畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

筆生姜

2010-06-20 18:25:41 | 農作業
6月20日(日)  いちじ 

夜、降った雨は、朝のうちに上がり、薄日が差すこともあったが、終日、どんよりしていて、小雨もある。風が強く、うっとうしい。植え付けた、サツマイモの苗なども、地面に伏してはいても、風に動いている。ナス、トマト、などの結束に行った連れ合い。風痛みの野菜がかわいそうだ、縛っても、強い風に、振り回されていると。

午前中は、サツマイモの植付。全部で、千本ほど植え付ける。
午後は、生姜の定植。
十数年振りで、生姜を栽培することになる。生姜は、種を植え付けてから、発芽するまでに、一月とか、それ以上かかる。その間に、草に繁茂され、うまくいかず、敬遠していた。また、お互い、野菜を融通し合っている友人が、生姜のプロなので、そちらに頼っていた。この間、イモ類などを、トレイで発芽させて、植え付けるようになり、そのやり方が、うまくいき、草対策として、助かっている。それで、生姜も倣うことにした。
若取り用の、筆生姜として、夏のビールのつまみ用に、栽培することにした。少し遅れ気味だが、初の挑戦。来年以降の、実験的栽培だ。

生姜の植付


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廃鶏

2010-06-19 19:44:49 | 農作業
6月19日(土)  のち  いちじ 

昨日からの雨は、暗くなるころから、風も強まり、嵐となった。そんな中、昨晩は、廃鶏のためのニワトリを、コンテナに詰める。ケージ飼いでないから、ニワトリが、動き回っている時は、捕まえるのに骨を折る。だから、暗くなって、鶏達が止まり木に止まってからの作業となる。雨降りで、早く暗くなるからと云っても、夏至も近いこの季節。作業開始は、7時をだいぶまわってからとなる。80羽ほどを捕まえ、コンテナに入れる。
かわいそうだが、ペットとして、飼っているわけではない。経済活動だから、仕様がない。夏過ぎから、卵をうみ始める、3月に導入した雛が、もう育ち、育雛舎では手狭になっている。産卵鶏の入れ替えは、必要なこと。
今日は、雨を心配していたが、朝食ころより、小雨になり、しだいに止んでくれた。鶏達を運び、解体業者が、引き取りに来るまで、露天に置かなければならない。降雨は鶏達にかわいそうだ。
運搬後は、荷台が汚れているので、洗車。本当に、久しぶりで、少しきれいになった、軽トラック。

昼食後は、畑。サツマイモの植付。仮植分も含め、600本ほどを植え付ける。

サツマイモ


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禁酒日

2010-06-18 18:57:18 | 暮らし
6月18日(金)  のち 

午前中は、薄日も射すような曇り。
病院の予約は、11時過ぎだから、少し仕事をしてと、家の周りの片づけ。サツマイモの苗取り。一時間ほどやったが、薄日の射すハウスの中の作業。汗で、びしょびしょになる。このままではとても、と、シャワーを浴びる。
今回の胃カメラは、診察日から、二日目。たまたま、キャンセルか何かで、空いていたんだろうとのこと。本来、予約は、二ヶ月くらい先になるという。で、今日も非常に順調。少し、早めに、受付に。ゆっくりと、読書をしようと、ページを開くが、読み始める間もなく、検査室に通される。待たされることなく、スピーディーに進む。
確か、この5年ほどの間で、3回目になると思う。最初は、市の健診で、バリウムを飲み、要検査との、指摘を受け、軽い胃炎があることを確認していた。昨年の検査でも、びらん性胃炎と、診断されていた。
今回は、以前より、長い時間で、胃炎の部分の、生検。スコープの空洞の中に細いパイプのようなものを入れ、トカゲが、口を開けて虫を食うように、炎症部分を、パクリ。看護師が、「入りました」。切り取れたということだろう。かみつかれたように、映像には映っているが、痛みも何もない。蚊に刺されたほどの、感覚もない。
こんな生検を、三か所。組織の、顕微鏡検査の結果は、後日になる。生検当日の注意の説明を受け、会計を済ませて、帰宅は、一時前。とんとん拍子と云う感じで、終わった。
ただ、残念なことは、今夜は、アルコール禁止。めったにない、禁酒日になった。

午後は、雨も本降りになってきたので、少し休んで、遅めの、昼食。
苗取りと、ハウス内の草取りと、軽作業で済ます。
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2010-06-17 21:45:34 | 暮らし
6月17日(木)  ときどき 

