9月8日
ときどき 
今朝は久しぶりで、ひんやりした空気。夕方も5時台に、太陽が沈むようになった。やはり、確実に、秋に向っている。
最後の、コンバインによる稲刈り。中途半端に離れた小さな田んぼと、強湿田でなかなか乾かないので、最後に回した田んぼ。刈り終える。
さあ、最後の一枚だ。無農薬で作っている田んぼ。何をやっても、草でびっしりとなっている田圃。倉庫から、バインダーを引っ張り出し、点検。部品の一部を交換。使えるようにする。
昨日の続き。
有機稲作のS氏の所に向かう。山間の曲がりくねった道を走り、トンネルを抜けると直ぐ、見慣れた光景。S氏の田んぼだ。車を止め、降りて田んぼに向かう。数年前見た時は、コナギという水田の草がびっしりで、稲は植えられたまま、分けつせず、一株5~6本の穂を付けているだけ。ひどいものだった。
しかし、今年は、部分的に草ははえているが、全体的には、慣行稲作に劣らない出来だ。穂の大きさなどは、慣行以上だ。
S氏の家に向かう。前回会った時より、若返ったような笑顔に再開。彼は、今、72歳。連れ合いの、認定審査の事務的な作業が済み、圃場調査へ。水田は、やはり、あちこちに点在している。5~6ヵ所回る。一部あまり良くない所もあるが、七、八割がたの田んぼは、よく出来ている。
「遠くから見ると、どこがSさんの田んぼか分からないですね。近くでみると、草が生えているから、わかるけど。この前は、遠くからでも、すぐ分ったのに。」
「やっと、有機稲作のコツがわかったような気がします。」「合鴨や鯉を使わないと、有機稲作ができないというのはおかしいですよ。」
「私も、それは同感ですが、草対策の一つとしては、しょうがないんじゃないですか。」
「稲が草に負けないように、作ればいいんですよ。」
などの会話を、しながら。
そして最後に、コツは、田植えの時期。
それは私も、納得した。しかし、私の住む地で、それをやるのはかなり難しい。


今朝は久しぶりで、ひんやりした空気。夕方も5時台に、太陽が沈むようになった。やはり、確実に、秋に向っている。
最後の、コンバインによる稲刈り。中途半端に離れた小さな田んぼと、強湿田でなかなか乾かないので、最後に回した田んぼ。刈り終える。
さあ、最後の一枚だ。無農薬で作っている田んぼ。何をやっても、草でびっしりとなっている田圃。倉庫から、バインダーを引っ張り出し、点検。部品の一部を交換。使えるようにする。
昨日の続き。
有機稲作のS氏の所に向かう。山間の曲がりくねった道を走り、トンネルを抜けると直ぐ、見慣れた光景。S氏の田んぼだ。車を止め、降りて田んぼに向かう。数年前見た時は、コナギという水田の草がびっしりで、稲は植えられたまま、分けつせず、一株5~6本の穂を付けているだけ。ひどいものだった。
しかし、今年は、部分的に草ははえているが、全体的には、慣行稲作に劣らない出来だ。穂の大きさなどは、慣行以上だ。
S氏の家に向かう。前回会った時より、若返ったような笑顔に再開。彼は、今、72歳。連れ合いの、認定審査の事務的な作業が済み、圃場調査へ。水田は、やはり、あちこちに点在している。5~6ヵ所回る。一部あまり良くない所もあるが、七、八割がたの田んぼは、よく出来ている。
「遠くから見ると、どこがSさんの田んぼか分からないですね。近くでみると、草が生えているから、わかるけど。この前は、遠くからでも、すぐ分ったのに。」
「やっと、有機稲作のコツがわかったような気がします。」「合鴨や鯉を使わないと、有機稲作ができないというのはおかしいですよ。」
「私も、それは同感ですが、草対策の一つとしては、しょうがないんじゃないですか。」
「稲が草に負けないように、作ればいいんですよ。」
などの会話を、しながら。
そして最後に、コツは、田植えの時期。
それは私も、納得した。しかし、私の住む地で、それをやるのはかなり難しい。
9月7日
ときどき 
暦上の季節は秋。露が降り、朝晩は涼しくなるころなのに、蒸し暑く、どんより曇り空。日差しが出ると、なお暑い。
今日は、以前からの予定で、養老渓谷の近くで有機稲作をやっている人を訪ねる。農産物の販売で、「有機」表示をする場合、有機認証団体が審査をするようになり、7年くらいになるか。彼はもともと、有機肥料による稲作で作った米を、有機米として販売していたので、最初から審査を受け、認証を取っていた。
