※20150628一部加筆修正しました
※20150807さらに加筆修正しました
Sanfte Buchtenとは現地の言葉で穏やかな波を意味する。
かつてはどこにでもある小さな漁村であった。
時代が昭和となると、小さな飛行機工場と滑走路が建設され、
内陸を通る幹線鉄道からの支線が通じた。
昭和20年代に、SanfteBuchtenに幹線鉄道の本線が通ることとなった。
内陸を通っていた本線のルート変更によるものである。
Hauptbahnhof(中央駅)はこのとき開設された。
その後、SanfteBuchtenは我が国経済の中心地となった。
幹線鉄道は連合鉄道となり、国際列車が走るようになった。
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明治ターミナルら乗った特急列車は、茶畑の中で国境を越えるとすぐに海沿いに出る。
いくつかの大河を鉄橋で超え、空が狭くなったころ、中央駅に到着する。
Hauptbahnhofとは言うものの、この駅は街の中心からはいささか遠い。
中心街にはB駅という駅があり、Hauptbahnhofから1区間であるが、近郊列車が接続している。
今日はまだ時間があるので、いったん駅を出て、地上から市内電車で向かうことにした。
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ご覧いただきありがとうございます。
「電鉄記念橋駅とその街並み」作者の、からんだと申します。
このモジュールは、
1.自動運転の路面電車
2.下層をまわるエンドレス
3.モジュール本線
の3つで構成されています。
以前からTOMIXの自動運転に興味があり、かつては
自動往復運転を用いた路面電車のモジュール(→
こちらや
こちら)や
自動運転装置を用いてバスを走らせる実験(→
こちら)を行ってきました。
今回は一つの形として、本来TOMIXの自動運転装置には設定されていない
「単線で、2列車が交換しながら走る運転」を実現させるべく、路面電車線の線路配置を決めました。
自動運転の様子はこちら↓
モジュールの建物類はほとんどプラ板、または紙からのスクラッチによっています。
着色は主としてアクリルガッシュを使用し、全体的に落ちついた色調になるよう調整しました。
自動運転の原理は、言葉ではうまく説明できませんが
過去記事をご参照いただければと思います(
→こちら)。
ドーム屋根の中央駅をつくって、国際特急を並べて眺めたい。
エンドレスもつくってガンガン走らせたい。
路面電車もつくりたい。
街並みは昭和30年代の下町にしたい。
でもヨーロッパ風の街並みもつくりたい。
ローカルムードあふれる田舎電車の終着駅もつくりたい。
ヘロヘロ併用軌道を走る田舎電車もつくりたい。
シカゴのような高架鉄道もつくりたい。
小さな空港なんかもつくりたい。
…ちゅーことで、作者のやりたいことを全部詰め込んだら
こうなりました、という作品です。
まだまだ未完成ですが、ちょこちょこ動く電車たちを楽しんでいただければと思います。
以上、からんだでした。