真夏のように蒸し暑い一日。
一日、畑仕事。明日からは、週間予報で、傘マークのない日はない。ずっと雨と云う事。
マルチを撤去し、トラクターのロータリー耕。出来る限り、現在、栽培していない所を耕し、育っている草を、処理しておく。今の時期、5日も、雨が降ったりして、放っておくと、草は、倍々のスピードで、伸び、後での処理が大変になる。連れ合いは、友人を助っ人に頼み、ジャガイモ掘り。

七十二候。昨日だった。
梅子黄(うめのみきなり) 梅の実が色づき始めるころ
まさしく、暦通りだ。梅干を漬けるにちょうどよく、梅の実が熟してきた。我が家では、昔ながらの漬け方で、梅干を漬けている。今、販売されている梅干は、殆ど、減塩とか、様々な調味料を使い、いわゆる、食べやすく、(万人好に)、甘く作られている。梅干ではない。梅加工食品になっている。
そんな訳で、我が家の、本物の「梅干」は、好評である。庭の梅の実を取り、連れ合いは、梅漬けの準備。我が家が、こうして、梅干を作っているのを知る、近所からも、10kgもの差し入れがあったという。連れ合い、朝と、夜なべ仕事、あるいは、雨仕事。なかなか、ぼけーっとは、さしてもらえない
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定期点検

2010-06-16 20:34:18 | 暮らし
6月16日(水)  のち 

午前中、病院。
どこか具合が悪いわけではない。定期点検である。車でいえば、6か月点検。
2005年の暮の、リンパ腫騒動以来、少しは、自分の健康に関心を持つようになった。とにかく、初めて、「入院です」と云われたし、なにやかやと、検査を受けた。結局、リンパ腫でなかったが、原因ははっきりしなかったが、何らかのウイルスに感染し、リンパ節が、肥大しただけだったと、思う。
「抗癌剤治療で、5年生存率は、80%です。」と、ある意味、端的に言われた時は、「ああ、そうか」と、思ったが、しばらくしてからは、かなりの、ショックだったようだ。
が、これを機会に、自分の状態を知り、客観的に、見てみようと、切り替えた。
リンパ腫は陰性の結果がでた後、私を、初めて、入院させてくれた、総合診療科の、医師の予約を取った。
以後、約半年置きごとに、定期点検と、何らかの検査を、受けることにしてきた。今年は、もう、5年目になる。担当してくれる医師も、3人目である。前の医師は、四月に、移動し、今日は、3代目の医師との、初対面。
引き継いでくれるとのことであったが、とりあえずは、今までの経過と、今後の希望を話し、「よろしく、お願いします。」
が、パタパタと、進み、18日には、胃カメラを飲むことになる。

その後、農協等の雑用を済ませ、少し出荷を手伝い、午後は畑。
ヤマイモのネットを張り終え、植付も終わらす。畝が余ってしまったので、くずヤマイモを拾って、畝をうめることとする。

ヤマイモの植付


こんなに蔓の伸びた芋を植える
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宮薙

2010-06-15 18:44:27 | 暮らし
6月15日(火)  ときどき 

集落の行事の「宮薙」。神社の草刈、清掃など。昔から、この地域の決まりの日で、今でも、日曜日などには、変更しない。6月15日と決まっている。この時期を逃して、草をそのままにしておくと、伸びすぎて、作業がきつくなる。梅雨時の今、ある程度伸びた草を刈ると、以後の管理が楽になる。また、この時期、閉め切った建物などを開放し、空気の入れ替えをすることも、生活の知恵だ。
今では、刈払機を持つ人は、持ってくるから、鎌で、人力草刈の時に比べると、早く終わる。だから、ついでにと、お寺や、墓地の草刈も、この日にやってしまおうと、各寺院の、檀家は、午後、寺へと作業を移動する。
連れ合い達、主婦グループは、集会場の、大掃除だ。過っては、各世帯一人と云うような、了解があったようだが、最近は、連れ合い達世代の役割のようになってしまい、年寄、若手の参加がなく、今日は、3人だけだった、と、ぼやいていた。

と、まあこんな一日で、農村社会の慣習と、その崩壊の交差したような時だった。
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田回

2010-06-14 19:02:52 | 農作業
6月14日(月) 