たまたま、連れ合いが最初の審査をした関係で、また、車で一時間弱のところと云うこともあり、私も何度か会い、いろいろ話をしている。同じ米作りをする仲間としての、関心もある。
数年前の審査にも同行し、実際の圃場を見せてもらった。合鴨を放しているところ以外は、ひどいものだった。私の無農薬の田んぼと同じように、コンバインでは刈り取り出来そうもなく、収量も、反当り三俵も取れないような惨状だった。
その後も何度か会った。エネルギッシュな人で、これはというものには飛びつき、試し、人を訪ね、やり方を真似たり、かなりの労力と財力を使ったようだ。が、うまくゆかず、もうやめようかとも言っていた。
それが今年、私にも、同行してほしいようなサイン。
今少しの、稲刈りを休み、審査員の運転手を買って出た。 (続く)
昼をかなり回り、外食ですませ帰宅。昨日の刈取り分の籾すり。
小作料を、現物で支払うところに、小作米の配達。


暦上の季節は秋。露が降り、朝晩は涼しくなるころなのに、蒸し暑く、どんより曇り空。日差しが出ると、なお暑い。
今日は、以前からの予定で、養老渓谷の近くで有機稲作をやっている人を訪ねる。農産物の販売で、「有機」表示をする場合、有機認証団体が審査をするようになり、7年くらいになるか。彼はもともと、有機肥料による稲作で作った米を、有機米として販売していたので、最初から審査を受け、認証を取っていた。
たまたま、連れ合いが最初の審査をした関係で、また、車で一時間弱のところと云うこともあり、私も何度か会い、いろいろ話をしている。同じ米作りをする仲間としての、関心もある。
数年前の審査にも同行し、実際の圃場を見せてもらった。合鴨を放しているところ以外は、ひどいものだった。私の無農薬の田んぼと同じように、コンバインでは刈り取り出来そうもなく、収量も、反当り三俵も取れないような惨状だった。
その後も何度か会った。エネルギッシュな人で、これはというものには飛びつき、試し、人を訪ね、やり方を真似たり、かなりの労力と財力を使ったようだ。が、うまくゆかず、もうやめようかとも言っていた。
それが今年、私にも、同行してほしいようなサイン。
今少しの、稲刈りを休み、審査員の運転手を買って出た。 (続く)
昼をかなり回り、外食ですませ帰宅。昨日の刈取り分の籾すり。
小作料を、現物で支払うところに、小作米の配達。
9月6日
ときどき 
午前中は、昨日の刈取り分の籾すり。コシヒカリの新米の初収穫。まだ、全部終わったわけではないが、収量はかなり多くなりそうだ。
農薬は、一回の除草剤以外使用しないため、何かの場合、病気や、虫害で収量が極端に少なくなることも予想される。それで、需要の量より多めの収量を想定して、耕作している。
肥料も、計算できる化学肥料は使用していない。米糠、鶏糞などの自給的肥料、油粕などを使っている。そういう肥料は、即効性はなく、徐々に地力を付けてゆくようだ。基盤整備の工事をした後の田んぼは、この間何年も、収量は少なかった。少しずつ良くなっているようだと思っていたが、今年は、ほかの田んぼにひけを取らないだけの収量になった。
また、我が家にとっては、大口の取引先の移転もあり、今年はかなりの余剰米になりそうだ。一般の米流通業者に販売する手はあるが、慣行栽培の米として扱われるし、金額も安い。思案のしどころだ。
11時前くらいから、昨日の続きの難所田んぼの稲刈り。時間はかかるが、無事終了。ここも、思ったより出来ている。機械を引き上げてきて、家に入ったのは8時近くだった。


午前中は、昨日の刈取り分の籾すり。コシヒカリの新米の初収穫。まだ、全部終わったわけではないが、収量はかなり多くなりそうだ。
農薬は、一回の除草剤以外使用しないため、何かの場合、病気や、虫害で収量が極端に少なくなることも予想される。それで、需要の量より多めの収量を想定して、耕作している。
肥料も、計算できる化学肥料は使用していない。米糠、鶏糞などの自給的肥料、油粕などを使っている。そういう肥料は、即効性はなく、徐々に地力を付けてゆくようだ。基盤整備の工事をした後の田んぼは、この間何年も、収量は少なかった。少しずつ良くなっているようだと思っていたが、今年は、ほかの田んぼにひけを取らないだけの収量になった。
