畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

寝坊

2013-05-11 18:36:29 | 農作業

5月11日(土)  

降らないうちに取りに行ってくる、の、連れ合いの声を聞いて、返事をする。5時過ぎくらいだったろう。自分も起きてと思ったのだが、そのまま眠ったようだ。帰ってきたらしいのもわかったが、布団から出ることはなかった。犬たちの散歩も済ませ、家に入った連れ合い、「パンがあるから、それを食べるよ。」 食事の支度をしていないから、そう云った。それでも、布団から出なかった。

結局、8時をだいぶまわってから、起床。何か知らないが、気持ちが入らない。けだるいような気持ちだ。外は雨。連れ合い曰く。5時半過ぎ頃から、降ってきた。半分は合羽を着て菜っ葉を取る羽目になった。低気圧の接近で、こんな気分なのかなあと、気象のせいにして、「今日は、出荷を手伝うよ。」

結果として、私が出荷を手伝ってよかった、事件が起きたのは昼過ぎ。ゆっくりと昼休みをして、2時近くに外に出る。しばらく他のことをしていると。「大変なことをしてしまった。荷物を作るの、三人分忘れていた。」 聞くと、三人のお客さんを出荷表に記入するのを忘れて、そのまま作業していたとのこと。あわてて、野菜の量り直し。多めにあったものは良いが、包んだ野菜をもう一度広げて、分け直したり、3人分を作り足す。なにやかやで、4時ころまで、出荷作業をすることになった。

その後、一時間ほど、田んぼに出る。除草機を引いて、田んぼを歩く。雨の中、風も強まり、合羽を着ていてもびっしょりになって、上がってきた。

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雨待

2013-05-10 18:25:18 | 農作業

5月10日(金)   のち 

母を送り出すので、結局、野良に出るのは午後になる。午前中の一時間ほどは、鶏ふんの袋詰や、ハウス、苗床の水やりなど。

午後、昨日の続きで、4畝完成させる。とりあえず、これで、急ぐ苗は何時でも植えることが出来る状態を作った。

夕方には、雨がパラパラしてきたが、これは、こぼれ雨程度で、降るには至らない。明日は雨になりそうで、これは恵の雨になりそうだ。前回の雨から、一週間降っていない。その上、風が強かったので、田んぼの水も減るのが早い。水持ちが悪く、しかも、水の不自由な、高い所にある田んぼなど、田面が大きく割れている。小さな田んぼなので、これ一枚の為に、煩わしいから、放ってある。大きい田んぼなら、何がなんでも、水を入れる手間は惜しまないだろうが。4,5日おきくらいに一雨、位が理想だが、そうはうまくいってくれない。極端な、自然災害でないのだから、我慢。

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日記

2013-05-09 19:26:11 | 農作業

5月9日(木)  

花畑。畝立、マルチ張り。夏野菜は、幅の広い畝になるし、畝幅も違うので、準備が大変。肥料も多く使うので、一階では運べない。機械や、農具を運んで置き、帰って来てから、肥料の準備。鶏ふんは、鶏舎の床から、袋に入れる所から始まる。結局、午前中は、作業はできない。午後も、機械の畝幅の変更から始める。途中で、再び、畝幅の変更。この作業だけでも、小一時間かかる。6時のチャイムが鳴るまでに、4畝完成させる。

大きな、赤い夕陽が、稜線に近ずくのを、追いかけるように家に向う。今日までは、母の夕飯を作るため、6時過ぎには帰ることになる。というか、これからは、あまり遅くまで、無理をしないように、早め早めに片づけるようにしてゆくつもりだ。

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苗床

2013-05-08 19:12:40 | 農作業

5月8日(水) 

だいぶ遅れて、サツマイモの苗床作り。昨年も作ったトンネルを利用する。覆土用の土を一度取りだす。電熱線を敷設し、床土を均す。貯蔵から掘りだして、種芋として使えそうなものを選り分けておいたが、その中から、再度選別する。芽を出しそうな腐敗していない物、腐敗の少ないものを選び、床土の上に並べる。覆土して、肥料を振り、籾殻でマルチする。たっぷりと散水して、POフィルムを被覆トンネルにする。よると、曇天、雨天には、加温して、早めに苗が伸びるようにせざるを得ないだろう。

田回、水入れ。晴天が続きすぎだ。水がないところが増えてきた。

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インゲン

2013-05-07 19:05:29 | 農作業

5月7日(火)  

気持ちの良い晴天だが、空気は冷たい。その上、北風が強く吹く。その吹き方も、ちょっと変わっている。強い風の上に、ときどき、ビュービューと突風が起こる。そんな一日だった。昨日は、南風が強く、今日は北風。どっちに身体を合わせればよいのか、迷っている。

でも、ハウス内の作業を予定していたので、この気象には左右されずに済んだ。ハウス内にインゲンを植え付ける。水稲の苗作りの後なので、まずは耕起から。小型管理機を選んだので、時間がかかる。水分を含んだ状態で、踏み固められ、それが乾燥したので、がちがちになっている。小型管理機がピョンピョンと飛び跳ねるほどに固まっている。時間をかけて耕したのち、植え溝を作り、それに合わせて、ネットを張る。苗を定植し、株下に散水チューブを這わせる。さらに、銀黒マルチを張る。草を抑え、保水をし、その上、地温の高熱化を防ぎ、アブラムシを忌避するための、銀黒マルチ。マルチの下の、散水チューブで、自動的に、株下に水やりが出来る。資材は使うが、その後の管理が楽になる。

