東京では初雪だそうですが、ここらではまだまだ降りませんねぇ。
雲が伊吹山を越えてくると一気に積もるので、油断は禁物なんですが。
現在制作中のモジュール
前回記事で切り欠きホームの話を少し書きました。
ここです。
実はこのホーム、ちょっと“工夫”を入れてありまして
動画でご覧いただきたいのですが…
ホーム真ん中あたりにギャップとダイオードが入れてあって、
走ってくる列車が自動で停止する仕組みになってるんです。
仕組みは、こう
①で走っている電車が、ギャップを超えると
②のとおり停止。
ギャップ上は片方向のみに電流が流れるようダイオードを入れているため
③のように、逆方向の電流が流れると電車が走り出すんですね。
逆サイドはTOMIXのエンドレールE(自動停止機能付き→
特許出してんすねw)を使用しており、
こちらは、終端部に電車が着いた時点で自動で電流が停止することで
電車が安全に止まるという仕組み。
動画中でばちっ!ばちっ!て音がしてるのは
手動でディレクションスイッチを切り替えている音なんですが…
これを、自動化したい!
構想としては
・両端が自動停止機能をもっているため、センサーなど不要
・一定時間おきに電流の方向が逆転
・これにより、上手①②③が一定時間で往復運転される。
ネックとしては、
>・一定時間おきに電流の方向が逆転 する部分をどう制御するか?
たとえばTOMIXの自動運転装置は時間で制御するのではなく、センサーを車輪が踏むことで制御装置が感知する仕組みですが
これを、一定時間で逆転できる制御方法はないものか。
さがしました。オークションでw
で、『もけいや松原』さまの、この製品に至りました。
『
走るんデスシリーズ かんたん自動往復運転装置』
機能は…(以下抜粋)
■内臓するタイマーによって自動的に進行方向を切り替えることで、
車両を往復運転させる装置です。
■市販のパワーパックもしくは走るんデスシリーズのパワーパックと
線路の間にこの装置を接続して、付属のダイオードを線路に組み込んだ
自動停止線路の間を自動的に往復運転します。
■進行方向が切り替わる時間は時間調整つまみにより、約4秒から約4分
の間で自由に設定可能。
■走るんデスシリーズ専用のACアダプターや乾電池ボックスから電源を
供給しますので、低コストでさまざまなご利用方法に対応が可能。
■幅約85mm奥行約80mm高さ約60mm重さ約120gとコンパクト、
手で持っても小さすぎず制御しやすい大きさで設計しております。
まさに、痒い所に手が届く製品!
求めている機能がすべて詰まっておりました。
こんなものがあったのかぁぁw
ちなみにACアダプターセットで¥3,500-
早速注文したのは言うまでもないw
で、第一印象は「小ぃぃせぇ」
サイズ感は、iPhone4が約1.5個分
奥の緑キャップと比べてみても、小さいのがわかるでしょ
使い方は、こう
必要な工具ははさみ一本で、このように(トミーのパワーパック利用であれば)DCフィーダーを切って、間に装置を挟むだけ!
電子工作・はんだ付けが苦手なワタシでもあっちゅーまに完成です。
その効果は・・・?
これ!これ!これがやりたかったんスよわたくしは!
パワーパック触ってないですよ!一定時間で方向が変わっていったり来たり
これ、こんだけの機能ですが、使い方によってはすごく“遊べる”んじゃないでしょうか。
まさに一点突破。アイデア商品だと思いますし、先にも書いたように“かゆいところに手が届く”製品
何気にNもHOも使えますし
こういう発想力って素晴らしいと思います。
これで、市電、近郊電車のふたつが自動運転できて、エンドレスも走らせられる
小さいながらも盛りだくさんなレイアウトになりました。
今後は…
まず静岡に向けて、しっかりとした見どころの作りこみですね。