また、我が家にとっては、大口の取引先の移転もあり、今年はかなりの余剰米になりそうだ。一般の米流通業者に販売する手はあるが、慣行栽培の米として扱われるし、金額も安い。思案のしどころだ。
11時前くらいから、昨日の続きの難所田んぼの稲刈り。時間はかかるが、無事終了。ここも、思ったより出来ている。機械を引き上げてきて、家に入ったのは8時近くだった。
9月5日
ときどき 
水はけの悪い田んぼの稲刈り。この間の雨で、水がたまっている所もある。コンバインはクローラー走行なので、ある程度のぬかるみは平気だ。しかし、旋回するところや、後進するところは土が掘れてしまう。あまりのぬかるみでは、旋回できない。四隅で、ぬかるんでいると、手刈りする面積が増える。
今日の田んぼは、16aで、形もまあまあの田んぼだが、雨に弱い難点がある。コンバインがぬかるみにはまると、大変なので、手刈りに、一時間くらいかけて、機械も慎重に操作しながらの、刈取だ。長靴も泥だらけだ。
しかし、予定より収量があったし、三時過ぎには、無事終わる。籾を乾燥機に入れ次の田んぼに。
この田んぼも難あり田んぼ。田植えの時、田植機がはまってしまうほどの、深い田んぼ。だから、早いうちから水を落とし、乾かしておく。おかげで、ぬかるようなところはないが、草がひどい。除草剤は使っているのだが、田んぼに高低があり、土が水から出るような所もあり、草が生えてしまう。そういうところは、草が詰まったら、除きながらで、時間がかかる。夕方暗くなるまで、作業して、周りを四周位刈って終わる。


水はけの悪い田んぼの稲刈り。この間の雨で、水がたまっている所もある。コンバインはクローラー走行なので、ある程度のぬかるみは平気だ。しかし、旋回するところや、後進するところは土が掘れてしまう。あまりのぬかるみでは、旋回できない。四隅で、ぬかるんでいると、手刈りする面積が増える。
今日の田んぼは、16aで、形もまあまあの田んぼだが、雨に弱い難点がある。コンバインがぬかるみにはまると、大変なので、手刈りに、一時間くらいかけて、機械も慎重に操作しながらの、刈取だ。長靴も泥だらけだ。
しかし、予定より収量があったし、三時過ぎには、無事終わる。籾を乾燥機に入れ次の田んぼに。
この田んぼも難あり田んぼ。田植えの時、田植機がはまってしまうほどの、深い田んぼ。だから、早いうちから水を落とし、乾かしておく。おかげで、ぬかるようなところはないが、草がひどい。除草剤は使っているのだが、田んぼに高低があり、土が水から出るような所もあり、草が生えてしまう。そういうところは、草が詰まったら、除きながらで、時間がかかる。夕方暗くなるまで、作業して、周りを四周位刈って終わる。
8月4日
ときどき 
稲の収穫は、昔は稲を刈り、藁で縛って吊るして天日乾燥。その後、脱穀して籾を収穫していた。鎌で稲を刈り、腰に結わえた藁で株下を縛った。腰と手の痛くなる、重労働だった。その後、バインダーと云って、稲を刈って縛ってくれる機械ができた。刈った稲は架け干ししたが、重労働から解放されて農家は喜んだはずだ。しかし、それから30年もしないうちに、コンバインだ。稲を刈ると同時に、脱穀して、生籾を収穫する。水分が20%以上もある生籾を、変質させずに、15%位に短時間に乾燥させる、石油を使う乾燥機のおかげだ。刈り取りの日の天候だけ気にすれば、その後は夜のうちに、機械が乾燥してくれる。晴天が続くのを待って、脱穀する必要もない。台風で、架け干ししている稲を飛ばされる心配もない。
乾燥機、様様だ。しかし、機械である。乾燥機が動いている時は、どうしても気になる。夜中に一度くらいは見にゆく。
で、今朝の様に、夜中、起きてしまうと、なんとなく目がさえてしまうこともある。「そうだ、昨晩は、何もしないで、寝ちゃったんだ」と、パソコンの前に座った次第。
今日は、昨日の受託の籾が乾燥完了で、籾すりをする。午後は稲刈りができる天気だったが、機械の故障の修理を頼んであったので、(機械屋も忙しく、なかなか来てくれない。機械も刈って刈れないことはないが、)稲刈りは止めた。
籾貯蔵の片づけ等をやって、明日の準備をする。


