5月27日(金) のち
夜中に降り始めた雨は、午前中、時折強雨となり降り続いてくれた。田んぼも畑も潤った。土が見え始めた田んぼも、たっぷりと水を湛えた。
まずは、田回。西地区に行く。ザリガニの穴で、水が抜け、ほとんど土が出ていた田んぼも水がたまっていた。しかし、水の深くなるところは、かなりの面積で、植えられた苗はなくなっている。ザリガニに切られてしまったのだ。
ザリガニの害の一つが、黒に穴を開けて、漏水させること。もう一つが、苗を切ってなくしてしまうことだ。湿田で、冬の間も何となく水が溜まり、ぬかるような田んぼは、害がひどい。
もう一か所のボラ田に回る。降っている割に、溜まっている水が少ない。おかしいなと調べると、案の定、すいろのU字溝の継ぎ目から、ボコボコと水が漏れている。そばの田んぼの中を調べると、水が渦を巻いて吸い込まれている。ザリガニの穴が、水路周りのボラまでつながり、漏水している。田んぼの方だけをふさいでも、またすぐに漏れるだろう。
U字溝の脇を掘りそこからつながっている穴をふさぐ。たんぼとすいろとは1.5mほど離れているし、草の根がびっしりなので、一時間以上の、大仕事。合羽の下は汗でびっしょり。どうにか漏れないのを確認し、もういい加減にしてと、引き上げる。
午後は、役所に行ったり、種を買いに行ったりしたのち、枝豆やインゲンの育苗種蒔。