先日母の眼科の受診の為に病院へ行ってきました
あの日父が緊急搬送されてから初めて来たんです
この病院に父は何年お世話になった事でしょう
行く前から少し気持ちが揺れていたんですが
車を駐車場に入れて出ると1番に目に入るのはいつも父を支えて上った階段です
ここの上り下りは父にとっては大変だったと思います
でも1ヶ月に1度の受診日にここの上り下りをするのは父の状態を確認する目安になっていました
支えた時の父のぬくもりやその時の会話を思い出して涙のスイッチがオンになりそうだった
この病院には父の気配があり過ぎて
車椅子に乗る父がどこにいても不思議じゃない感じで、ちょっと辛いなって思いました
時間が経てば、その気配を懐かしく嬉しく思う時がきっと来ると思うんだけれど
この写真は2009年の9月に写したものです
入院している父に会いに行くたびに自主的歩行訓練をしていたんだけれど
この時は待合室の椅子の周りを歩く練習をしました
この後リハビリ重視の系列病院へ移転して、頑張って年末に退院したんだよね
父のいない生活を当たり前と思う自分と、いつも泣きたい自分が混在しています
でもちゃんとコントロールして心のヤジロベエは安定しているので『自分』大丈夫そうですよ
余談ですが父と私丸い鼻がそっくりでしょう