稲の収穫は、昔は稲を刈り、藁で縛って吊るして天日乾燥。その後、脱穀して籾を収穫していた。鎌で稲を刈り、腰に結わえた藁で株下を縛った。腰と手の痛くなる、重労働だった。その後、バインダーと云って、稲を刈って縛ってくれる機械ができた。刈った稲は架け干ししたが、重労働から解放されて農家は喜んだはずだ。しかし、それから30年もしないうちに、コンバインだ。稲を刈ると同時に、脱穀して、生籾を収穫する。水分が20%以上もある生籾を、変質させずに、15%位に短時間に乾燥させる、石油を使う乾燥機のおかげだ。刈り取りの日の天候だけ気にすれば、その後は夜のうちに、機械が乾燥してくれる。晴天が続くのを待って、脱穀する必要もない。台風で、架け干ししている稲を飛ばされる心配もない。
乾燥機、様様だ。しかし、機械である。乾燥機が動いている時は、どうしても気になる。夜中に一度くらいは見にゆく。
で、今朝の様に、夜中、起きてしまうと、なんとなく目がさえてしまうこともある。「そうだ、昨晩は、何もしないで、寝ちゃったんだ」と、パソコンの前に座った次第。
今日は、昨日の受託の籾が乾燥完了で、籾すりをする。午後は稲刈りができる天気だったが、機械の故障の修理を頼んであったので、(機械屋も忙しく、なかなか来てくれない。機械も刈って刈れないことはないが、)稲刈りは止めた。
籾貯蔵の片づけ等をやって、明日の準備をする。
9月3日
ときどき 
今日も一日稲刈り。刈り取りから籾すりをして玄米にするまでを、頼まれている作業。高齢化とか機械等が壊れたのをきっかけに、米作りを自分ではやめる家が増えている。
いくつかのやめ方がある。ひとつは、完全に耕作放棄。休耕にしてしまう。年に一、二度草刈りをすれば良いほうで、田んぼは荒れてしまう。
ひとつは、小作。農地を、完全に貸し付けて、管理一切を委託してしまう。そして、小作料をもらう。小作料も、米価の下落から、年々下がり、基盤整備の負担金にも足りないくらいになっている。(私の様に借受者には、金額が低いほうが良いのだが。)
もうひとつは、作業委託。これは、春の田植作業、秋の刈り取り調整作業などを、委託しやってもらう方法。小作と違うのは、田植え後収穫までの、水田の管理(水管理、草刈りなど)は自分でやり、収穫できた米も自分のものになる。各作業について、受託者に作業料を支払う。作業料は農業委員会などが、基準料金の目安を出している。米を販売する場合、委託料を差し引くと、自分の作業料にも満たない金額しか残らないようだ。
この、受託の刈り取り。20a強で三枚の田んぼ。べったり倒伏してしまった田んぼもあり、手間取る。しかし、刈り取りを残してしまっては、もう一日そのためだけにしか仕事ができない。(乾燥機に混ぜて入れれないから) 真っ暗になり、ライトを点けての作業になり、最終的に、乾燥機に火をつけて家に入ったのは、9時近かった。
で、ビールを飲んだら、ばたんきゅう。
今、雨が降っている。2時半位から降り始めた。さきほど、大雨洪水注意報が出た。これからの天気、どうなるのだろう。稲刈りは、あと40a少しを残すだけ。


今日も一日稲刈り。刈り取りから籾すりをして玄米にするまでを、頼まれている作業。高齢化とか機械等が壊れたのをきっかけに、米作りを自分ではやめる家が増えている。
いくつかのやめ方がある。ひとつは、完全に耕作放棄。休耕にしてしまう。年に一、二度草刈りをすれば良いほうで、田んぼは荒れてしまう。
ひとつは、小作。農地を、完全に貸し付けて、管理一切を委託してしまう。そして、小作料をもらう。小作料も、米価の下落から、年々下がり、基盤整備の負担金にも足りないくらいになっている。(私の様に借受者には、金額が低いほうが良いのだが。)
もうひとつは、作業委託。これは、春の田植作業、秋の刈り取り調整作業などを、委託しやってもらう方法。小作と違うのは、田植え後収穫までの、水田の管理(水管理、草刈りなど)は自分でやり、収穫できた米も自分のものになる。各作業について、受託者に作業料を支払う。作業料は農業委員会などが、基準料金の目安を出している。米を販売する場合、委託料を差し引くと、自分の作業料にも満たない金額しか残らないようだ。
この、受託の刈り取り。20a強で三枚の田んぼ。べったり倒伏してしまった田んぼもあり、手間取る。しかし、刈り取りを残してしまっては、もう一日そのためだけにしか仕事ができない。(乾燥機に混ぜて入れれないから) 真っ暗になり、ライトを点けての作業になり、最終的に、乾燥機に火をつけて家に入ったのは、9時近かった。
で、ビールを飲んだら、ばたんきゅう。