    

空いた場所に、菜っ葉類の種もまいて、水をかけ、太陽シートをかける。発芽を早めるために。

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順番待

2013-05-06 18:18:02 | 農作業

5月6日(月)   ときどき 

畑作業を本格的に始める。まず、花畑。今年の夏野菜のメインになる畑だ。だから、三分の二ほどが、空いている。すでに、冬野菜を鋤きこみ、耕してある。草はそれほど育っていない。というより、夏草が、ちょうど芽を出し始め、うっすらと緑がかっている所もあるような状態だ。一度耕すだけで、きれいになり、次の作業に入れそうだ。

午後は、短い所に、レタス用の畝を作る。背に、マルチ張り。小型管理機で、人力マルチ張り。南風がかなり強く吹き、鶏ふんを散布するのに一苦労。強風時の作業は、マルチフィルムもあおられるし、大変だった。が、順番待ちの作業がズラリと舞っている今、強風を理由に、延ばす訳にはいかない。能率は悪いが、なんとかやってしまう。

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酔っ払い

2013-05-06 07:27:06 | 暮らし

5月5日(日) 

少々、昨日の疲れを引きずりながら、起床。午前中は、後半田植の田んぼの、除草剤散布。

午後は、農家組合の集まり。早苗饗。中締めの自由解散後も、何人かで、飲み続け、暗くなる頃に、おおいな千鳥足で帰る。完全な酔っ払いである。夜中の1時過ぎに目が覚めて、ああ、布団の中に、寝ていて、よかった、と、水を飲みに起きる。

 

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法事

2013-05-06 06:23:37 | 暮らし

5月4日(土) ()  6日記

4時半頃、起床。もう明るい。コーヒーを飲みながら、新聞に一通り目を通し、5時過ぎに、バス停に送ってもらう。連休中とあって、首都高速の早朝ラッシュはなく、定刻に東京駅到着。余裕を見ておいたので、あまりすぎる時間。たっぷり一時間以上して、新幹線の席に座る。浦佐には、妹が迎えに来てくれて、二年振りに会う。法事の時間までは、妹の家で、少し休ませてもらう。

法事はほとんど、初めて会うといった感じの人たち。かすかに記憶の奥に、ぼんやりと残っているような顔もあるにはあるが。当然だろう。育った家を処分して、両親を連れてきてから、すでに30年。当時挨拶した人たちも、代が変わって、その息子たちが継いでいるとなれば、記憶は、40~50年前にさかのぼり、若い、というか、子供時代の幼顔。分からないのが当たり前だ。

法要、精進落としと、約3時間。昔のことや、今の暮らしのことを話題に、話を咲かせ、帰る身であるから、控えめにお酒を頂き、わかれの時間を迎える。再びの再開はあるのかないのか、我が一族の人たちが乗るマイクロバスを後にする。

帰りも、妹の車で送ってもらい、新幹線の席に座る。高い山は真っ白に、低山もあちこちに白い帯を巻いている。周りもあちこちに、日陰雪を残している。雪消えが遅かったせいで、ようやく始まったばかりの、魚沼の田んぼの準備。そんな、生まれ故郷の6時間の滞在をあとにして、東京へと走り始める。

連れ合いに、バス停まで来てもらい、9時前に、帰宅。無事、一段落。

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2013-05-03 18:00:36 | 農作業

5月3日(金)  ときどき 

午前中は、田んぼ。前半に植えた田んぼに、除草剤を散布する。

午後は、秀畑。トウモロコシを植え付ける畝作り。ソラマメと、ジャガイモに挟まれた、空いている所が、スペース的にちょうどよいから、耕してと、頼まれていた。幅が6mくらいと狭いので、小型管理機で、済ます。ただ、草がある程度生育しているので、小型の機械だは、何回か耕さないと、草の処理が出来ない。大きめの草だけは、取ってから耕すが、都合3回耕起して、ようやく、トラクターで耕すほどになる。その後、管理機の車輪後を植え溝とする畝を作っておく。トウモロコシは、肥料はやらないで植え付ける。植付後、活着してしばらくして、株間に鶏ふんを振り、中耕、土寄せをする。

少し早いが、上がって、明日の準備。めったに出かけないので、遠出となると、何か落ち着かない。明日は、5時出発だ。

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種芋

2013-05-02 18:03:45 | 農作業

5月2日(木)  いちじ  いちじ 

明け方から、再び雨が降る。真っ暗い中、雨音が聞こえる。雨音を聞きながら、少しゆっくり横になっている。完全に雨が上がるのは、9時近かった。今日も寒い。田植の終わった気の緩みもあって、さあ! やるぞ、という気持ちが、なかなかわいてこない。気温の低い時の方が楽だからと、ハウス内の作業を選ぶ。出荷用のコメを精米しながら、片づけ。苗代用の資材を全て整理して、格納する。完全に野菜モードに切り替わる。

夕方、時間が余ったので、掘り上げてきた、貯蔵サツマイモの整理。あまり期待していなかったので、今までそのままにしておいてしまった。調べてみると、腐っていないイモがある程度はある。三品種しか残らなかったが、それぞれに、苗を作れるくらいは、残っている。種を切らさずに済んで、一安心。特に、一般的に作られていない品種が残ってくれたのはよかった。多く作られている、ベニアズマなどは、少しだけ購入すればよい。

さあ、いよいよ待ってはくれない、季節に突入した。

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