夜のうちから、降り始めたようだが、たいした雨量ではない。水溜りもあまり出来ていない。この分だと、田んぼに溜まるほどは、降らないのかと、少々、がっかり。
でも、雨降りだと、気持ちが、のんびりの感じ。朝は、ゆっくりと過ごす。が、雨が降っても、母の洗濯ものは同じ。タオルケット、シーツ、防水パットの三点セットと、パジャマの洗濯から始まる。どうせ、乾かないのだけれど、居間の窓際につるす。
そんな延長から、午前中は、外仕事は、ほとんどせず、事務処理。ついでに、と、7月の高知旅行の宿泊の予約などを、インターネットで調べ、予約する。
作業場に、米の精米などで、ちょくちょく行くが、雨の降りは、結構の量だ、ちょこっと歩くだけでも、傘を差そうと、思うほどだ。この様子だと、田んぼの水も、一杯になるかなと、期待する。
午後は、少しは、畑にと合羽を着る。ヤマイモのコンテナを車に積み、出かける。伸びているものは、蔓が、50㎝を超している。傷めないように、注意しながら、ネットの脇に植え付ける。雨足は、強くなり、長靴で、踏みつけた後には、水がたまるほどになる。二時間ほどの、植付作業の後、田んぼ回り。
好き雨かな。一面、土が出ていた田んぼも、たっぷりの水。大きな土手の所は、水手から、水が流れ出しているほどだった。
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アーチ ネット張

2010-06-13 20:52:41 | 農作業
6月13日(日)  いちじ 

ヤマイモ用の、蔓を這わすネットを張る。トマトなどと同じアーチを立て、直管で結び、倒れないように補強する。マイカ線と云う丈夫なひもを強く張り、キュウリネットを張り、ずれないように、ひもをパイプに縛る。
今日は、風が強く、ネットがはためきやりにくかった。四張り作ったが、二張りはできなかった。今夜から、雨になるというので、畝立マルチと、中耕除草を優先させた。
しばらくは、ぐずついた天気が続くというから、雨中の作業。植付などは、すぐに活着してくれるだろう。

何本ものマルチ畝


アーチネット
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ホトトギス

2010-06-12 19:38:41 | 暮らし
6月12日(土)  ときどき 

一日畑仕事。
ヤマイモ、サツマイモを植え付ける、畝立、マルチ張り。
ヤマイモのネット張の準備。

最近、朝早くに、目が覚めることが多い。外はまだ真っ暗か、薄明るくなりかけたころに。時間は、3時過ぎとか、4時ころとかだ。
鳥の鳴き声に起こされるのか、目が覚めて、鳥の囀りが聞こえるのか、どちらか分からない。一番早くから、大きな声で囀るのは、ホトトギス。
『キョッキョ キョッキョ キョキャキョク』
『トッキョ キョキャキョク』
まだ真っ暗なのに、鳴いている。時計を見た。まだ3時を少し回ったばかりだった。日の出は、4時20何分ころだから、まだ一時間以上も前だ。遠くで鳴いてくれる分には良いが、窓のすぐ外の、庭木で、鳴かれた分には、最高の目覚まし時計である。しばらくは、ホトトギスの、独壇場だ。
ウグイスが、囀り始めるのは、仄明るくなったころ。4時少し前ころからだ。一羽のウグイスが、鳴きはじめると、あちこちで、喉を競い合うように、囀りの輪唱だ。聞こえてくる方向から推測するに、多い時は、5羽くらいが、我こそ美声と、主張し合う。数が多いから、窓のすぐそばに、陣取る奴もいる。いくら美声と云っても、早朝の耳元では、「奴」である。ほとんど毎日だから、贅沢に、騒音と云ってもよい。
ウグイスと、ホトトギスと、共存しながら、朝の合唱は続く。日の出のころからは、ウグイスの独唱に近くなる。ホトトギスは、ウグイスが育ててくれている、我が子を確認して、山に戻って行くのだろうか。
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完了

2010-06-11 18:46:27 | 農作業
6月11日(金)  いちじ 

朝から、一時間ほどの作業で、型枠は完成。生コン屋に問い合わせをしてもらったら、10時ころには、運べるとのこと。すぐ、依頼して、10時過ぎから、コンクリート打ち。基礎の上場を、鏝でならし終えたのは、12時を少し回ってしまったが、午前中仕事で終えて、好かった。これで、今回の工事は終わりにする。枠の外しは、適当にやることにする。
後は、柱を立てる大工仕事。暇を見つけて、少しずつやることになる。
午後は、だいぶ遅れてしまった畑に。
ヤマイモ用の畝立マルチ。
母が、ショートステイから帰るので、4時前には、帰路に付かざるを得なく、たいしてできなかった。

七十二候
腐草為螢(ふそうほたるとなる) 腐った草の間から、ホタルが現れ始めるころ
そういえば、最近、再び、ホタルがあちこちで、見れるようになってきた。
水田に使用する農薬が、対象とする薬効以外の副作用を、少なくするように研究開発されたためか、あるいは、ホタルや、ホタルの餌になるものが、農薬に対して、耐性が作られたためなのか。
ホタルが見れるのは良いことなのだが、喜んでよいことなのか、どうなのかは、判らない。
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