今、雨が降っている。2時半位から降り始めた。さきほど、大雨洪水注意報が出た。これからの天気、どうなるのだろう。稲刈りは、あと40a少しを残すだけ。
9月2日
ときどき 
今日も、午前中から作業できる。
といっても、朝は、乾燥の終わった籾を、乾燥機から排出することから始まる。すぐに販売してしまう多くの農家は、籾すり機に通して、籾すりして玄米にしてしまう。もっとも能率的で、世話はない。
我が家の場合、年間を通しての販売だから、そうはいかない。流通業者の様に、大きな保冷庫があれば別だが、せいぜい25俵位しか入らない保冷庫なので、適宜、籾すりをする。(玄米にすると、常温では変質して、味が落ちる。籾貯蔵では、ほとんど変質しない。しかも、籾すり後すぐに、保冷庫に入れるから、年間通して、新米とほとんど変わらなく、食べることができる。)
籾貯蔵の難は、場所を取ること。玄米と違ってもみの場合扱いが大変で、汚いこと。籾すりに使う機械の掃除などの管理に何度も手間がかかること。などだ。
乾燥機から排出した籾を、バネコンベアと云う機械で、籾貯蔵タンクに流し入れる。最後になると、コンベアの出口に籾が詰まらないように、タンクに入り、流れ込む籾を移動しなくてはならない。狭いタンクの中で、身をちぢめて、籾を掻き均す作業はきつい。汗と埃でチクチク、びしょびしょ。
これが終わってから、田んぼに出勤だ。田圃の稲も朝露が落ち、ちょうど刈り時となる。
今日は、昨日の続きと、倒伏している10a弱の田んぼを終わらす。倒伏している稲は、スピードを落としての作業。時間はかかる。


今日も、午前中から作業できる。
といっても、朝は、乾燥の終わった籾を、乾燥機から排出することから始まる。すぐに販売してしまう多くの農家は、籾すり機に通して、籾すりして玄米にしてしまう。もっとも能率的で、世話はない。
我が家の場合、年間を通しての販売だから、そうはいかない。流通業者の様に、大きな保冷庫があれば別だが、せいぜい25俵位しか入らない保冷庫なので、適宜、籾すりをする。(玄米にすると、常温では変質して、味が落ちる。籾貯蔵では、ほとんど変質しない。しかも、籾すり後すぐに、保冷庫に入れるから、年間通して、新米とほとんど変わらなく、食べることができる。)
籾貯蔵の難は、場所を取ること。玄米と違ってもみの場合扱いが大変で、汚いこと。籾すりに使う機械の掃除などの管理に何度も手間がかかること。などだ。
乾燥機から排出した籾を、バネコンベアと云う機械で、籾貯蔵タンクに流し入れる。最後になると、コンベアの出口に籾が詰まらないように、タンクに入り、流れ込む籾を移動しなくてはならない。狭いタンクの中で、身をちぢめて、籾を掻き均す作業はきつい。汗と埃でチクチク、びしょびしょ。
これが終わってから、田んぼに出勤だ。田圃の稲も朝露が落ち、ちょうど刈り時となる。
今日は、昨日の続きと、倒伏している10a弱の田んぼを終わらす。倒伏している稲は、スピードを落としての作業。時間はかかる。
9月1日
ときどき 
今日から9月。月が変わったせいなのだろうか。
久しぶりに、一日安定した天気。昨夜も雨はなかった。午前中から稲刈りができる。昨日に引き続き、基盤整備をした、条件の良い田んぼ。この間の雨で、少々足元はぬかるが、順調に刈れる。思いのほか収量があり、乾燥機を満杯にするだけ収穫したが、、田んぼにはまだ稲が残った。これは嬉しい計算違い。明日に引き継ぎだ。
毎日、天気と稲刈りのことばかり。さぞ退屈と思いますが、農家の毎日はこんなもの。あまり特別なことがないほうが良いのです。稲刈りは、田植えとともに、集中して作業することになるから、なおさらです。もうしばらく、こんな毎日が続きます。


今日から9月。月が変わったせいなのだろうか。
久しぶりに、一日安定した天気。昨夜も雨はなかった。午前中から稲刈りができる。昨日に引き続き、基盤整備をした、条件の良い田んぼ。この間の雨で、少々足元はぬかるが、順調に刈れる。思いのほか収量があり、乾燥機を満杯にするだけ収穫したが、、田んぼにはまだ稲が残った。これは嬉しい計算違い。明日に引き継ぎだ。
毎日、天気と稲刈りのことばかり。さぞ退屈と思いますが、農家の毎日はこんなもの。あまり特別なことがないほうが良いのです。稲刈りは、田植えとともに、集中して作業することになるから、なおさらです。もうしばらく、こんな毎日が続きます。