畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

中日

2012-04-25 22:09:45 | 農作業

4月25日(水)  ときどき  いちじ 

昨晩もかなりの雨があったようだ。水溜りの庭。びっくりするような雷だった、と聞くが、全く知らずに眠っていたことになる。

田んぼは、これから、代かきと、田植だ。トラクターのロータリー機を、代かき用のハローに、付け帰る。一言でいえばそれだけのことだが、作業は、それでは済まない。トラクター本体も、ロータリーも、田んぼの泥を付けて、ちょっとやそっとでは、取り付け替えなどできる状態ではない。洗浄後の話だが、その洗浄作業も、一時間以上は、十分に懸かる、一仕事だ。高圧洗浄機で、泥を吹き飛ばしながら洗い、乾くまでの間に、田んぼの草刈に、行ってくる。

田植機の、作業前点検。エンジンの係が悪いので、キャブレターの分解点検、洗浄。もう一年は、なんとか用を果たしてくれ、願いながら、エンジンを掛ける。なんとも、心細いが、動くことは動いた。他の点検は、あとにして、トラクターに戻る。代かき用のハローを取り付けて、準備をする。弱い雨だが、降り始める中、作業完了。

今日は、ガスでの風呂だと、スイッチを押す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュウ

2012-04-25 19:57:13 | 猫、犬

4月24日(火) ときどき

雨上がりの朝、作業場の中で、息絶えていた。シュウが死んだ。

昨日、あのしとしと雨の中、勝手口に止めてある、連れ合いのワゴン車の下に、というか、車の下に入ろうとしたが、力尽きたと云う感じで、頭だけ、車の下に入れて、身体は、春雨にぬれるように、シュウが横たわっていた。数日前から、具合が悪く、餌もほとんど食べていない。もう駄目かもしれないと、話していた。

餌は、何時も作業場の中でやっている。しかし、餌の鍋は、勝手口から、ほとんど、連れ合うが持って出る。私はいつも言っている。作業場の、皿の前で待ってれば、余分なエネルギーは使わずに済むのに、馬鹿者ども目。けれども、シュウを始め、我が家の外猫たちは、餌の時間になると、勝手口の前に集まるのが、常だった。そんな習性のまま、歩くのもままならないほどの弱った体で、勝手口の前まで来たが、ワゴン車で、頭だけ雨をしのぐ体勢で、力尽きてしまったのだろう。連れ合いに告げると、作業場に抱えて行き、茣蓙の上に横たえてやっていた。

朝、作業場に行くと、そのシュウは、すでに、固くyなっていた。

何年前だろう。「羞恥心」とかいうトリオが人気のあった時なのだろう。生まれた子猫たちが、三匹育った。名前を募集したら、帰ってきた。トリオがどんな人たちかは知らなかったが、それもよいかと名付けた。「シュウ」、「チ」、「シン」、の三匹。三匹とも、見事なサバ猫。私には、どれがどれだかわからない、三匹とも、ネコだった。チも、シンもとうに死んでしまっっていた。シュウは長生きだったのだろうか。

そのシュウが死んだ。我が家の猫は、また、三匹になった。家猫のソラ、外猫のサスケ。この二匹は、私たちが、積極的に、引き入れた猫。他所の血を入れようとして、連れてきた猫だ。唯一残っている、ブチは、雄猫だ。30年近く、なんだかんだと、延々と、コウソコウソから続いてきた、(と思われる)、我が家の猫の、細々とした、あいまいではあるが、続いてきただろう、そんな、血筋は、ここで、経たれることに。そんな気持ちで、シュウの固い身体にそっと手を触れた。

田んぼ作業。土移動、均平作業。荒代かき、代かき前の草刈。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする