8月16日(火)
モアを積んで、田んぼに向かう。道路を走ると、少し離れている所から、その田んぼは見えてくる。目に入るほど近づくと、、「アレッ」。何かいつもと様子が違う。近づくにつれ、様子が判ってくる。
イネが倒れかかっているのだ。しかも、全体的に、萎れかかるように、精気を無くしている。田んぼの土の水分が無くなり、弱っている状態だ。前回、水を補給してから、安心しきって、通ってこなかったから、水の補給をしないまま、放置してしまったのだ。稲刈まで、まだ10日ほどはある。このままだと、イネそのものに、水分がなくなり、干上がってしまう。バルブをひねり、水を入れる。畔の草を刈りながら、田の土全体に、水を補給する。遅すぎた感はあるが、株一つ一つが、根から水を吸い上げ、精気を取り戻してほしい、そんな一心で、バルブを全開する。少しでも早く、水分を補ってほしい。週末には、雨の降る予報だ。こんな状態で、雨に降られたら、葉や茎に着く雨滴で、稲株はその重みに耐えきれず、べったりと倒れてしまう。コンバインでの、収穫作業が、とても大変になってしまう。雨の降る前に、少しでも、自力再生を、してほしいのだが、果たして、間に合うだろうか。
日照りの為、イネが、こんな状態になることを、当地では、(陽が入る)と云っている。
午後は、草刈機を持ってきて、水を入れながらの、草刈を続ける。