10月10日(土) のち
変換畑。種蒔。菜花、早生と晩生の二種類、チョウホウナ、カブ、ミズナ、ホウレンソウ。
全部シーダーテープに加工した種。播種機にセットして、転がしてテープを伸ばす。田んぼの土で、ごろごろしているし、切藁も交じっているので、覆土はうまくできない。ほとんど土の表面にテープを伸ばしておいておくような状態だ。このような状態で、何日も経つと発芽不良や、時には、カラスなどのいたずらに会い、テープを持ち上げられたりすることもある。だから、雨降りの直前を選んで種蒔をする。テープは水溶性だから、雨に濡れて融けて、種は土に落ちる。そうすると、すぐにでも発芽すると思う。実際、先日種蒔した第一回目の菜花は、きれいに発芽している。今度の種も、今夜からの雨に助けてもらえるだろう。
午後は、ハウスの中。春菊とホウレンソウを泣いてあるが、発芽がそろっていない。古い種とか、土壌の乾燥か何かで、発芽できなかったか、発芽直後に蒸にやられたか。その両方の原因か。再度種を蒔き、たっぷりと散水する。
3時前ころから、ハウスをたたく弱い雨音が、し始める。外に出ても、感じるか感じないかだが、ハウスのフィルムは敏感に音を出す。そして、4時を過ぎるころには、雨粒を感じるほどに変わってきた。予報通りの好き雨となってくれそうだ。