フェリーの倍近い運賃とられますからね。。。
約2時間の船旅です。ま、寝てましたがw
呉に近づく辺りで名所、音戸の瀬戸を通ります。
狭~い海峡ながら、船の往来も多く重要な海の路。
音戸大橋をくぐります。
しかし、本当に狭い海峡ですね。そんなに大きくは無いフェリーでしたが、それでもなかなかのスリルでした。
音戸大橋は付け根が面白いです。ヨドバシ町田の駐車場みたいw
ちょうど通過する際に、目の前を音戸の渡し船が横切りました。
日本一短い航路(パンフレットより)の渡し船、運航ダイヤはなく、
岸に人がくれば出発、対岸に人がいれば迎えに行く、というシステムなんだそうです。
ちっちゃい小舟は50年以上前の木造船なんだそう。
割と素早くフェリーの前を横切って行きました。
そんなこんなで、軍港や製鉄所を横目に見つつ
呉に上陸。さらば四国よ。
呉の桟橋はJR呉駅の目と鼻の先ですが、途中でショッピングセンターの中を通ります。
で、ショッピングセンターへ向かって歩いていくと、突然目の前にこんな光景が。
でん♪
巨大な潜水艦が駐車場に横たわってますw
コレ、博物館なんだそうで、中の見学等もできるみたいです。
潜水艦って意外とデカいのね。んで、陸に置いちゃダメね、なんかキモいw
これがショッピングセンターの駐車場に普通に鎮座しているという違和感w
そんなこんなで呉駅着。
ちょうど「瀬戸内マリンビュー」が入ってきました。夏休みは毎日運転なんだそうで。
このテのジョイフルトレインは九州を中心に乱発気味ですが、瀬戸内マリンビューのデザインはなかなか好きですよ。
前面にオールと浮き輪をつけるという発想もユーモラスだし、何より
塗装が瀬戸内の海と空に非常によくマッチしていると思いました。
ちなみに、呉駅の列車接近メロディは「宇宙戦艦ヤマト」でした。さすが戦艦の町。
ローカル113系に乗って、最初の目的地は数駅先。
スペイン!
ではなく、呉市にある公園「呉ポートピアパーク」です。
実はここ、小さいころ連れてきてもらったことがあります。
当時は呉ポートピアランドという遊園地で、観覧車とかがあったかと思います。
遊園地は無くなり、今は市民のための公園として使われているようで、入口のゲートが往時を偲ばせるといったところでしょうか。
スペインかどっか地中海地方をイメージしたテーマパークだったそうです。それっぽい雰囲気は残ってました。
で、ここに来たのは思い出に浸るためではなく
呉市電1001。
呉市電が自社発注した“超軽量高性能電車”で、後に伊予鉄で働いたのち、こうして保存されています。
公園管理者がしっかり整備しているらしく、屋外かつ海に近いという悪条件ながら、とてもきれいな状態で保存されていました。
呉市の市章もしっかり復元。
「レ」が「九つ(く)」で呉市。ポートピアパークの入口にも同じマークの旗が風になびいておりました。
青空のもと展示されてます。
こういう保存車を見るとムラムラしちゃうのが私の悪い癖。夏休みで子供いっぱいのプールを横目に、
あっちからこっちから様々な写真を撮りまくりました。ぬはは
車内は松山で働いていた時代そのままらしく、俳句箱もちゃんと設置。入れても松山市までは届きませんが。。。
しかし、こうして見ると伊予鉄の50形60番台はこやつにそっくりですね。
呉1000形は1959年製、伊予鉄の60番台車は1960年製なので、設計を流用したんすかね。どちらも同じナニワ工機製だし。
違いと言えばヘッドライトの位置ぐらいなもんでしょうか。
ちなみに、呉市電はこの後2000形という、1000形の窓をHゴムだらけにして
水色+黄色のムシューダ塗装(←わからなかったら画像検索してみて)にしたいかつい子もおりましたが、
そちらは保存されていないみたいです。残念。
1000はいずれ鉄コレで出るでしょうから、作るとしたら2000だな。。。
横道に逸れました。
呉市電としばらくたわむれたので、ここからはひたすら18切符旅。
西を目指しまくります。
といいつつ、宮島口ではいったん降りてしっかり穴子丼を食ってたりしますがw
岩国で乗り換え。
瀬戸内の海を昨日とは逆から眺めつつ列車は走ります。下関まで約3時間(4時間だっけ?)
途中、大畠の駅に着くあたりで
周防大島へ渡る「大島大橋」をくぐります。
この橋もまたイカツイ橋で、ちょっと模型にしたいかも…なんて思ったりします。
真下から。
そんなこんなで
気づけば山口県を過ぎ
終点、下関へ。
時期柄か、同じように岩国から下関まで乗りとおす人が結構いましたね。
あとは部活帰りの高校生ぐらいでしょうか。
こっからはJR九州管轄。関門海峡トンネルをくぐる列車に乗り、門司で折り返し。
九州北端の終着駅門司港駅へ。
驚いたのが、門司から門司港までの距離。結構あるんですね。
一方で、下関から門司の関門トンネルはあっという間で、アレこんだけ?って感じでしたが。
門司港の駅舎は現在修繕工事とのことで、白い覆いに覆われ中を見ることは叶いませんでしたが、それは想定済。
ここに来たのは、門司港レトロの建物群を見たかったのと、
門司港レトロのどっか(下調べせずきてますからね…w)に居るはずの西鉄の保存車を撮るためでした。
結構長くなったので、続きは次の記事で。
今日分はおしまい。
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