9月9日(土) いちじ
久し振りの晴天が一日続く。汗ばむ気温だが、空気は秋。ひどい田んぼの稲刈りだが、この晴天は、気持ちよくしてくれる。
ぬかる田んぼの稲刈りは、直進している分には、ほとんど問題ないが、旋回するときに、無理をすると潜ってしまう。だから、無理をしないで、方向変換、旋回をできるように、手狩り部分を多くしてから、機械で刈り始める。旋回も大曲にするから、無駄な走行をし、燃料も時間も余分に使う。
一か所は、形もほぼ四角形だし、イネも倒伏していないので、少し手間がかかる程度で、完了。次に移動。こちらは変形田。倒伏もしているし、さらに、害獣が、田の中を歩き回り、稲の穂を食べてもいる。きっとキョンだと思うが、稲株を踏みつけて、土にめり込ませてあるので、そんな株量り取りできない。ぐるぐる回って刈り取りできず、全身で刈り、バックで戻地を繰り返して刈るので、手間は倍以上かかる。収量も少なく、ダブルパンチを食らうようなもの。能率も悪く、満杯にならない量だが、5時過ぎには終わらし、残りは明日に回す。
草刈は休むと、農家組合の役員に告げてくる。